
急な来客があっても安心!時短で出来るおもてなし料理8選
ママ友、夫の同僚など急な来客があった時に何も準備していなくて困ってしまったことはありませんか?事前にわかっていれば手厚くおもてなしすることができますが、時短ですぐに出来るおもてなし料理もあります。今回は、8つのおもてなし料理についてご紹介します。これで今後急な来客があっても安心してもてなすことが出来るでしょう。
時短で出来るおもてなし料理のポイント
時短でおもてなし料理を作るには、少ない食材を使って出来るもの、簡単に作れるもの、見た目が良く美味しいものである必要があります。
少ない食材を使って出来るもの
急な来客があったら、買い出しに行っている暇はありません。そのため、家にある食材を使うことになります。必要最小限の少ない食材だけでも十分料理として成り立つものである必要があるのです。
手間をかけずに作れるもの
簡単に作れるものであることも大切です。あまり待たせずにすぐに食べてもらえるように、簡単に作れるものが良いでしょう。時間をかけず、手間もかからないようなものが理想です。
見た目が良く美味しいもの
せっかく味は良いのに見た目があまり良くないと残念ですよね。豪華とまではいかなくても、テーブルを少し華やかにしてくれるような見た目の良い料理である必要があります。
これら3つのポイントをふまえたうえで、見栄えのする料理8選をご紹介します。
簡単に見栄えのする料理8選
簡単に見栄えのする料理8選は、エスカルゴ風マッシュルーム、トマトのブルスケッタ、ニース風サラダ、スパニッシュオムレツ、鶏肉のパン粉焼き、タラのポワレ、ローストビーフのカルパッチョ、アクアパッツァです。
いずれも、10分から30分程度で作ることができるものばかり。
エスカルゴ風マッシュルーム
マッシュルームは8個、バター少々、にんにく1片とパセリを一つまみ用意します。にんにくとパセリはみじん切りにしておきましょう。マッシュルームは軸を取り除いておきます。
小さめのボウルに、室温に戻したバターを入れにんにくとパセリも加え混ぜます。
オーブントースターの中にマッシュルームのカサの部分が下になるように入れ、バターとにんにく、パセリをマッシュルームに乗せて5分ほど熱したら完成です。
簡単ですが、バターとにんにくの良い香り、パセリの風味と彩りもアクセントになりサイドメニューとしてもおつまみとしても最適な一品。
トマトのブルスケッタ
バゲット1/2本、トマト3個、塩コショウ少々、粉チーズ(パルメザンチーズ)少々、にんにく1片(みじん切り)、ナッツ少々(みじん切り)、バジル一つまみ、オリーブオイル50ml、はちみつ少々を用意しましょう。
トマトは、ヘタがあるほうの反対側(おしりの方)に十字の切り込みを入れてから熱湯に10秒つけてすぐ冷水につけます。そうすると、簡単に皮をむくことができます。
1cmサイズに切り、水気を切ったらボウルに入れてバゲットとはちみつ以外の材料を全て入れます。
オリーブオイルを入れた時に、水分と馴染むようによく混ぜ合わせましょう。味見をしてちょうど良い味になるよう、はちみつを少々加えます。
最後にバゲットを焼いたらその上に作ったソースをかけて完成です。トマトの鮮やかな赤がキツネ色のバゲットに映えるおしゃれな一品。
ニース風サラダ
レタス1/2玉、トマト1個、じゃがいも2個、卵(ゆで卵)2個、ツナ1缶、オリーブの実8個、オリーブオイル少々、白ワインビネガー少々、アンチョビ数切れ、にんにく1/2片、塩コショウ少々を用意します。
卵が隠れるくらいの水を鍋に入れ、塩一つまみと卵を入れて火をつけ時々転がします。沸騰したら火を弱めて中火にし、5分後卵を取り出し冷水に入れて冷ましましょう。粗熱が取れたら皮をむいて、食べやすいサイズにカットします。
じゃがいもは、竹串が通るくらいになるまで電子レンジで温めます。皮が付いたままの状態でビニール袋に入れてそのまま加熱しましょう。
柔らかくなったら、冷ましてから皮をむいて一口サイズにカット。葉野菜は冷水で洗い水気を切ったらお皿に盛りつけます。
ミニトマトは半分に切ってお皿に盛り、じゃがいも、オリーブ、ツナ、卵も乗せます。
オリーブオイルと白ワインビネガー、アンチョビ、にんにく、塩コショウを合わせてよく混ぜたら最後にサラダの上からかけて完成。カラフルな見た目で楽しませてくれる、ヘルシーなサラダの出来上がりです。
スパニッシュオムレツ
じゃがいも2個、卵4個、玉ねぎ1/4個、ベーコン2・3枚、オリーブオイルとバター、塩コショウ少々を用意します。じゃがいもと玉ねぎは薄く切り、ベーコンも短冊切りに。
フライパンにオリーブオイルを入れ温めたらじゃがいもと玉ねぎ、ベーコンを加え炒めます。
塩コショウで味付けしたら、卵を溶いてその中に炒めたものを混ぜましょう。フライパンにバターを入れ、卵と混ぜた炒めものを流して焼いていきます。
フライパンよりもサイズの大きな皿を使ってフタをし、ひっくり返したら完成。
シンプルですがボリューム満点で美味しい一品。中にチーズを入れても良いですし、トッピングとして上からチーズをまぶしても良いでしょう。
鶏肉のパン粉焼き
鶏むね肉250g、パン粉30g、酒大さじ1杯、マヨネーズ大さじ1杯、オリーブオイル大さじ3杯、塩コショウ少々、にんにく1片、レタス適量、ミニトマト数個を用意します。
鶏肉は、一口サイズになるべく薄めに切ってビニール袋に入れます。
塩コショウ、酒、マヨネーズをビニール袋に入れ、しっかりもみ込みましょう。パン粉も加えて、全体的になじむまでさらにもみ込みます。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、良い香りがしてきたら鶏肉を入れていきます。フタをして、やや強めの火で2分ほど焼いて焦げ目がついたらひっくり返します。
再度フタをして2分ほど焼いたら、もう一度ひっくり返してフタを外して1分熱しましょう。
最後に、レタスとミニトマトをお皿に盛りつけて鶏肉を乗せたら食べ応えのある1品が完成です。
タラのポワレ
タラ2切れ、じゃがいも1個、キャベツ1/4玉、しめじ1/2パック、スナップエンドウ2さや、レモン2枚(薄くスライスしたもの)、にんにく1片、酒大さじ3杯、コンソメ小さじ1杯、オリーブオイル小さじ1杯、バター適量、塩コショウ少々を用意します。
タラは、塩コショウを軽く振りキャベツは一口サイズにカット。じゃがいもは皮が付いたままの状態で一口サイズに切っておきましょう。しめじは根元を切り、ほぐしておきます。スナップエンドウは下茹でしておきます。
オリーブオイル、みじん切りのにんにくをフライパンに入れ、にんにくの良い香りがしてきたらじゃがいもとキャベツも加え2分ほど炒めます。
その上にタラを乗せ、しめじも加えて酒とコンソメを全体にかけながらフタをして5分中火で煮込みます。5分後火を止めバターを加えて再度フタをし、3分置いておきましょう。
3分後、お皿に盛りつけて最後にレモンとスナップエンドウを添えたら完成。香り高いポワレの出来上がり。
ローストビーフのカルパッチョ
牛もも肉をブロックで250g、塩少々、トマト3・4個、ベビーリーフ数枚、ルッコラ適量、オリーブオイル少々を用意しましょう。
室温で置いておいた牛肉に数か所フォークで穴を開けます。塩をまぶし、フライパンにオリーブオイルをひいて中火で肉を焼きます。
焼き色がつくくらいに全部の面を1分ほど焼いたら火を止めて取り出しましょう。
アルミホイルで包んだらそのまま30分ほど寝かせておきます。30分後、肉は薄切りにして皿に並べトマトやベビーリーフ、ルッコラも盛りつけてオリーブオイルを最後にかけたら完成。和風ドレッシングをかけても良いでしょう。
寝かせて置く時間が少しかかりますが、作り方はとても簡単です。手間がかからないのに豪華な一品としておもてなし料理にもってこいですね。
アクアパッツァ
鯛1尾、ミニトマト1パック、あさり150g、にんにく1片、オリーブオイルとパセリ少々、白ワイン65ml用意します。
鯛はウロコと内臓を取り除いた状態、あさりは砂抜きした状態のものを使います。パセリは細かく刻んでおきましょう。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくも加えて温めます。
温まったら、鯛とミニトマトを入れ、白ワインを加えてからフタをして5分蒸し焼きに。
5分後あさりも入れ、再度フタをしてそのまま数分蒸します。
数分後フタを外し、鯛に煮汁をかけながら火を弱めさらに5分煮ます。最後にパセリをかけたら完成。見た目も華やかでおしゃれなおもてなし料理の出来上がりです。
あると使える!おすすめの具材
あると色々な料理に使えるおすすめの具材は、野菜や魚、肉、卵などです。
野菜
野菜であればトマトやじゃがいも、マッシュルーム、玉ねぎがあるとバリエーションある料理ができます。特にトマトはそのままでも食べられますし、煮たり焼いたりと色々な使い方ができます。
じゃがいもも、電子レンジだけでも十分調理できるのであると便利な具材です。
また、葉野菜の場合はレタス、ベビーリーフがあると簡単なサラダもすぐに作ることができます。
魚
魚はタラなど白身魚があると便利。アクアパッツァのようなメイン料理としても使えますし、ソテーやポワレ、ムニエルなどとしても使えます。また、アンチョビやツナなどの缶詰もメイン料理の具材や付け合わせに役立ちます。
缶詰は長期保存も効くので普段からストックしておきたいですね。
肉
肉は、牛肉であればローストビーフのようなおもてなし料理が作れるので便利。鶏肉もローストしたり蒸したりしてサラダに使うこともできますし、揚げたり茹でたりすることで様々な料理が作れます。
卵
卵はスパニッシュオムレツのようなメインとしても使えますが、炒めものに使ったり茹でてサラダに使ったりとどんな料理にも使うことができます。
お手軽テーブルセッティングのポイント
おもてなしにはテーブルセッティングも大切。ほんの少し工夫するだけで、食卓も明るくなり一気に豪華になります。
入念な準備をしなくても、お皿の色やグラスの色に気を付けたり箸置きやコースター、ランチョンマットを用意したりするだけで良いのです。
全体的なバランスを見て、料理を引き立ててくれるような食卓にしましょう。
お皿の色
お皿の色は、白がもっとも定番の色。
食材を引き立てる色になりますが、赤やピンク、オレンジなどの暖色は食欲を増進させる色。葉野菜など、緑色の食材を鮮やかに見せてくれます。
グリーンやブルーなど涼しげな寒色は、卵やトマトなど明るい色を引き立ててフレッシュな印象に。お皿の色は、食材の色と対照的になるような色を選ぶと良いでしょう。
グラスの色
グラスは色が透明なものが多いですが、色付きのものもあります。お皿同様、暖色系の色合いのものは食欲を増進させ寒色系の色合いのものはフレッシュな印象になります。
グラスの色は、お皿となるべく同じ色のものを選びましょう。
色合いをそろえることで、統一感が出て綺麗にまとまって見えるからです。全く同じ色でなくても、同じ系統の色を選ぶと良いでしょう。
箸置き
箸置きがあるだけでおもてなしの雰囲気が高まります。
箸置きの場合は、お皿やグラスの色と同じでなくてもアクセントとして使えるのであえて対照的な色を選んでみるのも良いでしょう。
コースター
グラスの下にはコースターをセッティングしましょう。
コースターがあるだけでおもてなしの雰囲気が高まりますが、単に見た目だけが良くなるわけではありません。コースターは飲み物の水滴が垂れるのを防ぐ役割もあるのです。
テーブルも汚れにくく、使う人も不快な思いをしないで済むためワイングラスやシャンパングラスでない場合は必ず使うようにしましょう。また、デザートにグラスを使った場合にもコースターを添えるとよりおしゃれな印象になります。
ランチョンマット
ランチョンマットがあると、さらに食卓はにぎやかになります。
色や柄は、お皿やその他小物との全体的なバランスを見て決めると良いでしょう。お皿が全体的に白っぽい色合いでシンプルであれば、ランチョンマットは明るい色や柄の入った派手なものが良いでしょう。
逆に、お皿やその他小物が色合いが華やかで目立つ場合はランチョンマットはなるべくシンプルなものを。
急な来客があっても時短料理でもてなそう
今回は、手間をかけずに簡単に作れるおもてなし時短料理8選についてご紹介しました。急な来客があった時に上手くおもてなし出来ないと残念な気持ちになってしまいますよね。でも、時短料理を覚えておけばいざという時でも安心です。必要最小限の時間と手間でしっかりとおもてなし出来るのでぜひ参考にしてください。