
都内から車で行く桜の名所!絶好のドライブスポットを紹介
春といえばお花見。この季節の桜の美しさは、日本が世界に誇れるものの一つですよね。
都内でもあらゆる場所で桜が見れますが、どうせ見るなら名所と呼ばれるスポットで楽しみたいものです。
今回は都内を中心としたメジャーなスポットや、都内からドライブで行きやすい桜の名所をまとめてみました。
家族や友人との穏やかなひと時を過ごす為にどうぞお役立てください。
都内のオススメお花見スポット
上野恩賜公園
上野駅各線から徒歩2分、車なら首都高速1号上の線上野出口からすぐ。
100台まで停められる駐車場が完備された上野恩賜公園なら、自動車でも電車でもアクセスはばっちりですね。
こちらは江戸時代から続く歴史ある桜の名所。お祭りさながらに出店が立ち並び、たくさんの人でにぎわう様子がテレビでもお馴染みですね。
夜には800個のぼんぼりが彩り、なんとも雅な雰囲気に。
ただ駐車場の入庫が夜19:30までになっているので、夜桜を楽しみたい方はその点に注意が必要ですね。
園内にはカフェやレストランなども充実しており、動物園も近くにあるので家族で来るに持ってこいです。
新宿御苑
明治39年に元は皇室の庭園として作られた新宿御苑。開放的な景観の風景式庭園・左右対称に美しく整えられた整形式庭園・池を中心に四季折々の彩りを望める日本庭園と、桜の季節でなくても様々な景観で来た人たちを迎えてくれます。
3月25日~4月24日までは特別開園期間で休みなく開園しているので、いつでも足を運ぶことができますね。
また新宿御苑には秋や冬に咲く、ジュウガツザクラ、コブクザクラといった品種の桜も植えられていて、春でなくても桜を楽しむことができます。
美しい庭園にしても、植えられている桜にしても、新宿御苑はいつ来ても楽しめるように作られているのですね。
東京ミッドタウン
2007年に旧防衛庁跡地に建設された大規模複合施設、東京ミッドタウン。
ガーデンエリアには緑地地帯が広がっており、都会の喧騒を忘れて四季折々の自然と触れ合うことができます。
ガーデンテラスに面したさくら通りは春になると、150本の桜が立ち並びトンネルを作る圧巻の景観を披露。
中には旧防衛庁時代のものも含まれているというのも、ノスタルジーをかきたてますね。
桜が咲く期間限定で、屋外のカフェラウンジ「シャンドン ブロッサム ラウンジ」も開かれます。
リッツカールトンが提供する料理に舌鼓を打ちながら優雅なお花見を楽しむ事ができます。
また屋内のレストランからでも桜は楽しむことができます。
ライトアップされた夜桜を見ながら、ご主人としっぽりとデートなんて、洒落込んでもいいかもしれません。
日本橋八重洲さくら通り
日本橋八重洲さくら通りは、東京駅八重洲口からすぐの好アクセスに位置するお花見スポット。
自然に囲まれた中でのお花見も良いのですが、ビルが立ち並ぶ都心のお花見というのも捨てがたいものです。
注目はやはり夜桜。商店街やビルの灯りが照らす桜は、ライトアップとはまた違った味わいがあります。
また日没後のライトアップも見どころの一つです。
夜遅くまでやっているお店も多数あるので、食事を楽しみながらのお花見なんかもできますね。
六義園
古今和歌集に登場する和歌や、中国古典にちなむ景観を元に作られた六義園。
桜の時期でなくても味わい深い庭園となっています。
駒込駅からすぐと、アクセスも良いので気軽に楽しめるのも魅力ですね。
六義園の見どころはなんといってもシンボルになっているシダレ桜。
滝が流れるかのように垂れ下がる桜の様子は、「これぞ日本の桜」といったところ。
風情のある佇まいに心を洗われます。
千鳥ヶ淵
皇居のお濠を彩る桜が美しい千鳥ヶ淵。
靖国通りから戦没者墓苑入り口まで、約700mの緑道は桜がトンネルのようになり、その中を歩くことができます。
緑道からは水面に反射する桜と石垣も見え、その様子も味わい深いですよ。
またお濠に浮かぶボートからの桜も格別です。
夜桜の時間に利用すると、これまたロマンチックな時間を過ごせます。
水面の音と、美しい景観にゆったりと身をゆだねてみてはいかがでしょうか。
目黒川
池尻大橋から亀の甲橋まで、約4kmに渡って800本の桜が軒を連ねる目黒川。
公園などになっているわけではないのですが、のんびり歩きながらのお花見もいいですよね。
近隣にお店もたくさんあるので、ショッピングもついでに楽しめます。
夜にはボンボリでのライトアップも。
ボンボリに川沿いというシチュエーションがとても似合っていて、なんとも風流です。
隅田川
桜橋から吾妻橋の約1kmの桜並木が名所として有名な隅田川。
スカイツリーが出来てからは、スカイツリーをバックにした桜も見どころの一つになっていたり。
古風な景観にも、モダンな建物にも合ってしまうのはなんだか不思議です。
隅田川では屋形船からの桜も楽しめたりします。
味のある屋形船の中から、豪勢な和食をいただきながら夜桜を眺めるという贅沢な時間を過ごせます。
神奈川のオススメお花見スポット
源氏山公園・葛原岡神社
小さな山全体を公園にしている源氏山公園。
源頼朝像の広場や、葛原岡神社などは桜の名所としても有名です。
鎌倉大仏へ通じるハイキングコースなどもあり、豊かな自然と一緒に歴史も堪能。
美しい桜だけではなく、鎌倉の奥ゆかしさにたっぷりと触れることができますよ。
横浜大岡川
川沿いに沿って3.5kmの遊歩道が施された大岡川。
両岸からは桜並木が枝を伸ばし、川を華やかに彩ります。
お花見の期間は屋台が立ち並び、ライブなどのイベントも行われているので、桜以外にも見どころありです。
もちろんボートに乗っての花見も。これぞ川沿いならではの楽しみ方ですよね。
横浜みなとみらい21エリア
桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続くみなとみらい21エリアのさくら通り。
500mの桜並木が立ち並ぶ、みなとみらいエリアで一番の桜の名所として知られています。
歩いて通り抜けるのはもちろん、車で通っても圧巻の景色が出迎えてくれますよ。
また同じみなとみらいでも、遊歩道になっている汽車道では、シートを広げてお花見する方もちらほら。
港の景観と桜のコントラストを楽しみながら、家族でのんびりお弁当を広げたりなんかも楽しいですね。
小田原城址公園
お濠と天守閣を取り囲む約300本の桜が美しい小田原城址公園。
お城と桜の組み合わせというのはなんとも映えるシチュエーションになっています。
お城だけではなく、歴史見聞館で小田原の歴史を辿ったり、こども遊園地もあるので家族連れにもオススメです。
さがみ湖プレジャーフォレスト
関東最大級と呼ばれる、約2500本の桜を有したさがみ湖プレジャーフォレスト。
観覧車やアスレチックなどのアトラクションも多数用意されているので、一日ここで過ごしても飽きません。
そしてライトアップも遊園地ならではの豪華さを誇ります。
「さがみ湖イルミリオン」と名付けられたこのイベントでは、色とりどりのイルミネーションが桜を彩り、壮大で幻想的な世界を演出。
その美しさに圧倒されること必至です。
埼玉のオススメお花見スポット
長瀞町
埼玉県秩父市にある長瀞町は、約3000本の桜が彩るお花見の名所。
その種類やシチュエーションも多岐に渡っていて、様々な面持ちの桜を見物することができます。
2.5キロに及ぶ北桜通りの桜のトンネルや、町指定の天然記念物になっている法善寺のシダレザクラ。
中でも宝登山の麓に咲く通り抜けの桜が彩る風景は自然も豊かで癒されますよ。
熊谷桜堤
荒川の土手を約2kmに渡って桜のトンネルが彩る熊谷桜堤。
桜のトンネルももちろん味わい深いのですが、中腹に咲いた桜を土手の上から見下ろす景観がまた綺麗なんです!
お花見の時期にはさくら祭りも開催され、イベントや出店でにぎやかに。
季節の彩に合わせて街が活気づく様子に和まされますね。
大宮公園
大宮公園は自然豊かで広々とした公園なので、家族でお弁当を広げてのお花見なんかにもいいですね。
中には小動物公園、児童遊園地、日本庭園なんかもあったりします。
まさに一日丸々楽しめる大宮公園はアクセスもバッチリ。
ほとんど都内と同じような感覚で繰り出すことができるのではないでしょうか。
美の山公園
秩父市にある美の山公園は「関東の吉野」を目指して、なんと約8000本もの桜が植えられた埼玉県有数の名所。
自然豊かな公園はもちろん、山の上から桜越しに見下ろす景色もまた格別です。
出典:Instagram
夜には秩父の街を彩る夜景も華やか。
山といっても広々とした駐車スペースも用意されているので、まさに車で出かけるにはもってこいのお花見スポットですね。
千葉のオススメお花見スポット
清水公園
野田市にある清水公園は、約2000本の桜が軒を連ねる、千葉でもかなり有名な桜の名所。
本数よりもおどろかされるのはその種類の数で、なんと約50種類もの桜が咲いています。
アスレチックにキャンプやバーベキュー、ポニー牧場やマス釣りなど、自然を活かしたアトラクションが目白押し。子供の喜ぶ姿も目に浮かびます!
家族でのレジャーにとってもオススメのお花見スポットになっていますよ。
泉自然公園
千葉市にある泉自然公園も、草原の広がる自然豊かなお花見スポット。
お花見の時期には、レジャーシートを広げる家族の姿でにぎわいます。
千葉にはこうした広々とした公園が多いです。
2018年からは森林を利用したアスレチック「フォレストアドベンチャー」もオープン。
子供の遊びにも事欠かない公園へと進化を遂げています。
茂原公園
茂原市にある桜の名所、茂原公園。
弁天湖を取り囲むように桜が立ち並び、橋の真ん中に携えられた弁天堂のおもむきある佇まいと重なり雅な雰囲気に。
また公園近くを流れる豊田川に沿った桜並木もオススメ。
天の川なんて愛称がつくぐらい、夜のライトアップは華やかですよ。
千葉公園
千葉市の中心、都心部に位置するお花見スポット。
ソメイヨシノを初め、数多くの品種の桜を目にすることができますよ。
錦打池ではボートに乗って桜を堪能することもできたり。
池の周辺には風情のあるシダレザクラが垂れ下がり、水面を行きながらのシチュエーションに華を添えてくれます。
海老川ジョギングロード
船橋市の海老川の両岸に通るジョギングロードには、約500本のソメイヨシノ、ヤエザクラが植えられており、市内では人気のお花見スポットになっています。
ここでジョギングをしている人たちも、季節を感じられて心地良いです。
所々対岸に渡るための橋も用意されています。川を一直線に見下ろせる橋の上から、岸から見るのとまた違った角度の景観を楽しむこともできます。
お花見の時期は出店なども出ているので雰囲気も楽しむことができます。
八鶴湖
東金市にある八鶴湖も、湖を取り囲む桜が美しいお花見の名所。
桜が水面に映る様子や、夜のライトアップも広い湖にはすごく映えます。
お花見の季節にはさくら祭も開催されており夜には花火まで打ち上げられます。
すっかりお祭り気分を堪能できます。
茨城のオススメお花見スポット
静峰ふるさと公園
那珂市にある静峰ふるさと公園は、元あった丘陵地帯をそのまま活かす形で作られた広々とした公園。
園内には約2000本ものヤエザクラが植えられていて、春には公園全体を鮮やかに染め上げます。
お花見の時期には「八重桜まつり」も行われ、地元ならではの郷土芸能などの催しが絶景に華を添えます。
千波湖
水戸市にある千波湖の周辺は整備された公園になっています。湖の周りに咲いた桜のトンネルをくぐりながら、湖畔を散歩…なんて優雅でいいですね。
昼は水鳥がゆったりと泳ぐ姿に桜を重ねて、夜はライトアップされた桜と一緒に噴水なんかも。
それぞれの装いで見る人を迎えてくれます。
かみね公園
日立市のかみね公園では丘陵地帯に咲き乱れる約1000本のソメイヨシノが、市内最大の名所として数えられています。
いかにも自然のままといったその姿に癒されます。
またかみね公園は動物園に遊園地、プールに入浴施設など、幅広いレジャー施設が軒を連ねています。
のどかな景観然り、フラッと日帰り旅行に行くには絶好のシチュエーションではないでしょうか。
雨引観音
本尊の延命観世音菩薩が国の重要指定文化財にも指定されている雨引観音。
桜が美しいのはもちろんですが、子育てなどにもご利益があるので、桜を見つつ、お子様の健やかな成長を願ったりなんかもいいのではないでしょうか。
境内には孔雀が放し飼いになっていたりして、華やかな景観にさらに色を加えます。
雨引き山一帯が桜色に染まっていく様子はまさに絶景です。
成沢の山桜
かすみがうら市の雪入山には、人が植えたものではない野生の山桜が約3000本も咲いています。
人が何も手を加えなくても、その景観が作られていったことを考えると大自然のパワーの底知れなさを思い知らされます。
山の奇麗な空気をめいっぱい吸い込みながら、都会では絶対に味わえない景観に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
今年はどこに出かけますか?
以上、都内から車で出かけられる桜の名所を一挙に紹介させていただきました。
都内で見られる桜と都会のコントラストもさることながら、一歩県外へ踏み出してみるとそれはまた美しい自然の景観が繰り広げられていたり、それぞれに勝るとも劣らない魅力があるものですね。
今年はどこに見に行くのか、吟味して決めたいところですね。