親子のコミュニケーションを大事に!子供が幸せになる言葉とは?

親子で言葉を交わすことは、親子関係を良くし、子供の健やかな心を育むための重要なコミュニケーションです。
親からかけられる何気ない言葉は、感受性の強い子供にとって、影響力が大きいもの。
だからこそ子供には、プラスになる言葉をかけてあげたいですよね。
そこでこの記事では、言葉がもたらす影響や、子供が幸せになる言葉・言ってはいけない言葉を紹介します。

親子の会話不足が与える影響

忙しいパパ・ママが増えている

今、親子のコミュニケーションである会話が不足している家庭が増えています。
両親ともフルタイムで働いている、親の介護、子供の習い事、スマホに夢中など、さまざまな理由があるでしょう。
パパやママが忙しくしていると、子供も話しかけづらく、「どうせ話を聞いてくれない」と思うようになり、どんどん親子で言葉を交わす機会が減ってしまいます。
家族内で言葉を交わすコミュニケーションが不足すると、学校で友達とトラブルを起こしたり、社会に出てからも、うまく人と接することができなくなる、「コミュニケーション障害」に陥ることも。
言葉を交わさないと、親子関係も上手くいかず、子供に与える影響は大きくなってしまいます。

親から積極的に言葉をかけよう

どの家庭にも、それぞれのライフスタイルがあり、忙しいのは仕方ありません。
ですが、忙しい中でも親の方から積極的に言葉をかけてあげる努力は必要です。
一緒にお風呂に入って今日あった出来事を聞いたり、夜ごはんの間は会話の時間をしっかり設けるなど、何かしながらでも会話はできます。
子供が何かしていたら、見ているだけではなく言葉もかけてあげる、などちょっとしたことでも、話すことは重要です。
親からの言葉は、子供の人格形成に影響を与えるものなので、なるべく子供が幸せになる言葉をかけてあげましょう。

親からかけられる言葉で子供の心は豊かに育まれる

では、親が子供に対してかけてあげるプラスの言葉は、子供にどんな影響を与えるのかを見ていきましょう。

子供の自己肯定感が芽生える

親からかけられるいい言葉は、親からの愛情そのもので、「自分は愛されている」と子供は感じることで、自己肯定感が芽生えます。
子供が自己肯定感を持つことは、幼少期の親とのコミュニケーションが最も重要です。
「自分は必要とされているんだ」「自分は生きている価値があるんだ」と、前向きに思える自己肯定感は、今後の子供の人生には不可欠です。
幼い子供にとって、親の存在は絶対的なもの。忙しいからといって、子供に言葉をかけてあげないと、「自分は愛されていない」と、自己肯定感が持てなくなってしまう場合もあるので、気を付けましょう。

情緒不安定になりにくい

いつも落ち着かず、感情の起伏が激しい、という情緒不安定な子供は、親子のコミュニケーション不足が原因の1つです。
きちんと子供と会話をしてコミュニケーションを取るなど、愛情を注いで育った子供は精神的に安定します。
自分が忙しい時でも、子供の話を聞いてあげたり、声をかけてあげれば、子供は落ち着き、愛情を感じます。
安心感を得られることで、子供の情緒は安定し、穏やかに健やかに成長しますので、言葉を交わすことはとても重要です。

子供の創造性が豊かになる

子供が幸せになる言葉をかけてあげることで、子供は自分に自信を持ち、幸せを実感できます。
逆に、親子のコミュニケーション不足で自分に自信が持てないと、卑屈になり、気持ちにも余裕がなくなり、創造性を育むこともできなくなります。
子供は安心感と幸せを感じることで、創造性を膨らませ、豊かな人生を送れるような土台を築くことができます。
親の言葉次第で、子供の将来も左右されますので、子供が希望を持って創造性を豊かに膨らませられるよう、日頃から声をかけてあげてください。

思春期を迎えても良い関係を築ける

思春期を迎えた子供は、親から独立しようという気持ちが芽生え、反抗的になる時期もあります。
ですが、幼少期から親にしっかり愛情を受けて育った子供は、「親を悲しませたくない」「いつも守られている」と、思えるので、非行に走ったりするような反抗期も一時的なもの、もしくはその度合いが抑えられる傾向にあります。
幼いころからしっかりと親と会話をし、いい言葉をかけられてきた子供は、思春期でも親との信頼関係がしっかり築けているので、その絆がなくなることはありません。
また親は、思春期の子供へは、子供を信じて見守ることが愛情になります。
声をかけて会話をする、という愛情のかけ方は、子供が小さい頃だけですので、小さいお子さんを持つ親は、その時期を大事に過ごしてください。

将来の選択に自信が持てるようになる

幼いころからしっかり言葉をかけ、愛情を持って接してきた子供は、大人になって社会に出てからも、周りの人とのコミュニケーションが円滑になります。
自分に自信を持てることで余裕もありますし、他人を認めて接することもできます。
大人になればいくつもの選択に迫られる機会が増えますが、そんな時にも、自信を持っていい選択をすることができます。
何事も、自信を持つことは将来を歩む上で重要です。
ですので、子供が幼いうちから言葉をかけて、健やかな精神を養ってあげてください。

子供に言ってはいけない言葉

ついつい言ってしまう、子供に言ってはいけない言葉。
子育てに忙しいと、イライラしてそんな言葉を発してしまいがちですよね。
でも、今後はなるべく気を付けられるよう、まずは子供に言ってはいけない否定的な言葉の例を挙げていきます。

そんなことしちゃダメ!

子供がしてはいけないことをした時にはこうやって叱ることもあるでしょう。
ですが、例えば「服が汚れるから泥遊びはやめなさい」「危ないから木登りはしちゃダメ!」など、いけないことではないのに、叱って子供の行動範囲やすることを制限するのは良くないことです。
制限されることで子供は、「何もしない方がいいんだ」と思い込み、いつも親の目を気にする子になってしまいます。
自由に伸び伸び、興味を示したものに挑戦できるような、好奇心のある子供に成長させてあげましょう。

お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから

「お兄ちゃんなんだからしっかりして」「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」という言葉は言ってしまいがちです。
ですが、言われた本人としては納得がいかないことがほとんどです。
このように言われた子供は、弟や妹を可愛がれなくなり、ケンカが絶えない仲の悪い兄妹になってしまいます。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも、下の子と歳は違えど子供です。
逆に、お兄ちゃん、お姉ちゃんを立てて、「さすがお兄ちゃん!」「お姉ちゃんはやっぱり頼りになるね」などの言葉をかけてあげれば、上の子も、自然と下の子の面倒を見るようになり、頼りがいのある立派なお兄ちゃん、お姉ちゃんになります。

勉強しなさい!

子供は強要されればされるほど、それが「嫌なことやつまらないこと」と認識し、やる気をなくしてしまいます。
また、「勉強しなさい!」と言われても、子供は勉強することがなぜ必要かわかっていない場合もあります。
「勉強しなさい!」と強要するよりも、勉強が何に役立つのか、勉強すればどんないいことがあるのかを教えてあげることが重要です。
「勉強しなさい!」と指示するのではなく、子供が自然と「勉強したい!」と思えるような環境づくりをしてあげましょう。

そんなこと、あなたにできっこない

「そんなこと、あなたにできるはずがない」という言葉は、まだ挑戦してもいないのに、頭から否定していることです。
そんなことを言われた子供は、「なんで自分を理解してくれないんだ」と、自分自身の存在まで否定されている気にります。
子供のモチベーションを下げることは、これから色んな出来事に立ち向かう、気力を持てない子供にさせてしまいます。
どんなことでも、できっこない、と思うことでも、まずは応援して挑戦させてあげましょう。
それで失敗しても、それは子供の成長に繋がる大事な経験になるはずです。

子供が幸せになる言葉!子供がすくすく育つプラスの言葉

ではここからは子供にどんな声をかけてあげれば子供は幸せになるのかを具体的に紹介していきます!

ありがとう

子供がお手伝いや何かしてくれた時など、「ありがとう」と言葉で伝えることは大切です。
親に笑顔で「ありがとう」と言われれば、子供も嬉しいですし、自信がつきます。
そうすれば、子供自身も、周囲の人に何かしてもらった時に、素直に「ありがとう」と感謝が伝えられる子供に成長します。
感謝の気持ちを伝えられるというのは、大人になってからの人とのコミュニケーション力も上がります。
ぜひ、子供が何かしてくれたら「ありがとう」とその都度、声をかけてあげてください。

大好きだよ

「大好きだよ」と言われて、恥ずかしがる子供はいても、嫌だと思う子供はいません。
素直にありのままの気持ちを言葉にして言うことで、子供は幸せを実感します。
「生まれてきた価値がある」「必要とされている存在なんだ」と感じ、自己肯定感が高まります。
日頃から繰り返し子供に言ってあげてほしい言葉です。

よく頑張ってるね

子供が宿題など、何かに取り組んでいるときや、お留守番をしてくれた時など、「よく頑張ってるね・よく頑張ったね」と声をかけてあげましょう。
声をかけることで、子供は「自分を認めてくれた」「パパやママはちゃんと自分を見ていてくれる」と思い、それがやる気やモチベーションにつながります。
「頑張りなさい」と言われるより、「いつも頑張ってるね・頑張ったね」と言った方が、子供はプレッシャーを感じず、伸び伸び色々なことに挑戦できます。

もっと聞かせて

子供が何か話しているとき、「もっとそのお話、聞かせて」と言ってみてください。
子供は親に話を聞いてもらうのが好きですし、「もっと聞かせて」と言われれば、「興味を持ってくれている」「しっかりお話を聞いてくれている」と感じます。
子供が何か話しているときは、遮ったり後回しにせず、しっかり目を合わせて、子供の声に耳を傾けてください。
相槌を打ってちゃんと聞いてあげることで、子供は親からの愛情を感じ取ります。

いつでも味方だよ

いつでも味方でいてくれる、絶対的な存在がいることで、子供は安心して色々なことに挑戦する勇気が持てます。
学校での集団生活が始まれば、友達とケンカをするときもあるでしょう。
落ち込んで自信を無くしているときに、親という、いつも自分の味方でいてくれる存在があれば、また立ち直ることができます。
子供が前向きでいられるよう、親は「いつでもあなたの味方だよ」という声を子供にかけてあげてください。

やったね!すごいね!できたね!

子供が嫌いな食べ物を頑張って食べた、逆上がりができるようになった、など、何かを達成した時に「やったね!すごいね!できたね!」と、ちゃんと褒めてあげましょう。
子供が嬉しい時は、親も嬉しいものです。それを言葉にして伝えることで、「上手にできれば親が喜んでくれる」と前向きになり、子供のモチベーションも自然に上がります。
何かをして、それが達成されれば、一緒に喜んでくれる、共感してくれる存在がいる、と認識することで、子供は「もっと頑張ろう!」と様々なことに挑戦するチャレンジ精神も芽生えます。

しょうがないよね・つらかったね

子供が落ち込んでいるとき、「しょうがないよね・つらかったね」と、子供の心に寄り添った声をかけてあげることも重要です。
将来、楽しいことや嬉しいことより、大変でつらいことの方が多いかもしれません。
そんなときに、いつも傍で寄り添ってくれる存在がいることで、また前向きに取り組む姿勢が生まれてきます。
立ち直ってきたときには、「また頑張ればいいよ」と、優しく声をかけてあげましょう。
「これが最後のチャンスではないんだ」「またやり直せばいいんだ」と思わせることも必要です。

日頃から子供が幸せになる言葉をかけてあげましょう!


ここで紹介した子供が幸せになる言葉は、決して長いものではありません。
忙しくてもかけられる短い言葉です。
ですが、短い言葉でも、ちゃんと子供と向き合い、しっかり言葉を交わすことで、子供は愛されていると実感でき、幸せな気持ちになるのです。
これらの言葉を意識してかけてあげれば、子供の心は安定し、健やかな心が育まれます。
ぜひ、お子さんをたくさん褒めて伸ばしてあげてください。

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