小麦粉不使用でおいしい!人気のグルテンフリースイーツ9選

アメリカで注目されたことから、日本でも話題となっているグルテンフリー。
グルテンフリーのパンやパスタなどを取り扱っている店も増え、グルテンフリーの食品に興味を持つようになった人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今注目のグルテンフリーのスイーツをご紹介します。

そもそもグルテンフリーとは?

グルテンフリーとは、グルテンを含んだ食べ物を摂らない食事方法のことです。
また、グルテンを含んでいない食品自体を指す言葉でもあります。

しかし、「グルテンフリー=グルテンを含まないこと」と聞いても、いまいちピンときませんよね。
そこで、グルテンフリーとは何か、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

グルテンとは
グルテンとは、小麦・大麦・ライ麦などの穀物を使った食べ物に含まれているタンパク質のことです。
グルテンは、もともとはグルテニンとグリアジンという2種類のタンパク質ですが、調理される際に水分と混ざることでグルテンへと変化します。
グルテンの持っている適度な粘りと弾力が、麺類やパンなどのモチっとした食感のもととなっているんですよ。

グルテンが含まれている主な食べ物は?

グルテンは小麦が使われている食べ物に含まれているので、グルテンが含まれている主な食べ物には以下のようなものがあります。

  • パン
  • パスタ・うどん・ラーメンなどの麺類
  • ピザ
  • オートミール
  • 餃子・しゅうまい・はるまき・ワンタン
  • シチューやカレー
  • ハンバーグ
  • フライ・天ぷら・唐揚げ
  • ケーキやクッキーなどのお菓子・スイーツ類
  • ビールや発泡酒

小麦を使って作るパンや麺類などはもちろんですが、パン粉をつなぎとして使うハンバーグや、衣に小麦粉やパン粉を使う揚げ物などもグルテンを含んだ食べ物となります。
シチューやカレーがグルテンを含んでいるというのは意外かもしれませんが、とろみをつけるためにルウにグルテンが使用されているんです。

もともとは病気に対する食事療法だった

グルテンフリーは、話題となる前から一部の人の間で行われている食事方法でした。
グルテンフリーを行なっていた一部の人とは、グルテンによって免疫が異常な反応を起こしてしまうセリアック病と呼ばれる病気の人や、グルテンアレルギーを持っている人などです。
もともとグルテンフリーは、アレルギー症状を持つ人のための食事療法だったのです。

それが最近になって「現代の食事ではグルテンを摂りすぎているのではないか」という考えから、アレルギーなどの症状がない人の中にも、グルテンフリーの食事を実践する人が出てきました。
グルテンフリーを実践した人の中には、グルテンフリーを心がけるようになってから体の調子が良くなったという人もおり、そこからグルテンフリーは一般の人々に広まっていったのです。

注目のきっかけは有名人のグルテンフリーダイエット
グルテンフリーが注目されるきっかけとなったのは、世界的に有名なモデルやアスリートなどがグルテンフリーを取り入れたことです。
グルテンフリーを実践した有名人の健康やパフォーマンスが向上したり、キレイに痩せたりしたことから、大きな話題となりました。
グルテンフリーを取り入れて話題となった有名人としては、テニス選手のノバク・ジョコビッチ選手やモデルのミランダ・カーさん、レディ・ガガさんなどが有名です。

グルテンフリースイーツに使われている材料は?


ケーキやクッキーなどのスイーツには、一般的に小麦粉が使われます。
しかし、グルテンフリーのスイーツとなると小麦粉は使うことができませんよね。
そのため、グルテンフリーのスイーツでは、小麦粉の代わりとなるような粉類が使用されていることが多いです。
グルテンフリーで小麦粉の代わりによく使われる粉類には、

  • 米粉
  • アーモンドパウダー
  • ココナッツパウダー
  • タピオカ粉
  • 片栗粉
  • そば粉
  • 大豆粉
  • おからパウダー
  • コーンスターチ

などがあります。
特に米粉は、小麦粉の代替品としてとてもよく使われています。

おすすめ!グルテンフリーのスイーツ5選

①ダンデライオン・チョコレートのガトーショコラ

チョコレートやカカオを原料とした商品を販売しているダンデライオン・チョコレート。
本格的なチョコレートスイーツが人気のダンデライオン・チョコレートですが、中でもガトーショコラはおいしいと評判のグルテンフリースイーツなんですよ。

ダンデライオン・チョコレートのガトーショコラは、冷やす・常温・温めるの3パターンの食べ方を楽しむことができます。
冷やして食べるとまるでベイクドチーズケーキのような食感と甘みが抑えられた味わいになり、常温で食べるとチョコレートの濃厚な味わいが際立つんだとか。
温めて食べるとスフレのような食感も楽しめるので、食べる楽しみを感じられるようなガトーショコラです。

高級感のある木箱に入った状態で配送され、のしやリボン掛けにも対応してくれるので、手土産やプレゼントにも最適です。

②米粉の国 米粉フィナンシェ しっとり

小麦粉を使わないことにこだわり、米粉を使ったスイーツを提供している米粉の国。
米粉の国のスイーツは100%国産の米粉のみを使用し、添加物の使用も最低限にしていることから、安心して食べられるのが特徴です。
そんな米粉の国の商品第1号でもある人気商品が、米粉フィナンシェ しっとりです。

米粉フィナンシェ しっとりは、アーモンドとバターの香りが豊かな味わいのしっとり食感のフィナンシェです。
通常のフィナンシェが金塊型をしているのに対して、米粉フィナンシェ しっとりは細いスティック状なので、子どもから大人まで食べやすいサイズ感も人気となっています。

③グルテンフリー専門店そばのおと そば粉のザクザクチーズケーキ

小麦粉を一切使わず、そば粉100%のスイーツにこだわっているグルテンフリー専門店そばのおと。
そばのおとのそば粉スイーツは、そば粉の風味をしっかりと感じられるように作られているのが特徴です。
スイーツごとに合ったそば粉を選ぶだけでなく、食感や風味が良くなるようにそば粉の挽き方にもこだわっているんですよ。

そば粉のザクザクチーズケーキは3層でできていて、それぞれの層で異なる食感が楽しめるのがポイントです。
下の層はザクザクとした食感が楽しめるそば粉クッキー、真ん中の層は細かい粉末のそば粉が入ったクリームチーズ生地、上の層はそば粉とパルメザンチーズを混ぜたそば粉クランブルでできています。
チーズケーキは紅茶やコーヒーと一緒に楽しむことが多いですが、そば粉のザクザクチーズケーキは日本茶やお酒との相性もバッチリなんですよ。

冷凍した状態での配送となるので、冷凍庫で保存しておいて来客の予定があるときに解凍し、おもてなしスイーツとして出すのもおすすめです。

④ラビアンローズ 本葛粉グルテンフリークッキー バロック調 スパイシーセット

小麦粉だけでなく卵・乳製品・白砂糖・保存料を使わないスイーツを提供しているラビアンローズ。
原材料へのこだわりはさることながら、食べるのがもったいなく感じるほどのクラシックで綺麗なデザインも特徴です。

本葛粉グルテンフリークッキー バロック調 スパイシーセットは、おつまみ感覚で食べられる甘さ控えめのスパイシークッキーのセットです。
クッキーの味のバリエーションは5種類あり、ガーリック・バジル・オニオン・カルダモン・ローズマリー味のクッキーが楽しめます。

彫刻のような細かいデザインが施されているので、来客時に出すだけで華やかな雰囲気になりそうですね。
昔から民間治療薬として使用されてきた本葛粉を使用したクッキーなので、健康志向の方へのプレゼントにもおすすめです。

⑤米粉ケーキ専門店アトリエ・アッシュ・プリュス フォンダンショコラ

小麦粉を使用せず、米粉100%で作るグルテンフリーケーキの専門店アトリエ・アッシュ・プリュス。
アトリエ・アッシュ・プリュスのケーキは、グルテンフリーだけでなく、良質な材料を使用し、添加物もできる限り使わないようにすることにこだわって作られています。
材料の中でも米粉と卵には特にこだわっていて、米粉は熊本県産のミズホチカラ100%の米粉を、卵は農林水産大臣賞を受賞した
「ぷりんセス・エッグ」を使用しています。

そんなアトリエ・アッシュ・プリュスのフォンダンショコラは、カレボー社のクーベルチュールチョコレートを贅沢に使用して作られているので、とても濃厚なチョコレートの味わいが楽しめるケーキです。
高級感のある見た目なので、手土産として渡しても喜ばれるでしょう。

⑥和楽堂 わらくロール

九州産の数種類のお米をブレンドして作られた、おかし作り専用のプレミアム米粉を使用したグルテンフリースイーツを販売している和楽堂。
中でもわらくロールは人気の商品で、米粉ならではのモチモチとした柔らかな食感の生地が人気のロールケーキです。

わらくロールには味のバリエーションが3種類あり、プレーン・抹茶・塩から選ぶことができます。
シンプルなロールケーキの味わいを楽しみたい方にはプレーン、抹茶の苦味や香りを楽しみたい方には抹茶、塩気によってより引き立てられた甘さを堪能したい方には塩がおすすめです。
のしやメッセージカード・ふろしきといったサービスにも対応しているので、贈り物にも最適です。

⑦東京堂 米Gelティラミス

東京堂の米Gelティラミスは、最近注目されている米Gelという新素材を使って作られたグルテンフリーのティラミスです。
米Gelはお米と水のみから作られているペースト状のもので、米Gelティラミスでは、通常のティラミスに入っているマスカルポーネチーズの代わりに米Gelが使われているんですよ。

米Gelティラミスは、小麦粉を使わないグルテンフリーであるだけでなく、チーズも使用していないのでカロリーも低いのが嬉しいポイントです。
通常のティラミスの半分程度のカロリーなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
また、米Gelティラミスは冷凍保存が可能です。
保存期間も長めなので、家に常にストックしておくのもいいですね。

⑧祥楽 大豆パウンド

奈良県産の良質な材料を使って作るスイーツが人気の祥楽。
中でも大豆パウンドは、大人から子どもまで安心して食べられるように、小麦粉ではなく大豆粉を使用したグルテンフリースイーツです。
大豆パウンドには、プレーン・大和茶・しょうゆ・オレンジの4種類の味があります。
また、のしやメッセージカードを無料でつけられるサービスもあり、プレゼント用にもおすすめです。

⑨ムスビカフェ 有機豆乳プリン

ムスビカフェの有機豆乳プリンは、卵や乳製品・小麦粉・白砂糖を使わずに作られたグルテンフリーのプリンです。
卵や乳製品が使われていないので、卵や乳製品のアレルギーを持っている方でも安心して食べられます。
また、白砂糖の代わりにてんさい糖を使用しているので、健康志向の方にもおすすめです。

味のバリエーションは2種類あり、宇治抹茶味とプレーン味があります。
宇治抹茶味にはきな粉をかけて、プレーン味には黒糖蜜をかけて食べると、さらに美味しくいただけるんだとか。
パッケージもおしゃれなので、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしのおすすめグルテンフリースイーツです。

グルテンフリースイーツは手土産としても喜ばれること間違いなし


いかがでしたか?今回は、おすすめのグルテンフリーのスイーツをご紹介しました。
グルテンフリーのスイーツは、小麦アレルギーやグルテンアレルギーの人でも安心して食べられるスイーツです。
小麦やグルテンにアレルギーを持っている人は、普段からスイーツを食べる機会があまりないので、グルテンフリースイーツを手土産に持っていくと喜ばれること間違いなしです。

また、グルテンフリーを取り入れて体質改善をしている人も、グルテンフリーのスイーツであれば問題なく食べられます。
グルテンフリーの食生活は意外と我慢しなければいけない食べ物が多く、ストレスが溜まってしまいがちですが、そんなときにはグルテンフリーのスイーツを食べてストレス発散してくださいね。

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