テーブルコーディネートで日常に彩りを!食卓をおしゃれで華やかに

毎日の食卓がすこし華やかになれば、家族で囲む食卓も楽しくなりますよね。
テーブルコーディネートは、すこしの工夫で毎日に彩りをプラスしてくれるものです。
ホームパーティーの時などの、華やかなテーブルコーディネートは、よりいっそう特別感のあるなおもてなしができます。
この記事では、テーブルコーディネートのコツや、シーン別のテーブルコーディネート術をご紹介していきます。

おしゃれなテーブルコーディネートのコツ

テーマを決める

おしゃれで統一感のあるテーブルコーディネートにするには、まずテーマを決めます。
テーマは、おうちカフェ風や、北欧風など、日頃できるものから、ホームパーティーでは、ハロウィンやクリスマスなどのイベントをテーマにするのがおすすめです。
また、季節をテーマにして、春なら桜をイメージしたピンク系で統一するなども素敵です。
季節ごとに使うお皿やランチョンマットなどの小物類を変えて変化をつければ、いつもの食卓も新鮮なイメージになり、家族も喜んでくれるはずです。
エスニック料理やメキシカンなどの料理に合わせたテーマも、テーブルコーディネートをイメージしやすくなります。
食卓にちょっとしたスパイスを加える感じで、シーンに合わせたテーマを決めるようにしましょう。

カラーを決める

春は気候も温かく柔らかなイメージがある淡いパステル調、夏は元気いっぱいなビタミンカラーや、暑さを和らげてくれるクールカラー、秋は暑さもひと段落して落ち着いたイメージのあるブラウンベースのアースカラー、冬は温かみのあるウォームカラーなど、季節ごとのテーマカラーでテーブルコーディネートをすると統一感が出ます。
また、お部屋のイメージに合った配色でもいいですし、お正月なら紅白で彩るなど、カラーもテーブルコーディネートに欠かせない一つの要素です。
全体的にまとまり感のあるテーブルコーディネートを目指すなら、カラーを絞るのもキーポイントになります。

食器の素材を統一する

テーブルコーディネートの主役と言ってもいい食器類。
食器選びは重要なポイントになります。
テーブルコーディネート初心者であれば、白い陶器の食器で統一すると、和洋どちらでも使えて、他のアイテムとのバランスも良く、おすすめです。
エスニック料理であれば、カラフルなプラスチック素材やホーロー食器などを使って、オリエンタルな雰囲気のテーブルコーディネートも作れます。
その他、ウッドプレート素材で統一するのもおしゃれです。
テーマ、カラー、素材のどれか一つでも統一すれば、まとまりのある、素敵なテーブルコーディネートになりますのでぜひお試しください。

小物使いで雰囲気アップ!

センスのいいおしゃれなテーブルコーディネートには、小物使いも重要なポイントです。
例えば、ソルト&ペッパーなど調味料の容器、テーブルを華やかに飾る花瓶に入った花、和食なら箸置き、ディナーの場合はキャンドルなどです。
これらを上手くコーディネートすると、雰囲気もアップしますのでおすすめです。

食器やカトラリーなど基本アイテムの選び方

センスいいテーブルコーディネートはお皿選びから
お皿は大きさや色によって、そのテーブルコーディネートの印象ががらりと変わります。
また、盛り付けるメニューによって、お皿のサイズも変えてあげると、よりいっそうおしゃれな食卓になります。
ここではまず、洋食器のお皿の基本セットをみていきましょう。

大皿(ディナープレート)
23㎝~27㎝前後
メインディッシュやカフェ風ワンプレートに最適
中皿(サラダ/オードブルプレート)
18㎝~22㎝
サラダ、パン、デザートなど
深さのあるお皿
21㎝~
24㎝
パスタや煮込み料理など
ボウル皿
13㎝くらいの深さがあるお皿
スープやフルーツなど

お皿の色の選び方
お皿の色によっても、テーブルコーディネートの印象が変わります。
ここでは、それぞれのお皿の色の印象をご紹介していきます。

白:白の無地のお皿はどんなお料理にも合う万能皿。料理の彩りが一番きれいに、おいしそうに見えるお皿です。


出典:instagram
オレンジ・赤:サラダなどの緑色の食材をきれいに見せてくれます。ポイントで使うとセンスアップする色です。


グリーン:意外とどんな料理とも相性がいい色です。ケーキなど、デザート類にも合います。


出典:instagram
ブルー:水色のお皿は、カフェ風ワンプレートごはんと相性がいいです。濃いブルーは、盛り付けたおかずが際立って見えるので、オシャレな印象を与えます。

カトラリーの選び方

カトラリーは、様々な素材のものが販売されていますが、食器類との相性で決めると全体的にまとまります。
シンプルなカトラリーは、どんな食器類とも相性がいいので、まず揃えるならシンプルなものを選びましょう。
また、ウッド素材のカトラリーは温かみがあり、ナチュラルなイメージにしたい場合にはおすすめです。

また以下はテーブルコーディネートももうひとランクアップを狙えるカトラリーブランドのご紹介です。

カトラリーブランド① Cutipol(クチポール)GOA(ゴア)シリーズ

クチポール・ゴアシリーズのカトラリーです。テーブルコーディネートの定番ともいわれるブランドではないでしょうか。
こちらのカトラリーは、ポルトガル生まれの専門ブランドです。ポルトガルの職人さんが1つずつ手作りしているカトラリーで、
洗練されたデザインと使い勝手の良さが魅力です。

カトラリーブランド②柳宗理

こちらのカトラリーは柳宗理のデザインです。このブランドも人気で、ステンレス製のカトラリーは
機能重視の優れものです。見た目もスタイリッシュでシンプルなため、シーンを選ばず使えますね。

柳宗理は日本を代表とするデザイナーで、機能的なデザインが得意として知られています。
作品はルーブル美術館などの世界の有名美術館に展示されるほどの功績で知られています。
そんなデザイナーのカラトリーも使ってみるのも、ハイセンスな自分演出の一つになりますね。

カトラリーブランド③Christofle(クリストフル)

カラトリーの王道ブランドのクリストフルのカトラリーです。
ホテルやレストランでも使用している事でおなじみのブランドです。
このカラトリーでホームパーティのテーブルコーディネートの一気に格が上がること間違いなしです。

グラスやカップの選び方

グラスやカップも様々な種類がありますが、基本で揃えておきたいのが来客時用のカップ&ソーサー、ジュースなどを入れるタンブラー、ワイングラスの3種類です。
グラスやカップ類も、色々な素材や色がありますが、食器をまずはメインに考えて、それに合うものを選ぶようにすると、センス良くテーブルコーディネートがまとまります。

テーブルクロスやランチョンマット

テーブルクロスを敷く場合は、占める面積が多いので、テーマに合った色や素材のものを選ぶようにすると上手くテーブルコーディネートできます。
ランチョンマットも、布製、木製、プラスチック素材など種類豊富にありますが、アクセントとして使うとメリハリが出て効果的です。
テーマや料理の内容、お皿との相性をバランスよく考えて選ぶのがコツです。

お手本にしたい!おしゃれなテーブルコーディネート例

ここからは、実際におしゃれなテーブルコーディネート例を見ていきましょう。
どのテーブルコーディネートも素敵なので、ぜひ参考にしてください。
アジアンカフェ風!バナナリーフ皿をアクセントに

出典:instagram

アジアン料理には、こういったバナナリーフ皿をメインに使うと、エスニックな雰囲気がよりいっそうアップします。
全体的に、ブルーやグリーン系でまとめ、紫キャベツやグラスのオレンジなどが色のアクセントになっています。
ナチュラルな柄のテーブルクロスに、バリ特産のアタ素材のランチョンマットを敷いた小物使いもお手本にしたいところ。
その他、グラスや真鍮素材のカトラリーもエスニックな雰囲気にまとまっている、素敵なテーブルコーディネート例です。

新春をイメージしたおめでたいテーブルコーディネート

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春はお子さんの入学式など、お祝い事の季節。
そんなおめでたい時にふさわしい、紅のお皿をメインにした新春のテーブルコーディネート例です。
テーブルクロスには春にふさわしい花をあしらったリネンをチョイス、ランチョンマットの代わりに素材を変えて、落ち着きのある木製トレーを使ってメリハリをつけています。
また、テーブル中央にはテーブルランナーを敷き、その上に新春らしい木々や木の実、花のオーナメントを置いた小物使いはハイセンスなテーブルコーディネートです。
このように、テーマを決めてからそれに沿ってセッティングしていくと、統一感のある、センスのいいテーブルコーディネートになります。

和食には豆皿の使い方がポイント

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和食の時は、お漬物などの副菜を、豆皿を使って盛り付ければ、普段の食卓がセンスアップします。
和柄や形のある和食器を組み合わせ、箸置きと豆皿の赤でメリハリを出しています。
こういった赤などの強い色味のお皿は、面積の小さい豆皿等を使用して、アクセントとして使うとセンス良くまとまります。
無地の麻素材のテーブルクロスや木製トレーは、落ち着きのある和食のイメージにぴったりです。

花を飾っていつもの食卓を華やかに

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普段の食卓に花を飾るだけでも、華やかさがアップします。
花は一輪挿しでもいいですし、写真のようにいくつかの種類を組み合わせた花を飾っても、彩りが豊かで明るい印象に。
花を挿すフラワーベースはシンプルなものを選ぶと、どんなテーブルコーディネートにも合わせやすくおすすめです。
ランチョンマットとスープ皿の下に敷いたコースターは素材を変え、それがアクセントになっています。
フルーツ皿はガラス製のものを選ぶと、新鮮でみずみずしい印象に。
シンプルな食卓でも、花を飾ることで印象がアップするので、ぜひお手本にしてみてください。

カジュアルなおうちカフェ風テーブルコーディネート

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「おうちカフェ」をテーマに、バスケットを上手に使い、まるでカフェのセットメニューがでてきたようなテーブルコーディネートです。
赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスも、カフェっぽさを盛り上げています。
食器類は白の陶器で統一、単調になりがちなイメージを、バスケットを使うことによってカバーし、カジュアルなイメージをプラスしています。
全体的にバランスの取れた素敵なテーブルコーディネート例です。

お正月にぴったりのテーブルコーディネート

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お正月をテーマにしたこちらのテーブルコーディネートは、羽子板の小皿や金の亀の箸置き、木独楽、お正月用の花などを飾り、雰囲気を盛り上げています。
メインのお皿に優しいパステルピンクを使い、まわりのアイテムも、それに合わせた色使いでまとまりがあります。
新年を祝うおめでたい雰囲気が伝わるおしゃれなテーブルコーディネートです。

朝ごはんが楽しくなる!子供も喜ぶテーブルコーディネート

小さいお子さんがいるご家庭では、子供が朝ごはんを食べてくれないと悩むママも多いと思います。
そんな時に、すこし変わった食パン型のカッティングボードやスキレットを使って、子供が見て喜んでくれそうなテーブルコーディネートをしてみてはいかがですか?
目玉焼きも、こんな風にスキレットに入れてサーブすれば、おしゃれですよね。
また、スキレットは調理してそのまま食卓に出せるので、一石二鳥の優れものです。
上手に利用して、子供が喜ぶテーブルコーディネートにしてみてください。

キッズパーティーでは子供の好きな色をテーマカラーに

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お子さんの誕生日など、子供メインのキッズパーティーでは、子供の好きな色をテーマカラーにしてテーブルコーディネートすると喜びます。
グリーンとイエローをテーマカラーに、フキンや紙皿、紙コップをまとめて明るく楽しい雰囲気に仕上げています。
子供が喜びそうな動物の小さな置物を置いたり、かわいらしいパーティーピックの使い方もお手本にしたいところ。
わくわくするような演出は、キッズパーティーのポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

お友達を招いてのホームパーティーでは立体感を出して楽しさを演出

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友達を家に招いたホームパーティーをする時は、シャンパングラスやワイングラスなどの高さのあるグラスや、テーマに合った飾りを置いてみるなど、立体感を出すと、わくわくするような楽しいテーブルコーディネートになります。
また、普段使わないナプキンリングを使用すると、おもてなし感が出ておすすめです。
ホームパーティーでは、大皿が大活躍するので、大皿選びもテーブルコーディネートのポイントに。
クリスマスをイメージしたこちらのテーブルコーディネートは、赤、シルバー、ゴールドなどを上手に配置、星形のキャンドルホルダーで小物使いでもクリスマス感をアップさせています。

テーブルコーディネートで毎日楽しい食卓にしよう!


普段できるものから、イベントの時など、色々なシーンに合わせたテーブルコーディネート例を紹介してきましたが、いかがでしたか。
テーブルコーディネートは、コツをつかめば、普段の食卓をより明るく、彩ることができます。
また、ホームパーティーやイベントの時などには、テーマに合ったテーブルコーディネートを考えるのも楽しいですし、その場も楽しく盛り上がります。
食事が楽しいと、家族みんなの笑顔にも繋がりますよね。
この記事を、テーブルコーディネートのアイデアの参考にぜひ役立ててください。

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