ダメージを持ち越さない!うっかり日焼けのアフターケア方法

暑い季節になるとどうしても気になるのが紫外線による日焼け。
日頃は日傘やサングラスなどでしっかり気をつけていても、
海や山などのレジャー、子どもの学校行事などでうっかり日焼けしてしまうこともあるかと思います。
今回の記事では、そんなうっかり日焼けを次の日に持ち越さないためのアフターケアの方法をご紹介します。

皆さんはこの夏、どこへ行きますか??


この対策なら絶対大丈夫!と鷹をくくらずに
ビーチやバカンス、家族でのお出かけ・・・夏は楽しいことが満載ですよね。
しかし、大きなイベントが無くとも女性にとって日々戦う相手と言えば”紫外線”です。
「日焼け止めを塗っているから大丈夫」なんて思っていても、思わぬ暑さで日焼け止めが汗で流れてしまい、「日焼け止めを何度も塗り直そう」と心に誓っていても、シチュエーション的に難しいこともあると思います。「ずっとサングラスをかけていよう」と思ってもTPOがそれを許してくれないことも多々あることです。紫外線を浴びるのは、大人の女性にとっては大変な痛手。さらに放置してしまっては後から後悔してしまいかねません。楽しいイベントが沢山ある暑い季節だからこそ、うっかり日焼けしてしまった時のアフターケアをしっかりおさらいしておきましょう。

日焼けによる肌へのダメージ


紫外線により肌本来のバリア機能が低下してしまう
「日焼け止めを塗りなさい」というアドバイスは、何度も耳にしたことがあると思いますが、そもそもなぜなのかご存知でしょうか。肌の表面には、水分の蒸発を防ぎ、刺激物や微生物が肌に侵入するのを防ぐための保護層があります。肌を保護する上で大事な役割を果たしているのは、角質と皮脂膜です。紫外線は、この皮脂を酸化し、保護層全体の働きを弱めてしまいます。

一方で、こんがりと焼けた小麦色の肌に魅力を感じない人はいないでしょう。残念ながらビーチでよく見かけるブロンズ色の肌は、肌本来の防御機能が働いた結果なのです。肌が紫外線に晒されると、メラニン(紫外線を吸収し、肌細胞を保護するための色素)が生成され、肌は小麦色になります。それが過剰に起こることによってシミなどの色素沈着を引きおこします。つまり、日焼けは体内がダメージを受けないように、肌が一生懸命防御しているということなのです。メラニンを生成する細胞は、表皮の奥の層(基底層)にあります。そこに紫外線が透過したということは、その上にある層はすべてダメージを受けているとも言えます。

肌が衰えてしまう
加齢は自然なプロセスですが、肌の老化の原因の80%は、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)ある研究によると、遺伝が老化の原因に占める割合は20%であることが明らかになっています。これは、肌の老化が、年齢よりも、紫外線などの影響によるところが大きいことを示唆しています。肌に含まれる構造タンパク質のコラーゲンは、ヒアルロン酸やエラスチンと並び、健康的な美しい肌に欠かせない大切な成分です。コラーゲンは、肌にハリと弾力をもたらす大事な役割を果たしています。しかし肌が紫外線にさらされると、このコラーゲンが分解され、減ってしまうのです。ある研究では、日焼けで痛んだ肌は、健康的な肌に比べてコラーゲン量が少ないことが明らかになっています。肌のコラーゲン量が低下すると、シワやたるみなどの早期老化を引き起こすことになってしまうのです。

紫外線によりDNAが破壊される
紫外線の怖いところは、瞬時に細胞にダメージを与えるところにあります。わずか数秒でも、DNAを破壊できてしまうのです。そう考えると、暑い日の午後に、車までちょっと移動するだけでも、かなり危険だとわかります。最近公表された研究によると、短時間に受けた紫外線のダメージは、その後も、何時間も継続することが明らかになっています。肌が紫外線にさらされると、体内でフリーラジカルが生成されます。フリーラジカルは、健康な細胞を傷つけ、細胞ダメージの連鎖を引き起こす不安定な分子です。極端な例では、細胞の遺伝子が傷つき、皮膚ガンの発生につながる場合もあります。

このように、紫外線が引き起こす肌へのダメージは多大なものです。
それでは、気をつけていてもうっかり日焼けしてしまった場合にはどのような処置をしていけばいいのでしょうか?

まず忘れてはいけないのがタイムリミット!


タイムリミットは72時間!
日焼けをした肌が抱える問題の1つ、それが“時間”です。「今は3泊4日の沖縄旅行中。たくさん焼けたけれど、バカンス中だから家に帰ったらゆっくりケアすればいいかな?」なんて悠長な考えではいけません。日焼けをした肌のタイムリミットは“72時間”と言われています。 勿論それも早くケアした方が、あとあと肌の肌への影響が変わってきます。早くケアするに越したことはありません。例えば、シミやシワ、たるみ、炎症など。シミの原因となるメラニンの生成は日焼け後の72時間にされるので、アフターケアを72時間以内に行うかどうかが肌の運命を大きく変えることになります。つまり、3日以内に正しいアフターケアをすれば、うっかり日焼けをなかったことにできるというわけです。

紫外線のアフターケア”肌ケア化粧品編”


日焼け後の肌は火傷と同じ状態!まずはタオルで冷やして
日焼けをしたあとの肌はかなりダメージを受けていて、炎症を起こしている状態。適当に美白アイテムを使うなどの自己流ケアは余計に肌を傷めることに繋がるので、正しいケアとアイテムを使っていきましょう。アフターケアでまず行うことは、冷たいタオルを肌にあててクールダウンさせることです。日焼けをした肌は火傷と同じ状態なので、火照りをとるためにしっかりと冷やします。タオルを優しくあてて肌の手当をしましょう。冷たい水やシャワーで優しく冷やすのも効果的です。

脱水状態の肌に化粧水で潤いを
日焼けした肌に適したローションと適していないローションがありますが、その違いは入っている成分にあります。多くのローションは保湿の為に作られていますが、アルコールやパラベンが入ったものは刺激が強い傾向にあり、日焼け後につけるとヒリヒリが悪化する可能性があります。成分も含めて、おすすめの化粧水を後述して紹介しましたので参考にしてみて下さい。

<無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ>

出典:instagram
日焼け後におすすめの化粧水、まずは「無印良品の化粧水・敏感肌用高保湿タイプ」です。こちらは無印良品らしい化粧水で、余計な成分を出来るだけ入れず、敏感な状態でも低刺激で使えるよう作られています。パッケージもシンプルですので、メンズでも買いやすいですよね。また、大容量で価格も抑えられており、日焼け後の肌に躊躇なく全身にたっぷりと使うことが出来ます。「テクスチャはサラッとしているがハンドプレスすると驚くほどしっとりする」、「重ね付けすると肌がモチモチになり、匂いもなく刺激も感じないので敏感な状態の肌に最適」「この値段でこの容量はお買い得、リピ決定」などと口コミでも好評。日焼けにおいては低刺激なのが大切ですので、日焼けのアフターケアに適していると言えますね。

<アベンヌウォーター>

出典:instagram
敏感な肌をスーッと落ちつかせ、皮膚バランスを整える温泉水100%スプレー。バランス良く配合されたミネラルの働きで日焼け後の敏感肌を健やかに保ちます。敏感肌はもちろん、赤ちゃんにも使える優しい成分ですので安心して使うことができますね。アベンヌウォーターは源泉から直接無菌室にて充填しているので雑菌を含みません。さらにスプレータイプですので顔だけではなく、手の届きにくい背中にも使いやすいのがおすすめポイントです。

ボディクリームで化粧水に蓋をして!
砂漠状態の肌に水を与えてもすぐ蒸発し、上手く保湿が行き渡りません。その為、蓋をするようにボディークリームや保湿クリームを入念に塗布することを心掛けましょう。おすすめのボディクリーム(バーム)がこちらです。

<クリニーク アフターサンバーム>

出典:instagram
(写真左)日焼け後におすすめのアイテムがクリニークのアフターサンバームです。こちらは海外で大人気のケア用品で、Amazonでも海外の方が多数高評価の口コミをしています。ほてりの鎮静に優れているのが特徴で、アレルギーテストも入念に行われていますので、敏感肌の方にもおすすめ。少し価格が高いのですが、その分の納得感があります。「他のアフタージェルなどと比べて浸透力が違う。つけた後すぐ触ってもしっとりと肌に浸透してる感じがするのでアフターサン商品の中でもお勧め」、「何十年もこのシリーズを愛用。理由は、すぐにほてりを沈めて、皮剥けの無い、夏の日差しでガサガサ肌をスベスベ肌にしてくれる優れ物だから」などと、男女問わず、日焼け後の頼れるアフターケアアイテムとして口コミされています。”もしも日焼け”になる前に家族で一本常備しておきたいですね。

紫外線のアフターケア”体の中から編”


有効な栄養素は?”ビタミンC”
日焼け予防、美しい肌に必要不可欠な栄養素と言えばビタミンCです。ビタミンCは体内に蓄えられないことで有名。その為、食べ物での摂取は勿論、サプリメントやハーブティーなどで意識的に継続しながら、摂取することを意識しましょう。アセロラジュースや苺は普段から取り入れやすく効果の高いアイテムです。ちなみにビタミンならいつ摂取してもいいと言う訳ではありません。例えば柑橘類は「ソラレン」という光毒性の成分が含まれていて、これらは紫外線の吸収をよくする効能があるとされています。その為、活動する日の午前中に摂取するのは控えましょう。

美容感度の高い女性たちが愛用 ”ビタミンC”を摂取するなら<リポC>がおすすめ!

出典:instagram
こちらは<リポC>という、いま美容家やモデルさん、雑誌などで話題沸騰のビタミンCサプリメント。ビタミンCは口から摂取しても吸収されにくく、ほとんどが尿となって体外に排出されます。そこで開発されたのがリポソーム化された<リポC>。従来の吸収率の低いビタミンCと比べ、<リポC>は体内利用率ほぼ100%の高い吸収率が期待できます。どの時間帯に飲んでも血中のビタミンC濃度を向上させることは期待できますが、より効果的なのは空腹時。ハードなスケジュールが予定されている日は朝に。不調を感じたら昼に。強い日焼けや疲れを感じた日は夜に。<リポC>は一包たった6gほどですのでそのままでも飲みやすい量ですが、柑橘系フレーバーウォーターや炭酸水に入れて飲むほか、ヨーグルトやアサイーボウルにプラスしてもおいしく摂取することができます。「これを飲み続けたら肌がワントーン明るくなった」とアフターケアだけではなく日常的に摂取することでも美肌に嬉しい効果が狙えますよ。

”ビタミンE”
ビタミンEは抗酸化作用が高く、ビタミンCと一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。新陳代謝を高めるため焼けた肌には積極的に摂取したい栄養素のひとつです。 大豆や穀物、アーモンドなどのナッツ類に置く含まれています。

”ビタミンA”
ビタミンAは抗酸化作用に加え、乾燥肌の予防などにも効果が高いとされている成分です。免疫力も高める高価が期待できるので疲れた身体にも効果的。 うなぎ・卵、また牛乳やチーズなどの乳製品に置く含まれています。

”リコピン”
リコピンは夏になるとよく耳にする成分ですよね。抗酸化作用が高く、特に紫外線を浴びた時に中和を期待できる成分です。 さらに、メラニン生成を抑える効果も期待でき、美白を意識する人が積極的に取り入れているアイテムです。 真っ赤な食べものに含まれておりトマトやスイカが代表的な食べ物です。これらの栄養素を意識的に摂取するようにしましょう。

うっかり日焼けに負けないで!


今回の記事では、うっかり日焼けを次の日に持ち越さないためのアフターケアとしてスキンケアの方法や摂取したい食べ物などをご紹介しました。レジャーやバカンスで十分に楽しんだ肌はしっかりとアフターケアをして、ダメージを残さないよう心掛けましょう。この手間で数年後、肌に違いがハッキリと出てくるはずです!

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