【花柄ワンピースコーデ】可愛いだけではない大人のスタイルに

新しい季節を迎えると気になる花柄。しかし歳を重ねるごとに「自分には可愛すぎるのでは・・」と敬遠していませんか?花柄は毎年トレンドとして挙がる柄ですので、大人でも堂々と着て良いのです。アクセサリーやシューズなどを工夫して、より大人らしい花柄ワンピーススタイルを目指しましょう。今回は花柄のワンピースを着用した海外などの最新コレクションや、リアルで取り入れやすいコーディネートなどをご紹介します。

最新コレクションから見る「トレンドの花柄ワンピース」

シーバイクロエ(see by chloe)

2001年にフランスの人気ラグジュアリーブランド、クロエ(chloe)のディフュージョンラインとして展開をスタートしたシーバイクロエ。シーバイクロエはクロエのフェミニンなデザイン性を引き継ぎつつ、より若者向けのカジュアルでリーズナブルなラインとなりましたが、ファーストラインのクロエ同様にウィメンズウェア、バッグ、シューズ、アクセサリーと幅広く展開。キュートでガーリーなデザインが特徴的で、クロエと同じく世界のファッショントレンドを牽引しているブランドです。そんなシーバイクロエの最新春夏コレクションから、可憐な小花柄のワンピースが発表されています。ややパワーショルダー型のデザインが、幼くならずドレッシーに見えるポイント。あえてサンダルを合わせて醸し出す無垢な雰囲気がかっこいいルックです。

MSGN(エムエスジーエヌ)

マッシモ・ジョルジェッティが手掛けるイタリアのファッションブランドMSGNのランウェイより。MSGNはメンズ・ウィメンズともに展開していて、イタリアでもっとも飛躍が期待されるブランドの一つ。日本でも原宿に旗艦店があり、多くの百貨店やセレクトショップが買い付けている人気のブランドです。こちらは春夏コレクションのファーストルック(ショーで1番最初に出てくるモデルさんが着用している=ブランド一押し)ですので、今シーズンかなり花柄をプッシュしていることが伺えます。鮮やかなカラーリングが得意なブランドだけあって今にも立体的に飛び出してきそうな大胆な花柄が美しいワンピースです。

クラウディア・リー(CLAUDIA LI)

リアルに着られそうなシャツ型の花柄マキシ丈ワンピースを、こちらもファーストルックで打ち出したクラウディア・リー。甘さのない色味なので万人受けするタイプです。クラウディア・リーは、2015年に創立したアメリカのNYを拠点とするファッションブランド。デザイナーのクラウディアは、J.W.アンダーソンのデザイナーとしても活躍した経歴を持っていてクリエイティビティとクラフトマンシップにフォーカスしています。ファインアートを思わせる芸術的なデザインとディテール、絶え間なく進化するシルエット、シェイプ、素材などオリジナリティの強さが今話題のブランドです。立体裁断を使った立体的なフォルムがクラウディア・リーの特徴の1つでもあります。そんな注目されるクラウディア・リーも花柄をプッシュしています。

こちらもクラウディア・リーのコレクションより。少しレトロな雰囲気の花柄がギュッと敷き詰められたワンピース。マルチな色使いやギュッと絞ったウエストラインもトレンド感があります。

ブルーガール(blugirl)

ブルーガールはイタリアのファッションブランド。ブルマリン(BLUMARINE)のカジュアルラインとして1996年から展開されていてミラノ・ファッション・ウィークにてコレクションを発表しています。そんなブルーガールの最新コレクションからも花柄ワンピースのルックが発表されています。白地に鮮やかな花々を散りばめた大人のためのドレスです。花柄のワンピースは長めの着丈のものが主流になりつつあります。

リアルな花柄ワンピースコーディネート見本帳

控えめな花柄ワンピースをカジュアルに

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控えめな花柄が大人可愛いシャツワンピース。フラットなレースアップサンダルやストローハットでカジュアルダウンし、タウンユースしやすく着こなしています。また、黒地は重くなりがちですが、サンダルと色を合わせていたり、ラフにレースアップしていたり、襟を開襟していたりと軽やかにまとまっていますね。ふんわりとリラックス感があるシルエットのシャツワンピースは体型カバーにも◎。リゾートで着用するのも素敵なコーディネートです。

黒地花柄ワンピースを軽やかに着こなすには

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黒地の花柄は引き締まって見えるメリットと、重たく見えてしまいがちというデメリットがあります。特にティアード型で分量感のある黒地の花柄ワンピースを軽やかに着こなすためには、明るい色のカーディガンで目線で上げるのもひとつの手です。プラスして、こちらのコーディネートのようにアイキャッチになるかごバッグを持てば、視線が分散されてワンピースを軽やかに見せることができます。ヒールのシューズできちんと感も演出。上品にまとまった大人のお手本コーディネートです。

アンティークカラー×小花柄なワンピース

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モスグリーンのアンティーク風なカラーと小花柄が落ち着いた雰囲気のワンピーススタイルです。襟についたリボンタイやプリーツ状のスカート部分が可愛いので1枚でしっかりと主役の役割を果たしてくれています。1枚でサマになるのも花柄ワンピースの良いところですね。合わせたシューズはフラットなシンプルなもの。ワンピースが引き立つグッドバランスのスタイルです。7部袖も通年着られて◎。

レギンスをプラスしてカジュアルダウン

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こちらはボタニカル(植物図鑑的)な個性のある花柄ワンピースを、レギンスでカジュアルダウンしたコーディネート。裾にスリットが入ったレギンスはトレンドでもあるので1枚持っておくと便利です。ワンピースはしっかりと分量のあるタイプなので、ベルトを合わせてスタイルアップ。合わせたエナメルのサンダルも大人の女性らしい表情がコーディネートにプラスされていて綺麗ですね。エッジの効いた小物をさり気なく合わせることで、より大人の品格を感じさせるスタイルに仕上がっています。

ヴィンテージライクな雰囲気にフラットシューズが今の気分

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ヴィンテージライクな花柄のミモレ丈ワンピースに、フラットシューズを合わせると程よい抜け感が出てトレンドライクなコーディネートの出来上がり。足元のゆるい雰囲気が、肩肘張らない大人の余裕を感じさせます。また、ワンピースの柄とレザーバッグをヴァーガンディーで統一しているのでまとまりのあるスタイルに仕上がっていますね。お出掛けが楽しくなるようなコーディネートです。

ディティールの凝ったデザインワンピは1枚で思い切り楽しんで

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襟元のリボンタイやウエストのギャザー、裾のティアード、たっぷりとした袖など、おしゃれな要素がたくさん詰まったワンピースは1枚で潔く着るのが正解◎。こちらのようなグレートーンを選べば、可愛くなりすぎず敬遠せずに着ることができるのではないでしょうか?足元はシンプルなスニーカーやフラットシューズでハズして着ても可愛いですね。また、袖のあるワンピースは季節を問わず着やすくて便利です。冬はタートルネックなどのインナーとレイヤードを楽しんでも良いですね。

時にはイノセントな雰囲気を大切に

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グリーンが目を引く小花柄ワンピース。バレエシューズにソックスを合わせた優等生な足元が、ワンピースをよりイノセントに引き立てています。ワンピース以外をベージュトーンで優しくコーディネートしているのも好感度が高いポイント。カーディガンはゆったりとしたシルエットのものを選んでショールのような感覚で合わせるとワンピースの雰囲気を損ないません。春や秋に真似したいお手本コーディネートですね。

花柄でスポーツミックスもアリ!

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小花柄のワンピースの上にマウンテンジャケットをオンしたスポーツミックスのコーディネート。ワンピース以外をブラウン〜ベージュ系のアイテムでまとめているので、ゴチャゴチャした感じにならず綺麗にまとまっています。ローファーや、スクールライクなポシェットを合わせて小花柄を上手に昇華させています。

キャミソール型は白のインナーが基本

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キャミソール型の花柄ワンピースもよく出回っている形のひとつ。花柄の邪魔にならない白のインナーを合わせるのが基本です。白のインナーを合わせることで顔まわりが明るく見えますし、花柄もよく映えます。特にこちらのようなデザインの効いた花柄ワンピースは、シンプルにコーディネートするのが正解です。

あえてピリ辛な足元にしてもおしゃれ!

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ふんわりとしたティアードシルエットに、淡いブルーの小花柄が可愛いこちらのワンピース。足元はあえてヒールのあるレースアップシューズにソックスもブラックで統一して、ほんのりピリ辛な要素を足しています。ショートヘアとのバランスも良く、甘すぎない大人のワンピースコーディネートに仕上がっています。

デニムをインしたカジュアルスタイル

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ブラックの小花柄ワンピースに、薄めの色落ちしたデニムを合わせたカジュアルコーディネートです。花柄ワンピースを1枚で着るにはとっつきにくいと感じる方におすすめのテクニック。デニムを合わせる際にはこちらのように、着丈の長めのワンピースを着用するのが大人らしく仕上がるポイントです。膝が出てしまうと幼い印象になってしまいますので、ミモレ〜マキシ丈のものを選ぶようにしましょう。合わせた甲深なフラットシューズと、PVC素材のクリアバッグもトレンドライク。

アウターの”襟抜き”でフェミニンに

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短め丈のアウターを羽織る際は、ぜひこのように襟を抜いてラフに羽織りましょう。途端におしゃれなコーディネートが出来上がります。ルーズなヘアアレンジと相まって、花柄ワンピースを可愛く着こなしていますね。アウターの袖まくり具合も絶妙。ワーク風なジャケットを合わせているのにフェミニン度満点です。

シンプルコーディネートの羽織りに活用

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クラシカルな花柄のシャツワンピースを羽織りとしてコーディネート。インナーやボトムは無地のシンプルなものを合わせて、綺麗な花柄を引き立てましょう。こちらのスタイリングは、単品で着るとドレッシーでクラシックな花柄ワンピースを、カジュアルに着こなしていますね。花柄ワンピースを季節の境目の羽織りとして、カーディガン感覚で着てみてはいかがでしょうか。

デニムジャケットを肩掛け

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シフォン素材のワンピースと意外と相性が良いのがデニムジャケットです。こちらのコーディネートのようにビッグサイズのデニムジャケットをふんわり肩掛けすると、ワンピースの女性らしい雰囲気を壊さずおしゃれに着こなすことができます。

あえてワイドデニムを合わせて’70風に

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花柄ワンピースにはスキニーデニムを合わせても可愛いですが、あえて太めのワイドデニムを合わせると70年代のような雰囲気になって◎。アクティブに動くこともできますし、小さいお子さんがいるママにもおすすめのコーディネート術です。逆に花柄ワンピースが、合わせたコンバースのスニーカーや、スポーティなバッグを女性らしくブラッシュアップしてくれています。

花柄ワンピースは大人の女性の味方です!


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今回は花柄のワンピースを着用した海外などの最新コレクションや、リアルなコーディネートなどをご紹介してきました。おしゃれをしていく場所でも、普段のカジュアルスタイルにも、合わせ方次第で様々な用途に着用できるのが花柄ワンピースの良いところです。また、流行にあまり左右されないのも嬉しいポイントです。花柄ワンピースは大人の強い味方です!様々なディティールの花柄ワンピースがあるので自分のお気に入りを見つけて、花柄ワンピースを使ってたくさんおしゃれを楽しんでくださいね。

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