
ジェルネイルが剥がれたり浮いてしまった時のケース別の対処法
おしゃれを楽しみたい女性の中にはネイルを取り入れている方も多いかもしれません。特に持ちが良いジェルネイルは今やおしゃれな女性の定番ですよね。
けれど持ちが良いからといってケアせずに放置した結果、「先端が欠けてしまった」、「根本が浮いてしまった」などのトラブルに見舞われることも。
今回は、よくあるジェルネイルトラブルの応急処置をケース別にご紹介します。
ジェルネイルのメリットって?
ネイルには、マニキュア、ジェルネイル、スカルプチュアなどの種類があります。中でも、ジェルネイルは、通常のマニュキアなどと比べても”長持ち” で “爪を保護する” などの効果があるとされ、ネイルの中では主流。一方で、ケア方法が難しくトラブルが多いということもあります。
マニュキアよりも長持ち
マニキュアに比べて長い期間ネイルを美しく保つことができるのは、ジェルネイルの最大の魅力をも言えるかもしれません。爪が伸びには個人差がありますが、爪は1日0.1mm伸びると言われています。平均的に、3~4週間はネイルを楽しむことができます。
また耐久性も高いため、マニキュアのように家事や育児でネイルカラーが削れてしまうというトラブルも少ないのも特徴として挙げられます。
色ムラが出づらく自然な仕上がり
マニキュアで色を重ねていくと色ムラが出てしまうということを経験する方もいるかもしれません。ジェルネイルは、べースジェルで下地を作り、色を重ねていくため発色が良く、色ムラが出づらく自然な仕上がりに。
健康的な爪になる
ジェルには、爪をコーティングして補強する効果があります。爪が薄くすぐに割れてしまうなど悩みを抱えている方でもジェルネイルによって薄い爪を守ることができるんですよ。家事で水仕事をしている際にいつの間にか爪が割れていた!という方も多いかもしれませんが、逆にジェルネイルをすることで健康的な爪になることも可能です。
先に知っておこう!ジェルネイルにも剥がれてしまうことがある。その理由とは?
長持ちで、自然な仕上がり、しかも健康的な爪にもなる…良いこと尽くしのように見えるジェルネイル。特に「長持ちだから」という理由でジェルネイルをしている女性は多いはず。マニュアルだと数日で剥げてきて、塗り足しや塗り替えが余儀なくされてしまいますからね。しかし、実はジェルネイルでも剥がれてしまったり、浮いてくるなどトラブルもあるんです。ジェルネイルが剥がれてしまう理由にはどんなものがあるのでしょうか。
家事の影響
「ジェルネイルは、長持ちで耐久性が良いから」という理由で、つい気にせずに日常を過ごしていると、いつの間にか剥がれてしまった!爪が浮いてきてしまった!というケースは多数。
特に家事などの水仕事などには注意が必要。爪が過度に水に濡れることで、ジェルネイルが浮きやすくなってしまい、剥がれてしまうという結果を招いてしまいます。
指先を使う仕事をよくする
パソコンをよく使う仕事をしている方などは、爪でタイピングすると浮きやすくなってしまいます。パソコン以外にも、人はいろいろな作業を手で行うため自然と爪先にもストレスがかかっているんですよ。
例えば、髪の毛を洗う時など。水をかけながら爪を立てて頭を洗うという方も多いですよね。缶飲料を開ける時、腕時計の時間を合わせようとした時など。頻繁ではないかもしれませんが、日常生活の何気ない仕草がジェルネイルの長持ちを阻止している可能性が…
爪切り
長く伸びてしまった爪で子どもを抱っこすることはできないし…長いとスマホ弄りにも邪魔と感じている方は意外と多いですよね。
そんな時、ジェルネイルをしているのにも関わらず爪切りで爪を切る方がいます。爪切りで爪を切ってしまうと、爪とジェルの間に空気が入ってしまい浮いてしまうということが。爪が浮いてしまったら洋服やストッキングに引っかかってしまったり、子どもを傷つけてしまうこともあり、逆効果です。
ジェルネイルが剥がれてしまった!ケース別 対処法
せっかくのジェルネイル。けれど日常生活や様々なストレスから、剥がれてしまう、浮いてしまうというトラブルがあった時、どうすればいいのでしょうか。4本の指はきれいなのに人差し指だけネイルがない方も見かけることもありますが見栄えはよくないですよね。
ジェルネイルが浮いてきた・めくれたというケース
ジェルネイルを付けてから3-4週目に入った頃、「そろそろ付け替え!」という時期に、爪の根元や脇からジェルネイルが浮いてくる・めくれてしまったという方は多いんです。
ジェルネイルが浮いてきたり、めくれると、剥がしたくなるという方もいるかもしれません。しかし、これはNG行動!無理に剥がしてしまうことで、自爪も一緒に剥がれてしまうということもあり得ます。ジェルネイルをオフするには正しい手順でオフ必要があります。
次のネイルサロンの予約まで2-3日という際は、「ネイル用接着剤」の使用が有効です。使い方はとっても簡単!自爪とジェルネイルの間に専用の接着剤を流し込むだけ。これで2-3日は持ちます。
ただし、長期間の使用はオススメできません。接着剤は水に弱く水分が入り込んでまた剥がれてしまう、めくれていまうということを繰り返しかねません。何度も接着剤を使用することは爪にとっては健康的なことではありません。
ジェルネイルが剥がれてしまったケース
毎回同じ指が剥がれるという方は意外と多いんですよ。それは、日常生活の癖の現れでもあります。その指をよく酷使しているという証拠。1本だけジェルネイルが剥がれてしまったという場合は、色味の似たマニキュアを塗る、またはネイルチップを応急処置として使用しましょう。
見た目の違和感はなく、こちらも2-3日は持つことができます。
ジェルネイルが剥がれかけてしまったケース
完全に剥がれていないけれど、剥がれかけている!または、色味の似たマニキュアやネイルチップがない場合に有効なのは、絆創膏を張ること。完全に剥がれてはいないけれど、はがれつつある場合、先述した通り無理やり剥がすのは絶対にNG。かと言って、洋服などに引っ掛けてしまうことも有り得ますよね。
1本の指だけであれば絆創膏も違和感もないですし、爪を引っ掛けてしまう心配もなし!
ただし、こちらも長期間の使用はオススメできません。爪とジェルの間に水分は入ってしまったりするとカビ菌が発生することも。
爪の先端が欠けてしまったケース
日常生活では意外と指先を使用する作業が多く、少し爪が伸びてくると先端が欠けてしまうということもあります。それは自爪であろうとジェルネイルであろうと共通。爪が欠けてしまうことで見た目はもちろんのこと、尖ってしまったりすることで自分や子どもを傷付けてしまうなんてころもあり得るので処置は必須。
爪の先端が欠けてしまった場合は、爪やすりを使用しましょう。欠けてしまった箇所を爪やすりで優しく削ります。爪やすりをかけた部分には透明のトップコートもしくはジェルネイルカラーと似たカラーネイル+トップコートを塗るなど対処しましょう。
次のネイルの予約まで時間がある場合/1本以上剥がれてしまったり浮いてしまったら?
次のネイルサロンの予約3日以上あるという場合、もしくはジェルネイルが1本のみならず2-3本剥がれてしまたり、浮いてしまった場合は、潔く自分でオフすることを選択してみるのもいいかもしれません。
ネイルサロンに行かなくても自宅でジェルネイルするキットやオフするキットが多数販売されています。もちろん、プロの人に施術してもらった方が仕上がりは美しくなることも多々ありますが、オフはコツをつかめば以外と簡単!
ジェルネイルを自宅でオフ!必要なものは?
- ジェルリムーバー
- コットン
- アルミホイル
- 爪やすり
- ビニール袋
- ウッドスティック
- キューティクルオイル
- 保湿剤
ジェルネイル初心者の方でよくありがちなのが、除光液で落とそうとすることです。除光液は、マニキュアを落とすための薬剤。無理にジェルネイルを落とそうとすると爪を痛めてしまう可能性があります。ジェル専用のリムーバーを使用しましょう。
また、コットンやアルミホイルは、事前にカットしておくことをオススメします。コットンはジェルリムーバーが皮膚につかないようにご自身の爪のサイズにカットしましょう。アルミホイルは指全体を覆って、コットンが動かないようにするため、10センチ四方の大きさにカットするのがオススメ。
慣れれば超簡単!ジェルネイルのオフの仕方
1. ジェルネイルリムーバーでジェルネイルを浮かせる
小さく切ったコットンにジェルネイルリムーバーを含ませてアルミホイルで巻きます。そのまま10分ほど放置
2.ジェルネイルの表面を削る
一旦、アルミホイルとコットンを取って、自爪を傷つけないように気をつけて、ジェルネイルの表面を爪やすりで削っていきます。
3. コットン、アルミホイルを再び巻く
コットンにリムーバーをたっぷり含ませてアルミホイルを巻きます。爪が換気できるようにして下さいね。
4. ビニール手袋を使用して15分程放置
ビニール手袋の温め効果を利用して、スムーズにジェルネイルをオフすることができます。そのまま15分程度放置。ビニール手袋を使用することでアルミホイルの外れを防いでくれるので、本を読んだり、ケータイいじりなどできます。
5. 浮いたジェルを削ぎ落とす
ウッドスティックで丁寧にそぎ落としていきます。無理に強い力で行うと、自爪を傷つけてしまいことがあるので注意が必要です。
6. 保湿
全てのジェルネイルが落とせたら、仕上げには必ずネイル用のキューティクルオイルで保湿を行ないましょう。爪と甘皮の乾燥を防いでくれ美しい手を保ってくれます。
ジェルネイルを落とした爪は少なからず弱っている状態。そのままにしておくと、爪が割れたり欠けたりしてしまう可能性があり、次のジェルネイルにも影響がある可能性が。日頃からしっかり保湿を行ってあげましょう。キューティクルオイルやネイル用保湿剤などで日頃から保湿を心がけましょう。
ジェルネイルが剥がれないようにするためには?
ジェルネイルが剥がれてしまったり、浮いてしまう対処法があることは嬉しいですよね。けれど、せっかくなら少しでも美しい状態で長持ちさせたいものです。ジェルネイルのトラブルをなくすために気をつけたいことはどんなことでしょうか。
水仕事の際は手袋を利用
食器を洗ったりお風呂掃除をする際はゴム手袋を利用。髪の毛を洗う際も、ヘッドブラシの使用がオススメです。水仕事は避けられませんが、直接水に触れることを避けるだけでだいぶ改善されます。
爪への負担を軽減するように心がける
パソコンやスマホを使用する際、缶飲料を開ける際、腕時計の時間合わせをする際、意識はしませんが日常生活の何気ない行動は、爪に負担をかけています。いつも同じ爪が剥がれてしまうという方は、特に気をつけるようにしましょう。
爪が伸びたら爪やすりを
ジェルネイルをオフするまではなるべく爪を切らないのがベスト。とは言え、自然現象のため爪が伸びるのを止めることはできませんよね。長い爪は、日常生活や育児に支障が出るという方も多いはず。
爪の長さがどうしてもきになる場合は、爪やすりを利用しましょう。爪やすりで短くすると爪切りで切った際の衝撃で浮いてしまうというトラブルは少なくなります。
保湿を充分に
美しい爪や手を保つためには保湿は必須。
爪を保湿することで、割れにくく健康な爪が育ち長持ちしたす。爪の付け根はこまめに保湿をしましょう。
最後までジェルネイルを楽しみましょう!
ちょっとした手作業を送る時に、美しく仕上げられたジェルネイルはおしゃれを楽しみたい女性にとっては気分をあげてくれるファッションの一部。けれど、意識しなくても指先や爪先は常日頃から私たちが日常生活を送る上で、酷使している部位の一つです。せっかくお気に入りのジェルネイルをしても、しっかりネイルケアしていないと剥がれてしまったり、浮いてしまうというトラブルはつきものです。とは言え、家事や育児とマルチタスクに日々の生活を送っている女性にとって、常にネイルのことだけを考えて行動するのは難しいですよね。もしネイルが台無しになってしまったとしても、落ち込まずまずは対処法を試してみて下さい!せっかくのジェルネイル、最後まで楽しんで下さいね。