
幼児・赤ちゃんと楽しむバレンタインチョコ8選!ウォールデコで華やかに
大切な人にチョコを贈るイベント「バレンタイン」。毎年パパに手作りチョコを渡しているママも、今年は赤ちゃんと一緒に楽しんでみませんか?今回は、幼児・赤ちゃんも食べられるチョコやスイーツ、バレンタイン風のウォールデコについてご紹介します。赤ちゃんにも参加してもらうことで、今年はいつもよりもっと素敵なバレンタインを過ごしましょう。今回ご紹介するチョコは、作り方も簡単で美味しく食べられるのでぜひ参考にしてください。
幼児・赤ちゃんも楽しめるチョコは?
赤ちゃんは小さいうちは大人用のチョコは食べることができません。その理由はいくつか考えられますが、もっとも考えられるのが味覚形成への影響です。大人用のチョコは砂糖が入っているものが多いため、甘く感じるものですが赤ちゃんにしてみると大人が感じるよりももっと甘く、刺激が強いものになります。
特定のものを食べがちでまだ未熟な赤ちゃんには、早いうちにチョコはあげないほうが良いでしょう。せっかくのバレンタインだから赤ちゃんにもチョコを楽しんでもらいたい!そんな時は、チョコではなくココアパウダーを代用品として使いましょう。ココアパウダーは、ココアバターをカカオマスから取り除いて粉末にしたもの。
脂肪分が少なく糖分も少ないため、赤ちゃんでも口にできるものです。ココアパウダーでも「純ココア」と呼ばれるものは一切砂糖が入っていません。風味をつけるために離乳食でも使われることがあるので安心です。また、その他にはキャロブパウダーもチョコの代用品として使うことができます。イナゴマメというマメ科の植物を使って粉末にしたもので、風味がチョコレートに似ていることから代用品として使われています。
赤ちゃんとバレンタインを楽しむには、ココアパウダーやキャロブパウダーを使ったスイーツを作りましょう。体に優しいナチュラルな食品なので、赤ちゃんだけでなくチョコが苦手な人やカフェインが苦手な人でも安心して食べることができます。今回は、赤ちゃんと一緒にチョコを楽しむバレンタインのアイディア8選をご紹介します。
赤ちゃんと一緒にチョコを楽しむバレンタインアイディア
ご紹介するチョコやチョコスイーツは、ココアパウダーとキャロブパウダーをメインに使っています。材料は、一部はちみつを含むものがあるので1歳以上のお子さんに与えてください。1歳未満の赤ちゃんにはオリゴ糖やアガぺシロップなどで代用しましょう。また、ドライフルーツは細かくしたものを少量与える程度であれば問題ありません。赤ちゃんにも楽しんでもらえるような食べやすくて美味しいスイーツを作りましょう。
キャロブトリュフ
【材料】
・キャロブパウダー50g
・ココナッツシュガー20g
・きな粉50g
・豆乳100㏄
【作り方】
1.ボウルにキャロブパウダー、ココナッツシュガー、きな粉を入れ豆乳も加えて混ぜ合わせます。
2.生地がまとまってきたら、手の平で丸めて真ん丸の形にしましょう。
3.最後にキャロブパウダーを上からかけ、冷蔵庫で軽く冷やしたら美味しいお手軽トリュフの完成です。
キャロブの生チョコ
【材料】
・キャロブパウダー75g
・ココナッツオイル100g
・アガぺシロップ10g
・ココアパウダー少々
【作り方】
1.ボウルに、キャロブパウダー、ココナッツオイル、アガぺシロップを入れます。
2.よく混ぜたらトレーを用意し、その上にラップを敷いて生地を伸ばして入れます。
3.冷蔵庫で冷やし、固まったら取り出してココアパウダーを全体的にふりかけます。
4.最後に、食べやすいサイズにカットして切り分けたら完成です。材料を用意して混ぜて冷やし固めるだけなのでとっても簡単。滑らかでとろける、生チョコ風スイーツの出来上がりです。
キャロブの本格チョコ
【材料】
・てんさい糖シロップ大さじ3杯
・オリーブオイル大さじ1杯
・自然塩一つまみ
・ココナッツオイル大さじ3杯
・キャロブパウダー20g
・お好みで刻んだナッツやドライフルーツ
【作り方】
1.ナッツやドライフルーツ以外の全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
2.カップを用意して、生地を流し込んだら最後にトッピングとしてナッツやドライフルーツを細かく刻んだものを少量乗せましょう。
3.カップは冷凍庫に入れ、固まったら取り出して完成です。本格的なチョコレートが楽しめるキャロブチョコです。
ココアボーロ
【材料】
・片栗粉80g
・三温糖30g
・卵黄2個
・ココアパウダー大さじ1杯
・牛乳小さじ1杯
【作り方】
1.ボウルに三温糖と卵を入れてよく混ぜ、片栗粉を数回に分けて混ぜていきます。
2.牛乳を入れて混ぜ、まとまってきたらココアパウダーを入れてムラができないようによく混ぜましょう。生地を伸ばしたら適当なサイズに切り分け丸めていきます。
3.天板にクッキングシートを乗せ、その上に丸めたものを並べます。160度で温めたオーブンで10分ほど焼き上げたらほろほろと食べやすいココアボーロの完成です。
大人用には、上から粉砂糖をトッピングしてプレゼントしても良いでしょう。
ココア風味の米粉ビスコッティ
【材料】
・米粉70g
・ココアパウダー10g
・すりゴマ(白)10g
・レーズン少量
・いちじく少量
・ひまわりの種少量
・卵1個
【作り方】
1.オーブンは180度で温めておき、レーズンやいちじく、ひまわりの種は細かく刻んでおきましょう。
2.ボウルに卵以外の材料を全て入れ、かきまぜてから卵を加えてさらにかきまぜます。
3.長方形の型に入れ、20分オーブンで焼きます。
4.20分後に取り出し、1cmくらいのサイズにカットしましょう。
5.オーブンは150度にして、薄く切ったものを並べて25分ほど焼き上げます。
6.約25分後、オーブンから取り出したらサクサクな食感でおしゃれな見た目のビスコッティの出来上がりです。大人用にはチョコレートソースを上からかけるのも良いでしょう。
ココアクッキー
【材料】
・片栗粉50g
・ココアパウダー(純ココア)ティースプーン1杯
・無塩バター20g
・牛乳小さじ2杯
・上白糖小さじ2杯
【作り方】
1.バターは柔らかくするためにレンジで温めます。
2.ボウルに柔らかくなったバターと上白糖を入れふわっとするまでよくかき混ぜましょう。
3.片栗粉、ココアパウダーを入れて混ぜたら牛乳も入れて生地をまとめていきます。
4.オーブンを180度に熱し、ラップの上に生地を伸ばして型抜きします。
5.型抜きしたものをクッキングシートに乗せて天板ごとオーブンの中へ。
6.25分ほどオーブンで焼きあげたら完成。サクサクでバターの香りが心地よいクッキーの出来上がりです。
ココア風味のティラミス
【材料】
・じゃがいも1個
・ヨーグルト65g
・スキムミルク大さじ3杯
・塩少々
・砂糖大さじ3杯
・ビスケット数枚
・ココアパウダー少々
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて一口サイズに切ったら茹でて柔らかくしておきましょう。
2.ミキサーにじゃがいもとヨーグルト、スキムミルク、塩、砂糖を入れてなめらかにします。
3.ビスケットを細かく砕いて、ミキサーでなめらかにしたものと交互に器に盛りつけます。
4.最後にココアパウダーをトッピングしたら、ふわふわで美味しいココア風味のティラミスの完成です。
バナナココアカップケーキ
【材料】
・小麦粉45g
・ベーキングパウダー少々
・ココアパウダー5g
・バナナ1/2本
・無塩バター30g
・牛乳大さじ1杯
・砂糖大さじ1/2杯
・卵1個
【作り方】
1.170度にオーブンを温めておきましょう。
2.バターは、冷蔵庫から取り出してレンジで30秒ほど温め柔らかくしておきます。
3.ボウルに細かくしたバナナとバター、砂糖、卵を入れてよくかき混ぜます。
4.小麦粉とベーキングパウダー、ココアパウダーも入れ混ぜ合わせたら最後に牛乳を入れよく混ぜます。
5.カップを用意して流し込み、温めたオーブンで10分弱焼き上げたらバナナとココアが香るカップケーキの出来上がりです。
ラッピングもひと工夫しよう
美味しいスイーツができあがったら、ラッピングも工夫してみましょう。カップや箱を少しおしゃれなものにするだけでも、素敵なプレゼントに仕上がります。
赤やピンクの銀紙にチョコを包み、まとめて箱に入れたら完成。箱もハート型の物はバレンタインらしさが出ます。
会社など出先で食べてもらうためにプレゼントにする場合は、食べやすくて可愛いラッピングに。カップにチョコをまとめて入れると、簡単ですし見栄えも良いので最適。
カップに入れる場合は、そのままチョコを入れても良いですし一つずつ包装したものを箱に入れると持ち運びもしやすく食べやすいでしょう。紙でチョコを包んだら、キャンディーのように両端をねじっておくだけで簡単にラッピングできます。
最後に、カップごと袋に入れてリボンで結べば完成。袋は透明なものに入れると中身も確認できて楽しめます。
おしゃれなプレゼントにしたい場合は、高級感ある箱に詰めて一つずつ包装したものを贈りましょう。小さくても良いので、メッセージカードも1つ添えるとよりプレゼントらしくなります。こんな時にこそ、日頃なかなか伝えられないありがとうの気持ちを込めてみてはいかがでしょうか。
帰宅してから家でチョコを渡す場合は、おしゃれなお皿に乗せて紙ナプキンやランチョンマット、コースターなどもバレンタインらしいものに。素敵な飾り付けをプラスして、美味しいスイーツを引き立てましょう。家でバレンタインを楽しむ場合は、ウォールデコも工夫して思う存分イベントを楽しみたいですね。
ウォールデコはハートモチーフの飾りを
ウォールデコは、壁に飾りをして楽しむ今はやりのアートです。海外では定番となり、インテリアの一つとも言えます。本来は、壁に写真や絵などを飾って楽しむことを言いますが、写真や絵だけでなくあらゆる飾りものをして楽しむことができます。賃貸だから壁に穴を開けられない、新築だからなるべく汚したくないという場合でも大丈夫。ウォールデコの飾りは、壁を傷つけずに簡単に取り外しできるものが多いからです。ひもでくくったり、テープで留めるだけで簡単にウォールデコができるのです。壁も活用して、部屋の雰囲気をバレンタイン一色にしてみましょう。
簡単にできるハートのリースです。リースといえばクリスマスの飾りのイメージが強いですが、ハート型ならバレンタインにもぴったり。まず軸となるワイヤーを1本用意したら、ハートの形を作ります。そのワイヤーを中心に、長めの小枝をくくりつけてまとめていきましょう。ピンクや赤などバレンタインを思わせるような色の飾りも取り入れることで、華やかで明るいリースになります。細めのリボンを数本用意して、小枝と一緒に絡ませながら巻き付けるのも良いでしょう。ハートの形ができあがったら、最後にハートの中心となる部分をまとめてリボンで留めるだけ。作ったリースは上から吊るしても良いですし、テープで壁に止めておくのも良いでしょう。
2枚重ねでハートの形にしたメッセージカードを用意しましょう。もしくは、ハートの形の紙を2枚貼り合わせたものを何枚か作りましょう。壁にひもをかけたら、両端をテープで留めて固定します。ひもの上から挟むような形でメッセージカードを設置すれば簡単ウォールデコの完成。メッセージカードはそのままテープで壁に貼り付けたり、ひもごと上から吊り下げたりすることで華やかになりイベントの雰囲気を楽しむことができます。メッセージカードには、絵を描いたり一言メッセージを書いたりすると良いでしょう。
ハート型のクッキーをモチーフとした飾りも、バレンタインのムードを高めるのにかかせません。キャンディーのような見た目のデザインもポップで可愛らしい印象です。シールで簡単に壁に貼り付けられるものが多く、取り外しも楽々。壁に貼る専用のウォールステッカーであれば、フィルムを剥がせばそのまま壁に貼り付けられるのでテープを用意する必要もありません。
赤ちゃんにも参加してもらって、ウォールデコを背景に撮影した写真を壁にいくつか貼るなどしてウォールデコに使うのも良いでしょう。
赤ちゃんと過ごすハッピーなバレンタインに
今回は、赤ちゃんと一緒に楽しむチョコとしてスイーツのメニューや作り方8選、ラッピングの仕方やウォールデコなどについてご紹介しました。チョコやチョコスイーツは、赤ちゃんでも安心して食べられる食材を中心に使っているので、赤ちゃんを含めた家族みんなで楽しむことができます。パパへの日頃の感謝の気持ちを込めて、赤ちゃんも交えた素敵なバレンタインデーを過ごしましょう。