
夫婦だからこそ難しい、夫婦喧嘩をした時の簡単な仲直りの方法
どんなに好きで結婚した相手でも、長い期間一緒に生活をしていると夫婦喧嘩をすることもあります。
些細なことがきっかけで始まる喧嘩ですが、楽しいものではないので早く仲直りをして生活したいですよね。
そこで今回は、些細な喧嘩をした時の仲直りの方法をご紹介します。
夫婦喧嘩で仲直り
ごめんなさいの一言が大切
夫婦喧嘩は一時的なもので、すぐに元の仲に戻ると言いますが、時にはすぐに仲直りすることができずにこじれてしまうことがあります。
長引けば長引くほどお互い意固地になってしまい、謝るタイミングが難しくなってしまうので、家族のことを考えるのであれば、早めにどちらかが素直になって謝るようにしなければなりません。
夫婦喧嘩をした時に一番大切な言葉は、ごめんなさいという謝罪の一言です。
喧嘩の原因が自分にあるのであれば、そのことに対する謝罪を、自分ではなく相手にあるとしても冷静さを欠いて喧嘩が勃発してしまったことを謝罪しておきましょう。
聞く耳を持つ
喧嘩になると、自分の気持ちや意見ばかりを感情的にぶつけてしまうことによって事が荒れてしまいます。
自分に言いたいことがあるように、相手にも言いたいことがある。
それを最後まで聞かずに、お互い言いたいことを被せあうことによって酷い喧嘩になるのではないでしょうか。
もっと恐ろしいのは一切の会話をしなくなることです。
こうなってしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。
まずはお互いの思いを話すことから始めましょう。
自分の気持ちを知ってもらいたければ、相手の言葉にも耳を傾けて、お互いの気持ちを理解しあいましょう。
感謝の気持ちを伝える
喧嘩の謝罪をするときは、その場しのぎではなく原因をきちんと考えて、それを改善しなければいけません。
それと同じように感謝の言葉を口にしてお互い労うことも大切です。
いつもありがとうなど、そんな相手を敬って感謝する言葉を普段口にしていますか?
言わなくてもわかる、当たり前のことだ、と思って言葉にしない人も多いと思いますが、当たり前のことだからこそ、お互いへの感謝の気持ちを伝えることが長い夫婦生活には必要です。
夫婦喧嘩の仲直りの時には、一緒に感謝の言葉を伝えてみましょう。
仲直りをしたいという気持ちを伝える
喧嘩の理由は様々で、長い夫婦生活の中には、なぜ喧嘩をしているのかもわからないけれどお互いに興奮して言い争いになってしまうこともあります。
いい加減仲直りをしたい、でもうまく言葉が見つからない、そんな時はストレートに仲直りを提案してみてください。
相手も仲直りしたいと思っていたのら、その言葉がお互いの素直な気持ちを引き出すきっかけになるでしょう。
自分から謝るのは照れくさい、どのタイミングでごめんなさいの言葉を口にしたらいいのかが分からないという人におすすめです。
メールを送って仲直り
潔くごめんなさいの謝りのメールをする
夫婦喧嘩をしてしまうと、いくら夫婦でも気まずくなってしまいます。
そういうときは、潔くさっきはごめんと謝ってしまうのがいいかもしれません。
あれこれ言い訳したりせずに、ダイレクトに謝りの言葉をメールで送りましょう。
簡潔で分かりやすい、そんな謝りのメールは相手の心にまっすぐ届くはずです。
夫婦喧嘩をしてしまって、嫌な思いをしているのは相手も同じです。
そういう時は、どちらかが素直に謝ってしまえば、すぐに仲直りできてしまったりします。
意地を張らずに、ストレートにごめんなさいを伝えることで、相手もごめんなさいとメールを返してくれるでしょう。
反省の言葉を伝える
夫婦喧嘩の時の仲直りのメールの送り方、それは相手をいたわる言葉を含むようにすることです。
もし、相手に対してひどい言葉を言ってしまったら、きっと傷ついていることでしょう。
そういう時は、言い過ぎて悪かったという言葉をメールで送るようにしてみましょう。
そのメールを見たとき、ひどいことを言ったことを反省しているんだな、と思えて相手も許す気持ちになるでしょう。
夫婦だからこそ、時にはきついことを言ってしまうこともあるでしょう。
そんなつもりはなかったと、後から後悔しても一度口から出た言葉は取り消しができません。
しかし、心を込めて謝ればきっと仲直りをしてくれるでしょう。
手紙で仲直りをする
手紙で冷静に気持ちを伝える
夫婦喧嘩を早くやめて仲直りをするのには、手紙を書くのが有効です。
お互いに喧嘩している状態で話し合っても、売り言葉に買い言葉でまた喧嘩に発展してしまうことがあります。
しかし、手紙であれば冷静に考えて文章を書くことができます。
手紙に書く内容は、早く仲直りしたいという気持ちを素直に書くのが良いでしょう。
喧嘩しているのはつらい、また一緒に楽しく過ごしたいという気持ちを相手に伝えましょう。
喧嘩の原因や譲れないことなどを冷静に書く
喧嘩してしまって原因は様々で、生活習慣の違いや細かいこだわり、食生活の些細な問題などでも大喧嘩に発展してしまうこともあります。
しかし、夫婦喧嘩は早く仲直りをしなければ深い溝になってしまいます。
そんな時は手紙を書いて自分の気持ちをしたためるのが一番です。
喧嘩の原因について思うこと、自分の気持ちや言い過ぎた場合の謝罪など、お互いに譲れないことや妥協点を箇条書きにするだけでも冷静に解決策を見つけることができます。
これから長い間一緒に過ごす相手に対して、お互いを思いやり、どちらかだけが我慢することは悪い事です。
妥協点や譲れないことを手紙にしたためて、冷静に気持ちを伝えるのが大切です。
相手の気持ちを汲み取って反省する
誰でも手紙をもらうのは嬉しく思うはずです。自分のためだけに書いてくれる特別感や気持ちがうれしいですよね。
夫婦げんかしてしまったときに仲直りするための手紙は、とにかく相手の気持ちを汲み取ることです。
きつい言い方をしてしまったことの謝罪や、うっかり心無い事を言ってしまった反省を書くのが大切です。
ただ相手への要望や喧嘩とは関係のない言葉を書いても喧嘩をしているときは、効果がありません。
きちんと喧嘩と向き合って、反省していることを示すのが大切です。
手紙の文章を書きながら自分を振り返ることも大切です。
プレゼントで仲直り
仲直りをするきっかけにプレゼント
異なる環境で育った男女が結婚して、一緒に生活するようになれば衝突することが増えるのは仕方のない事です。
価値観の違いや、食生活の好みなど、妥協できないことも多くあります。
それらのお互いの意識の差が夫婦喧嘩の原因となってしまいます。
本当は喧嘩したくなかった、本当は仲直りをしたいと思っているのであれば、プレゼントを渡すのが手っ取り早いでしょう。
渡すプレゼントは、ささやかなもので十分です。
大切なのはお互いに態度を軟化させて素直になるきっかけです。
相手が好きな食べ物なのでも手軽で会話のネタにもなります。
一緒においしい食べ物を食べながら話し合えばお互いに素直に謝ることもできるでしょう。
相手が望むプレゼント
喧嘩した時に何でもいいからプレゼントを贈ればすぐに仲直りできると考えがちです。
しかし、相手のことを全く考えずに適当なプレゼントを贈っては逆効果になることもあります。
ダイエットをしている相手にカロリーが高いものをプレゼントしてしまうと余計に喧嘩になります。
相手の好みではない洋服などを送っても喜ばれることはないでしょう。
むしろ自分の話を聞いていなかったと思われたり、関心がなかったと思われる可能性もあります。
プレゼント贈るのであれば、きちんと相手の好みなどを調べてからにするのが良いかもしれません。
物ではないプレゼント
夫婦にとって、一番大切なのはお互いを思いやることです。
早く喧嘩をやめたい、仲直りをしたいと思ってプレゼントをするのは良い事ですが、プレゼントとは物を贈ることだけとは限りません。
仲直りをするのに一番大切なのは、相手を思いやる気持ちです。
それぞれの日常の役割分担を請け負って相手に休日を贈りましょう。
旦那さんが仕事で疲れているのであれば、旦那さんにマッサージなどをしてあげましょう。
それだけでも立派なプレゼントになります。
仲直りまでの期間
翌日に仲直り
お酒を飲んでいる状態で酔っ払っている状態だと、普段心の中で思っていることが素直に出やすいので喧嘩に発展しやすい状況になることもあります。
しかし、お酒が原因で起きた喧嘩は、たいてい翌朝には解決します。
朝起きて酔いからさめた状態になると昨日の自分の悪態が思い出されて、昨日はごめんなさいと素直に言えるようになります。
お酒が入っていない喧嘩でも、夫婦喧嘩は寝れば忘れるような些細なことが多いので、一日で仲直りできれば日常生活への影響も少なくて済みます。
喧嘩直後に仲直り
夫婦喧嘩は、お互いに余裕がないときに起こりやすいものです。
例えば、夕食の準備中など、二人ともお腹が空いてイライラしてしまうときに、料理の方法のことなどで喧嘩になってしまったりします。
普段は穏やかな関係でも、空腹になると人格が変わってしまうこともあります。
しかし、そんな時に起こった喧嘩はたいていお腹が満たされると解決します。
特に、ごめんなさいの一言がなくても、美味しいね、などと言い合っているうちにお互い忘れてしまいます。
車の停滞や、人ごみの混雑にイライラして喧嘩になる時も、そのイライラの原因が解消されれば、たいていの喧嘩は仲直りできます。
2~3日以上続く喧嘩
お金や子供のことなど、決断を迫られたときに二人の意見がかみ合わずに喧嘩に発展してしまうと1日では解決できない夫婦喧嘩になってしまうこともあります。
些細なことからでも深刻な喧嘩に発展してしまうと、2~3日、悪化してしまえばそれ以上、無視をしたり食事を用意しないなどの状態が続きます。
こうなってしまうと、普段通りの穏やかな生活を送ることができなくなってしまいます。
もう仲直りしてもいいかな、と思ってもあまりに長い時間夫婦喧嘩が続くと、仲直りのきっかけも作りづらいものです。
喧嘩が長引いてしまった場合は、どちらかがきちんと話したいと話し合いの場を設けるようにお願いしたり、自ら何か、仲直りのきっかけを作ることが大切です。
夫婦で仲直りできない時
少しだけ距離を置いてみる
時には夫婦の距離を空けることも必要です。
だからといって、黙って相手のもとをさるのではなく、仲直りが無事にできるように、少し頭を冷やしたいという意思表示をして実家に帰る、ホテルに泊まる、友人の家に泊めてもらうなどして、相手との距離をあけます。
連絡先も隠さないで教えておくのも大切です。
この距離を置く時間は、相手を憎み合うための時間ではなく、冷静になって自分のことを反省して空いてみ思いやりが感じられるようになるためです。
距離を置いて、相手への愛情が復活した時に、自分の相手への気持ちを伝えましょう。
相手も時間を置くことによって怒っていたことも薄れて、仲直りしたいという気持ちに傾くことになる場合が多いです。
共通の友人に間に入ってもらう
夫婦喧嘩の後で仲直りをするのはとても難しいです。
なぜなら、夫婦はすでに家族という身内のカテゴリーにあるので、普通の人付き合いよりも相手に対して譲歩することができないからです。
そんな二人が話し合ったりしても、結果的には冷静さを欠いて感情的になるので、良い方向には向かいません。
そんな時は、夫婦の共通の信頼している友人に間に入ってもらいましょう。
夫婦以外の人が話し合いに入ることによって、夫婦はもっと理性的に会話ができるようになります。
共通の友人に恥ずかしい姿をさらすのは嫌だという感情も浮かぶかもしれませんが、夫婦はお互いに友人の前では夫婦間でいるよりも良い人間になろうとするので仲直りしやすいです。
夫婦のことを他人に言うのは恥ずかしいと思わずに、夫婦の未来のために、ぜひ友人に介入してもらいましょう。
相手の気持ちを考えながら仲直りをしてみましょう
一番近い存在だからこそ、許せないこともあります。
夫婦は他人なのでいくら気が合って大好きな相手でも、一緒に生活したり子育てしたりすれば考えの違いが出てきて当然です。
それでも夫婦で仲良くしたいのであれば、喧嘩になる前に穏やかに話し合うことが大切です。
手紙や好きなものを贈る、仲直りのきっかけはたくさんあるので、できそうなものからぜひ試してみてはいかがでしょうか。