ママの髪は黒がベスト?自分に合ったスタイルと髪色で好印象に!

髪色は人の第一印象を左右させやすい大切なパーツです。
昔から、黒髪は日本人女性の美の象徴でもありますが、最近のママのヘアカラー事情も気になるところ。

毎日忙しいママだからこそ、自分に合った髪色や髪質で女性らしく若々しい好印象を与えるスタイルを目指しましょう。

ママの髪色は典型的な黒髪の方が良い?

黒髪はナチュラルで手を加えていないため、イメージとしてどのような印象を与えるのか、メリットとデメリットを比較してみましょう。

黒髪のメリット
・保守的で真面目そうに見える
ホテルや接客業では髪色に制限を設けている厳しい企業もあり、艶のある黒髪は面接や就職にも好印象。面接する企業側からも髪色や服装はチェック項目にもなっています。

保守的にも見えるため、これから働くママの就職やリクルート時に黒髪は好感度が高くなります。日本人の黒髪には数種類あり、完全に真黒な髪から少しブラウン系に傾いた色合いまであるのが特徴です。
・上品で万人受けする髪色
結婚をして親戚付き合いが多くなると、冠婚葬祭や正月、お盆の帰省にも関わりが生じます。また、学校や人前に出る機会が多くなり、着物や礼服を着こなす際には黒髪は上品で万人受けする髪色です。

目上の方とフォーマルな席で一緒になっても、髪色と礼服にギャップが無い黒髪は好まれやすい色です。着物を着て歩いている舞子さんでも、黒髪がとても映えて美しく見えるのはそのためです。

・髪を傷めず費用が掛からない
当然、ありのままの黒髪はカラーリングをしていないため、髪が傷むことなくコストが掛かりません。小顔に見える効果もあるので、黒髪は健康的で清楚感ある髪色になります。

子供の頃のような艶や質感があれば、何も手を加えなくて済みます。現状を維持しておけるのであれば、黒髪のままがナチュラルで良いかもしれません。

黒髪のデメリット
・髪質やスタイルにより重く見える
もともと髪の量が多い方は黒髪は重く見える傾向にあります。髪質やカットのデザインにもよりますが、黒髪は重く見えがちになり、時には暗い印象を与えてしまうこともあります。

長めよりはショートの方がキュートに見えるので、ロングは動きをつけるなど、古典的なイメージにならないようにしましょう。

・手入れをしていないと見栄えしない
黒髪はパサつきがあって、ハリやコシがないと見栄えが良くありません。これはどの髪色にも共通するポイントですが、最低でも髪のお手入れは日々しっかり行いましょう。

特に重要なポイントは艶!髪に艶が無いと、どの髪色でも老けて見えてしまいます。年齢を重ねた女性の髪は毎日のお手入れがとても重要になります。

・白髪が目立ち始める
30代や40代になると、ちらほらと目立ち始めるのが白髪です。また、この年代になると出産やホルモンのバランスにより髪質も変化をはじめます。

うねりやクセが強くなったり、カラーリングをしないと黒髪のままでは白髪がより目立ってくるようになります。白と黒は真逆の色、その中間色で白髪を目立たなくさせましょう。

ライフスタイルで髪色を変えてみる

品が良く、女性らしさを優先する髪色はライフスタイルで変えてみるのも良いでしょう。派手目なブリーチ系ではなく、落ち着いたカラーで黒髪に近く、違和感がない色を選択して自然な風合いに仕上げてみましょう。

・働くママに合った髪色
出典:pinterest

子育てや家事をしながら仕事もする多忙なママの髪色として、時間の経過でも劣化しにくい「アッシュ系」をチョイスしましょう。色持ちも良く、知的な印象を与えるので働くママにピッタリです。

また、急な冠婚葬祭や学校の行事、人と接する職業でも目立たず、ブラウン系にグレーが入ったアッシュ系はオフィスで頑張るママ達にも人気の髪色です。

そして、ナチュラルブラウン系も地毛に近い髪色なので、美容室に行く時間がないまま時が経過しても、髪色に違和感が出にくい色合いです。

・専業主婦でも似合う髪色

「ダークブラウン系」は髪質に艶が無くなってしまった髪に艶感を取り戻し、ヘアスタイルを問わずに似合う色合い。自然なブラウンで、ママ友の中にいても目立たちません。

ダーク系のブラウンは落ち着きがある色で、時間が経過しても染めた部分と地毛の境目に差が生じにくいのが特徴です。

・白髪が目立ったら試してみたい髪色
出典:pinterest

白髪がポツポツ目立ち始めたら「グレージュ系」のブラウンがオススメ。グレーをメインにブラウンに近い色合いが混じり合っています。髪の毛の悩みを解決しながら、透明感溢れる髪色にしてくれます。

染めたことがハッキリ理解できる風合いではなく、とても自然な色に仕上がるのが特徴です。

ママの髪色を変えることで得られるメリット

20代の頃はお洒落に髪を染めてみたり、ブリーチで色を抜いてアレンジを変えるのが主流でした。しかし、女性の30代以降は美しい質感と艶のある髪色にすることが大切になります。

・イキイキとして活発なママでいるために

30代からの女性は忙しい毎日の中で時間に追われることもしばしば。しかし、ボサボサの髪でいるより少しでもヘアスタイルには気を配りたいものです。

イキイキとしてキレイなママは子供から見ても、周囲の方からも憧れの存在。少し髪色を変えるだけで、イメージチェンジができます。

・増える白髪対策とファッションを楽しむために

女性の髪は30代頃から白髪が黒髪に混じり生えてきます。そして、40代ほどから白髪の範囲は増えていきます。黒髪のままでは増えた白髪は光の反射効果や真逆の色の性質から完全に目立ってしまうのです。

ママの髪色は黒を重視している方なら、自然に近い色に。少しフェミニンな感じで品良くする色合いを選ぶと、洋服やファッションの幅もさらに広まります。

・年齢と共に変化する髪質を美しく維持するために

女性も年齢を重ね30代や40代になると、ホルモンのバランスや髪の毛が生えかわる「毛周期」に乱れが起こります。すると、髪の毛がパサついたり、薄くなったり、艶が失われてしまうのです。

若々しくあるためにも、艶を取り戻すカラーや違和感ない髪色にするだけで、メイクも映えて品の良いママになれます。

・今後も輝く自分でいるために

黒髪を維持していくのは加齢を伴うことで、避けることが難しくなります。髪質の変化だではなく、女性の体は肌も内面も変化していきます。

更年期も女性には避けて通れない時期。これからも輝かしい自分でいるためにも、最低限のヘアケアは怠らないようにしましょう。

多忙なママも手入れしやすい髪型

黒髪もヘアカラーした髪もアレンジ次第で品よく印象付けることができます。毎日の手入れが簡単で時短になるヘアスタイルにしてみることもおすすめです。

・髪色を選ばず誰でも似合う【ボブスタイル】

出典:Instagram

ボブは髪色を問わずに、オフィスやフォーマルな場でも似合います。また、多少のクセが出てきた髪質でも、髪に動きと流れを出して仕上げると、ふんわりと優しい印象に。ドライヤーで乾かす時間もロングより短くてすみ、髪も傷みにくいうえに日々のお手入れも楽になります。

ロングになるほど、髪は傷みやすくパサつきが目立ってしまいます。一度傷んだ髪の毛はカットするしかありません。女性らしく好感度の高いボブスタイルは洋服選びにも困ることもなく、育児中のママにも働くママにも似合う髪型です。

・ゆるふわで女性らしい【ミディアム】

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ミディアムの長さになっても、透明感が出るパーマを緩くかけるだけで上品でエレガントな雰囲気になります。清潔感もあり、お手入れも簡単。時間がないママや、オフィスの方にも受け入れられやすいヘアスタイルです。

余り長くなってしまうと、家事や育児の時に髪の毛が邪魔になり、結ぶことも多くなります。毎日髪の毛を結んでいると、一定方向に引っ張られている時間が長くなるため、将来的に薄毛の原因にもなります。ミディアムの長さであれば、そのまま過ごせ髪に負担を掛けずに済みます。

・年代も髪悩みも問わない【ショートヘア】

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白髪やうねり、クセが強く出てくる年代でも、その悩みを生かして見栄えも気品も感じられるショートヘア。髪の毛のボリュームが少なくなってきても、仕上げのスタイルアレンジで爽やかな印象に変わります。毎日のお手入れも簡単で時短になり、髪色も問わずにキュートなショートヘアは人気です。

また、カラーリングするだけで、自分の髪のうねりやクセをカットでカバーできるのが最大の特徴。少し明るめの色で染めれば、数歳若く見えて気品ある髪型になりますし、黒目に染めても違和感がありません。また、髪の量が多い女性にもおすすめのスタイルです。

30代から始めたい髪の手入れ法

10代や学生の頃とは違い、明らかに髪に変化が出てくる30代からの髪質。今ある黒髪を保護するだけではなく、20代に頻繁にブリーチしていたり、ヘアカラーを楽しんでいのであれば、そろそろ髪の毛のアンチエイジングもしっかり行いましょう。

上手なストレスの解消

新陳代謝が衰えてくる30代からの女性にストレスは大敵。お肌だけではなく、髪にも影響を及ぼします。軽い運動や散歩、好きな趣味に没頭する時間を作るなど、適度にストレスを軽減しましょう。

毎日の手軽にできるストレス解消法として、ゆっくり湯船に浸かることもおすすめします。入浴をシャワーだけで済ませていたら、湯船に浸かる習慣を持ちましょう。特に冷えが気になる方、足先や指先が冷たい人は率先して入浴は湯船に浸かってください。

生活習慣の見直し

寝不足や夜更かしは肌や髪の育毛にも良くありません。睡眠時間を確保することは数年後、肌や髪にも反映されます。また、偏った食生活もバランスの良い食事に切り替えましょう。肉や魚類、野菜や海藻類、大豆製品も必要です。

ジャンクフードやコンビニに頼らず、基本的に万能食といわれている「和食」がベストです。質の良い食事は肌や髪を元気に育て美しくするポイントになります。ビタミン類やアミノ酸など必須栄養素が足りてないと感じる場合はサプリメントで補うことも重要です。

頭皮のマッサージ

ブラッシングでも頭皮のマッサージは可能です。しかし、さらに頭皮の血行を良くするためには「ヘッドスパ」や「頭皮マッサージ」がおすすめ。シャンプー時は指の腹で爪を立てずに、マッサージする要領で優しく頭皮マッサージしてください。

ヘッドスパは美容院などでも施術してもらえます。頭皮の毛穴に詰まった余分な油分や、汚れをスッキリ落としてくれます。自宅でも休日などに、椿オイルやオリーブオイルで蒸しタオルを巻いた後に、指の腹で頭皮マッサージするだけで、髪に艶も戻りハリやコシも出てきます。

シャンプー後は流さないタイプのトリートメント

シャンプーはアミノ酸系に変えるなど、年代や髪質が変化をする時期には使用するヘアケア商品も髪が求めているアイテムにチェンジしましょう。そして、シャンプー剤の洗い流しが不十分だと頭皮に負担を掛けてしまいます。たっぷりのお湯ですすぎ、リンスの前にトリートメントも活用し頭皮や髪の乾燥を防ぎます。

そして、洗い流さないトリートメントをタオルドライしたシャンプー後の髪に使用して、しっかり保護とコーティングをするようにします。また、洗いっぱなしのまま自然乾燥にせず、ドライヤーで髪の根本まで乾かしてあげましょう。

ママの髪色は艶と品の良さがポイント

黒髪でも白髪混じりやボサボサでは女性の魅力も半減してしまい、20代の頃のような奇抜なヘアカラーもママとしては不釣り合いになります。学校行事や人前に出る機会があったり、働くママであれば社交的で気品さも求められます。

しかし、残念ながら肌や髪の老化や変化は誰にでも確実に訪れるのです。その現象を上手に生かしながら、品のある艶髪に整えているだけで、第三者からの印象は全く別のインパクトにもなりやすいのが女性の髪が持つ魅力でもあります。

キレイで若々しいママは万国共通で子供の憧れであり、誇りでもあります。家事や子育て、自分の事に時間を割くのはなかなか難しいですが、髪型や髪質に少しだけ手を加えるだけで、髪は必ずその成果が出やすい部分です。

自分に合った髪型や、髪色をひとりで考えるのが難しい時はプロの美容師に相談するなど、いつまでも輝かしい女性であるための、最低限の身だしなみは怠らないようにしましょう。

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