子どもがご飯を食べてくれないと悩んでいる方必見!対処法をご紹介!

子どもがなかなかご飯を食べてくれないと悩んでいるママ達は多くいると思います。
好き嫌いが激しい子ども、お菓子ばかり食べる子ども、元々食が細い子など様々なケースがあります。
今時ママは、仕事や家事、育児などで忙しくてどうしてもイライラしてしまいがちです。
そんな方のために今回は、子どもがご飯を食べてくれるようになる工夫を詳しく紹介していきます。

子どもがご飯を食べてくれないときの対処法

子どもがご飯を食べてくれないのはなぜ?

そもそも子どもがなぜご飯を食べてくれないか知っていますか?
なぜ食べてくれないのか原因がわからなくては対処ができません。
そのためまずは、なぜ子どもがご飯を食べてくれないのかを説明していきます。

子どもがご飯を食べてくれない理由としては主に5つあります。

一つ目は、お腹が空いていないため食べる必要がないと思っているからです。
大人もお腹が空いていないときにご飯を食べたりはしないのと同じで、子どももお腹が空いてなければご飯を食べようとはしません。

二つ目は、食べるより遊びたいという気持ちが大きいからです。
子どもの仕事といわれている遊びは、子どもにとって大切なものです。
そのためつい遊びに夢中になり食事をおろそかにしてしまいがちです。

三つ目は、体調が優れないときです。
3歳ごろになるとお腹が痛いなど自分の体調を伝えることができますが、3歳未満の子どもは自分の体調を自分の口から伝えるのは難しいことです。
お腹が痛くて食が進まない、喉が痛くて飲み込めないなど思うように食事が取れない場合があるので体調不良によって食べない場合もあります。

四つ目は、嫌いな食べ物が入っているときです。
味蕾(みらい)という味を感じる器官は大人になるにつれ減少していきます。味蕾が多い子どもは大人と比較すると味覚が敏感になっているといわれています。
そのため、子どもは嫌いな食べ物に関して敏感になっており少しでも拒否反応を示す場合もあります。

五つ目は、親からのプレッシャーやストレスになります。
食べないからといって、「どうして食べないの?」「ちゃんと食べなさい」などいっていませんか?
そんな親からの言葉は、子どもへのプレッシャーやストレスになってしまいます。
ついついいってしまいがちですがそういった言葉はNGです。
そのため親自身も見直すことが大切です。

この上記5つの理由によって子どもがなかなかご飯を食べてくれないのです。

そのため、無理やり食べさせようとするのはNGです。
無理に食べさせようとすることによって更に食べてくれなくなり、イライラが増してしまうばかりです。

それではどのようにして食べさせれば良いのでしょうか。

1.お腹が空いていないときの対処方法
2.ご飯を食べることは楽しいと思わせる
3.体調が悪くて食べられないとき
4.嫌いな食べ物を食べさせるには
5.親自身も見直そう

この5点を詳しく解説していきます。

1.お腹が空いていないときの対処方法


(1)お腹を空かせる
お腹が空けば自然と食べてくれるようになるでしょう。
そのため、まずお腹を空かせるためにはご飯前にたくさん遊ぶことが大切です。特に体を動かす遊びがおすすめです。お散歩だったり、公園で遊ばせたりなどアウトドア系だとより体を動かせるでしょう。
そのため、生活リズムを整え、遊ぶ時間とご飯の時間を決めましょう。

(2)少なく盛り付ける
初めて離乳食を作るという多くの方が離乳食のレシピ本を見たり、ネットで検索したりと何かを参考にしながら作ると思います。
レシピ本やネットには目安量が載っておりそれ通りに作ってしまいがちですが、少し少なめに作ってみましょう。いつも通りに盛り付け多くの量を残されてしまうとがっかりしてしまいます。親の表情や感情は子どもにかなりの影響を与えるため親自身も大切になります。
そのため、少なめに盛り付け「たくさん食べたね!」と喜んで褒めてあげることで子どもも嬉しくなり進んで食べてくれるようになるでしょう。

(3)大きさを変えてみる
食べづらくて残してしまっている場合もあります。
大きくしてみたり小さくしてみたりと手に持ちやすいかどうか確認してみると良いでしょう。
いろんな大きさを試し、子どもが食べやすいベストな大きさを探しましょう。

(4)次に食べられる時間を伝える
「もういらない」といってからすぐに「お腹すいた」などいってくる子どももいます。
そのため一回で済ませようと「もういらない」などいわれても無理に食事を進めてしまいがちです。しかしそれでは自分から食事をとるという力が育ちません。
そんな時は、「もういらない」といわれた際に「次は3時のおやつだからね。それまで遊ぶ時間です。」など次に食べられる時間を伝え、それまで食べる機会が無いということを教えてあげましょう。
このようにすることで、もう少し食べるようになったり、本当にお腹いっぱいの場合はごちそうさまをしてくれるようになるでしょう。

2.ご飯を食べることは楽しいと思わせる

(1)食器を選ばせる
食器をいろんな種類揃え、子どもに選ばせることでご飯は楽しいと思ってくれるでしょう。
まだ選べない場合は、食事によって使い分けるのがおすすめです。例えばいちごが書いてあるお皿の場合「今日は美味しそうないちごが書いてあるお皿を使おうね」と話しかけ食事に興味を持たせると良いでしょう。
自分で選べるような年(3歳くらいから)になると特に女の子の場合こだわりが出始めます。
まずはどのお皿が好きか買い物に行き、どのお皿で食べるか選んでもらいましょう。
楽しく笑顔で食事が進むでしょう。

(2)ご飯を一緒に準備する
子どもがお手伝いできるようになったら、一緒にご飯の準備してみましょう。
自分で作ったご飯を楽しく食べてくれる子が多いくいます。小さい時期は自分でやるという気持ちが大きいためお手伝い作戦はおすすめです。
まだご飯の準備は早いとう子どもは、お箸の準備などほんと少しのご飯の準備だけでも十分でしょう。

(3)見た目で楽しませる
楽しく食事させるには見た目も大切になってきます。
特に離乳食の場合、ワンパターンになってしまいがちで飽きられてしまいます。
簡単に作れるものの場合、ハートや星などに切り抜いた人参や、お焼きもハートや星型でくりぬいたりなど、型があれば簡単にアレンジができます。
百均に行けば手軽に購入でき、他にもおにぎりを海苔でパンダの顔やサッカーボールなど様々な工夫が可能です。
見た目が可愛いと子どもも喜んで進んで食べてくれるでしょう。

(4)楽しく食べれる環境を作る
子どもは楽しいことが大好きです。
そのため、時には変わった演出をするのも一つの手です。例えば、ピクニック風にお弁当にご飯を詰めレジャーシート引いて食べてみるなど、いつもとちょっと違う特別感が食への興味を持ってくれるでしょう。

3.体調が悪くて食べられないとき


(1)まずは病院へ
少しでも子どもの異変に気付いたら無理にご飯をあげるのをやめ、まずは病院に連れて行きましょう。
病院で診察してもらい、食べるのを控えてくださいといわれたり、アレルギーがあったりなどの場合もあるため食事の面はどうすれば良いのかなどもしっかり聞いてきましょう。

(2)食べやすいものをあげる
病院で診察してもらい、いつも通りの食事で大丈夫だった場合は、うどんや、おかゆなど食べやすくお腹に優しいものをあげましょう。
特に喉が痛いときやお腹が痛い場合は、喉通りがよく消化しやすい食事がおすすめです。
そのときの子どもの体調に合わせた食事をさせましょう。

(3)体調不良の時は好きなものをあげる
こちらも病院で診察してもらい食べ物に注意がない場合ですが、体調不良の時はエネルギーを多く消耗するため少しでも食事を取ってもらい体力をつけることが大切です。
そのためうどんや、おかゆなども食べてくれないという場合は、果物やゼリーなど軽食でもいいので好きなものを少しでも多く食べてもらうようにしましょう。
こういった場合はバランス良い食事も大切ですが、何よりも体力が大切なので少しでも食べてもらうようにしましょう。

4.嫌いな食べ物を食べさせるには


(1)何が好きで何が嫌いかきく
嫌いな食べ物でも、好きな食べ物や調味料によって食べられる場合があります。
また、多くの食材が混ぜ作られた食べ物を嫌う子どももいます。
ある特定の食べ物のみ手をつけなかったり、いじって遊んでいたりする場合は、何かつけてみたり調理方法を変えてみたりお気に入りのお皿に入れてみたりするのが良いでしょう。
野菜の場合はマヨネーズをつけたいという子どもや、お肉と野菜は別にしてほしいなど子どもの要望を聞いてみるのがおすすめです。

(2)ばっかり食べをやめさせる
大人は、お肉を食べながらご飯を食べ、その合間にお味噌汁を飲んだりと程よく食べ進めることができますが、子どもの場合お肉を全部耐えたら次はご飯を全部食べるのようにばっかり食べをする子が多いです。
そんなばっかり食べは好き嫌いの原因になってしまうこともあります。そんな時は「三角食べ」を教えてみるのがおすすめです。
三角食べをさせることでいろんな味を経験し苦手意識を克服するのも良い方法でしょう。

(3)自分で取り分けさせる
自分で取り分けられるようになったら、自分でさせるのもおすすめです。
一見好きなものばっかりわけて嫌いなものをわけなくなりそうと思いますが、特に女の子の場合見た目を気にして盛り付けるようになりバランスよく取ってくれる子もいます。
特に野菜の場合、緑や赤など彩を綺麗にしてくれるため入れやすくなります。

(4)好きな食べ物に混ぜ込む
どうしても食べてくれない場合の最終手段が好きな食べ物にバレないように混ぜ込むことです。
嫌いなものを克服できる可能性が低いためこれは本当に最終手段になります。
子どもの場合ハンバーグが好きという子が多いと思います。ハンバーグに嫌いな食材を混ぜ込みバレないように食べさせたりなどがおすすめです。
全部食べ終わった後にネタバレをし、「食べられたね」などと褒めてあげることで次から普通に食べてくれるようになるかもしれません。

5.親自身も見直そう

(1)声がけを見直そう
ついついご飯を食べてくれない子どもに対して、「また残してるの?」「たくさん食べなさい」など言ってしまってはいませんか?
そんな声がけは逆効果です。子どもは親の表情やイライラしている気持ちに敏感です。「ママが怒っている」と悲しくなり食欲をさもたげてしまいます。
イライラしてつい口にしてしまいそうな時はまずは深呼吸をして気持ちを落ち着けさせましょう。

(2)食べ終わるまで一緒にいる
食べるのが遅いからといって他の食器を片付けに席を外したりしていませんか?
朝など忙しい時はしょうがないかもしれませんが、夕飯や休日などはできるだけ一緒に座って子どもが食べ終わるまで待ってあげましょう。
子どもにとっては、親が見守ってくれるだけで楽しい食事になります。

(3)無理やり食べさせない


時間がないときや、好き嫌いばっかりしている時はついつい無理やり食べさせようとしてしまいがちです。
しかしその行為は逆効果になってしまい更に食べなくなり食事が嫌いな子になってしまうかもしれません。
親に怒られる時間だと勘違いしてしまい今以上に食べてくれなくなってしまうこともあるので、無理に食べさせるのはやめましょう。

楽しくご飯を食べましょう

子どもが楽しく食事をしてくれる工夫を詳しく紹介していきました。
いかがでしたでしょうか。

1.お腹が空いていないときの対処方法
2.ご飯を食べることは楽しいと思わせる
3.体調が悪くて食べられないとき
4.嫌いな食べ物を食べさせるには
5.親自身も見直そう

上記5点から説明させていただきました。

子どもがご飯を食べてくれないのは子どもが悪いわけではありません。
子どもがご飯を食べてくれないのには理由があります。
どうして食べないのか原因を把握しそれぞれの子どもに合った対処方法で楽しく解決していきましょう。
無理やりあげたりするのはやめましょう。更に食べてくれなくなり親も子どもストレスになってしまいます。

子どもと楽しく食事が取れる工夫はたくさんあります。
今回の記事をぜひ参考にしてきただき、子どもも親も無理なくストレスなく楽しい食事にしましょう。

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