ママ友との付き合い方!上手い断り方で大人な楽しい関係でいよう

ママ友との付き合いって、案外むずかしいものです。仲良くすることはいいことだけど、どこまで距離を縮めるべき?

悩みがちなこと、それはランチなどのお誘いに行きたくない、断りたい時じゃないでしょうか。そういうときのうまい断り方があれば上手に距離を保つことだってできるはず。

行きたい時と、そうじゃない時、それぞれ使い分けてスムーズにママ友とお付き合いすれば、自分のためにもなります。子供のためにもいいことのはず。幼稚園や学校でのママ友、パパ友。トラブルなく、楽しく付き合っていきましょう。

ママ友との付き合い、スムーズにまわすには?

距離感を保つ

子供が小さい時のママ友ほど距離を縮めがちです。とくに幼稚園に入る前にできたママ友ですと、話し相手もあまりいない幼児期育児。頼れるし、共感もしあえる仲間がほしいと感じてしまい、距離をつめすぎてしまいます。

毎日のようにランチやお買い物、本当に仲がよければいいのですが、それが負担となるケースも。どんどんエスカレートしていってしまいます。それは相手を思いやってくれるからこその場合も多いのです。

親密な関係は時に負担にもなります。こうなってしまうと、断ることも難しくなりますよね。相手を傷つけたくはない。けれど、ストレスもたまるという悪循環に陥ります。

こうなってしまわないよう、適切な距離感が必要なのがママ友。難しいところですが、子どもとの関係上、長いおつきあいになるわけですから、適切な関係でいたいですね。

近すぎず、遠すぎない…そんな距離感を保つべきだ、という意識を持ちましょう。

その場しのぎの間柄で十分

ママ友作りたい!話し相手が欲しい!と感じるのは赤ちゃん時期です。家に閉じこもっていてはやはりしんどいですから。でも、いいじゃないですか。ママ友が欲しいからと躍起にならなくてもいいんです。

幼稚園に上がる前の子供でも、公園にいけば遊んでいる子供とお母さんがいます。その場、その場で話をするだけ。それだけでいいんじゃないでしょうか。

幼稚園や学校でできたママ友でも、会うたびに話し込むことはあっても、外ではあまり会わなくてもいい。その場しのぎの間柄が実はちょうどいい関係です。

深入りしすぎても、そのたびにランチ代はかかるし、面倒なトラブルも起こることだってあるでしょう。

親密になるのは、本当に気の合う人を見つけてから。

ときには断ることが大事

距離感をあけてママ友を見つけるとはいえ、それってどうすればいいのでしょう?

それは、断ること。

幼稚園や学校で知り合ったママたち。今度ランチにでも行きましょうと誘われたとき、あなたならどうしますか?

行きたい時は、参加する、でもそうじゃない時もあるでしょう。月に何度もランチに行く、実は苦手な人がいる、そういうグループに参加するのが苦手。そんな時、無理に参加する必要なんてありません。

断るとあとが怖い人…という場合でもない限り、時には断ることが大事です。今日は参加する、次はやめておくと繰り返すうちに、この人は時々参加してくれる人なんだなとまわりも理解します。

その断る頻度により、今後、ママ友から誘われる回数も変わってくるはず。また誘ってほしいのなら、あとのフォローをしっかりとしておくといいかもしれませんね。

この断り方うまい!行きたくないときにNOをいう技術

スケジュールをつめてみる

断るとひとことにいっても、難しい。そんな時には、単純に忙しくなればいいのです。

最近忙しいと言えば、誘われることもなくなります。

  • 仕事で忙しい
  • ジムやおけいこを始める
  • 子どもの友達が遊びに来る

仕事が立て込んでいたりすると単純に遊びに出かけるのは難しいです。ジムに通ってみたり、習い事をはじめたから時間に余裕があまりないんだと伝えましょう。

そんなふうに、忙しい人になってしまうことでお誘いそのものがこなくなるかもしれません。それにお誘いを受けたとしても、断る理由ができますよね。習い事なら、発表会が近いから忙しいんだ、など。

ちょっとしたいいわけで回避

ハッキリと行きたくないといえるママはあまり多くはないでしょう。そんな時は、何かしらの理由をつけてお断りすると負担が少なくすみます。

  • 旦那がうるさい
  • 母の体調が悪いから
  • 子供が風邪気味でうつすのも悪いし
  • アレルギーもちで、迷惑をかけてしまうから

旦那があまりママ友との集まりに乗り気じゃないなどは、よくある言い訳かもしれませんが。いいやすい文句じゃないでしょうか。とくに、夜の集まりや、休日に出かけるというパターンだと断りやすいですね。

実際、行っておいでと、快く見送ってくれるイケメンなパパって珍しいですし。それも子どもの面倒を見てくれている間に…なんていうパターンはむしろ羨ましがられるかもしれません。

そうではない、平日のランチにいくのも嫌がるという束縛タイプなアピールをしておくと、お誘いも少なくなります。

他にも、家族を犠牲にして言い訳すること。実母の体調が悪い、祖父母のお見舞いなど病気がちだったり、介護を手伝っているということを言ってしまいます。

実際は、ウソになってしまうことでも、その方が角のたたない断り方ではありますよね。ただ、ウソというのは、バレる時にはバレます。最近は、SNSをやられている方も多いでしょう。

つい、写真を投稿してしまったり、自宅で家事をしていたツイートをしてしまわないようにしましょう。家にいたの?外出するんじゃなかったの?としつこいママ友ならちくいちチェックしていたりします。ですから、もしウソをつくのであれば、ひっそりとこっそりと家で引きこもるのが得策です。

本当の気持ちを言うのも、実はあり

ウソの言い訳をするのも断り方としてはありかもしれません。しかし、その場合は自分をも苦しめることにつながることも。ウソをつくのが苦手な方は後々自分を責めてしまいます。ウソついちゃってよかったのかな…

しかし、行きたくない時もあるでしょう。

  • お金がかかる
  • 時間がもったいない
  • 最近、体調がすぐれない
  • ただ単にストレスになるだけだし、面倒

人それぞれとらえ方は違いますから、ママ友ランチでも楽しくいければそれでいいんです。しかし、それがおっくうだし、ストレスの原因でしかないのなら無理に参加することもありません。

そして、無理にウソを並べることもないんじゃないでしょうか。

お金がかかるのなら、三度四度のお誘いは受けられない、お財布が寂しい状況なの。と正直に話すことって悪いことではありません。体調がすぐれないのなら、なおさらです。最近、仕事の疲れがとれなくて、腰がいたいんだ、今回はパスするねなどと言いましょう。

無理しないでいいよと相手も心配はすれど、なんだコイツとは思わないんじゃないでしょうか。

断ること、そしてあとのフォローもしっかりと

ありがとうと感謝を伝えよう

ただ単に断るだけでは、いい方によって悪い印象を与えてしまいます。悪気はない、ということを示すためにも感謝を忘れてはいけません。「誘ってくれてありがとう。でもね…」

クッション言葉というものがあります。なにか要件を言う前にはかならず「すみませんが」や「悪いんだけど」「申し訳ないんだけど…」などをつけること。これをつけるだけで、頼まれごとも嫌な感じを受けずに素直に従うことができます。悪いと思っているけど、こんな頼み事があるんだ、と言葉の最初に相手を思いやる気持ちをつけたすのです。

これだけで印象がガラリとかわります。

ですから、断るときも同じです。「誘ってくれてありがとう」の一言があるとないとでは、受け取る側の印象もガラリと変わることでしょう。嫌なきもちにならずにすみます。ですから、言葉の最初にはありがとうと感謝を伝えることも大事です。

そのあとで断るときにはまた「ごめんなんだけど」「本当はいきたいんだけど」「申し訳ないんだけど」という言葉を付け足すといいですね。断るのは申し訳ない気持ちなんだと伝えることがポイントです。

また連絡してねとフォローを入れよう

ありがとうと最初に言ったら、今度は最後の言葉にも気をつけることです。

何事もフォローすることはコミュニケーションをとるうえで最も重要なことではないでしょうか。「また連絡してね」と断ったけれど、最後にこの言葉をいれることで次は参加する意思があるというニュアンスになります。

そうすると、相手も都合が合わなかっただけなんだと感じます。次の機会にはまた誘ってくれるはずです。それが嫌な場合は、フォローなしで構わないとは思いますが。後腐れなく終わりたいのであれば、最後のフォローはかかせません。

ママ友LINEグループでの疲れない対応って?

学校の伝達事項などLINEグループに入ることもあります。そのママ友LINEが最近では負担になっているケースが多くあります。

必要事項ならば構わないのですが、おはようなどの挨拶やなんでもないコメント、スタンプのみなど対応に困るケースも多々。そういうものにいちいち反応していたら、キリがありません。

大人なママは、LINEでの対応の仕方をきちんと決めておきましょう。

もう学生ではありません。お悩み相談でもない限り、熱心に聞くことも、語ることもないのです。これは、グループに入って、コメントする前に自分の立ち位置を決めることで解決します。

連絡は、重要なときのみにする

そのLINEグループはどのようなグループですか?

必要な連絡をまわすためのものなのなら、きちんと返信はしましょう。ただ、それは必要なときのみです。だれかが、ただ日常のことをつぶやいたり、かまってほしいタイプの場合には深くコメントすることはないでしょう。

仲のいい友達でもない限り要なことではありません。

もし、そのグループが雑談するための場所だとしたら、そうはいかないかもしれませんね。グループのコメントってどんどん流れていくものです。その話に入っていけないこともあります。

スルーすること、ドライな対応でもいい

グループの話に入っていけない…でもスルーしているわけにもいかない。しかし、そこはドライな対応でもいいんです。みなさん大人なのですから、学生のときのように暇でもありません。それぞれの生活の中でずっとLINEをするなんて時間はないはずです。

ドラマだってみたいし、自分の趣味時間がなくなることを苦痛に感じる人もいます。そこだけは死守したいじゃないですか。ただでさえ、日々の生活に追われているのに。そんな時には、無理せず、1日に1、2回の返事にしましょう。

それが私のペースなのだと、周りにわかってもらえばいいのです。即レスが大事と思いがちですが、忙しいママにはそれくらいでちょうどいい速度です。

ママ友のコミュニケーションでやっちゃいけないこんなこと

誰かの悪口は言わない、のらない

誰か、ママ友の悪口言っていませんか?口頭でも、LINEでもそのようなことは言うべきではありません。悪口は、言う時はストレス発散されますが、聞いている方はストレスを溜めます。聞いていて気分のいいものでもありません。自分も同じく共感を得る内容ならば一緒になって愚痴を言ってとまらなくなる…という経験もあるかもしれません。しかし、やめておきましょうね。

そんな悪口を言っていたよと他のママ友から話が流れてしまうこともあります。

SNS等でも同じです。どこから話がバレてしまい、大変な修羅場に突入するという事態になるかわかりません。フォロワー数もいないしと安心していても、どんなツイートで拡散炎上という事態になるかなんてわからないのが今の世の中。

そういう愚痴は言いませんし、のりません。友達同士ではないのです。一線をひいたママ友であることを忘れてはいけません。

最後に

ママ友との付き合い方は悩みますよね。トラブルになるケースには発展したくないものです。

断る時には、まずクッション言葉でニュアンスをやわらかく伝えましょう。そして、言い訳を使うでもいいですが、自分の気持ちに正直になると後々悩むこともないでしょう。お金に余裕がないのなら、ハッキリと今月三度目はちょっとキツイなぁとポロリと言ってしまっていいですよね。

正直な気持ちを相手に伝えること。特に悪いことではありません。自分の意思をちゃんともてるママは子どもからみても頼もしいはずです。

NOと断ること、時々は必要です。適切な距離で楽しいママ友の関係を築いていきましょう。

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