
ラン活で失敗しないランドセル選び!選ぶ時のポイントや人気の傾向
最近のランドセルは、カラーバリエーションや機能性などが豊富で、色々なメーカーのものを比較して購入できるようになりました。
その分、どれにしたらいいか迷ってしまうご家族も多いようです。
子供には、気に入ったランドセルで、小学校生活を過ごしてもらいたいですよね。
そこでこの記事では、ラン活をするに当たってのポイントや人気の傾向をご紹介します。
ラン活とは?最近のランドセル事情
ラン活とは、小学校入学前のお子さんのランドセルを選び、購入する活動のことです。
以前は、ランドセルを購入するのは、秋ごろがピークでした。
ですが今では、人気のランドセルは、6月頃に売り切れてしまうものもあるため、6月前からランドセルメーカーに資料請求したり展示会へ足を運んだりと、ランドセル一つ選ぶにも時間をかけてじっくり選ぶご家庭が増えています。
小学校生活6年間、毎日使うものですから、お子さんにぴったりのランドセルを、しっかり選んであげたいですよね。
気に入ったランドセルが完売してしまった・・・なんてことにならないように、早めにラン活をスタートさせましょう!
ラン活のスケジュール!余裕を持ってランドセル選びをしよう
まずはカタログ請求をしてみよう
職人さんが一つ一つ手作りし、こだわりのあるランドセルを作る工房では、生産できる本数に限りがあるため、人気の工房のランドセルは6月には完売してしまいます。
そのため、年々、カタログ請求できる時期も早まってきました。
人気の工房では、翌年4月入学の子供のランドセルのカタログが発送となるのが、1月下旬~3月下旬がピークになっています。
その前からカタログ請求ができますので、早めにチェックしてみてください。
その他、人気メーカーさんのランドセルのカタログが発送されるのは3月~4月以降と、工房系より遅めになっています。
ほとんどのメーカーでは、カタログを無料請求できますので、まずは気になる工房、メーカーのカタログを見て、どのランドセルにするか、お子さんと相談してみましょう。
気になるランドセルを実際に見に行ってみよう
新作のランドセルが実際にお披露目されるのが4月~5月。
ラン活に失敗しないよう、店舗に行き、実際に見て、触って、背負ってみるのが一番です。
その他、人気の工房系では、展示会を行っているところもあります。
早いところでは、2月からすでに翌年の4月モデルのランドセルを展示してありますので、ウェブサイトなどを頻繁にチェックし、展示会に行くのがおすすめです。
ランドセルの予約をしよう
実際に見に行って、購入するランドセルが決まったら、次は予約をしましょう。
予約の時期は6月~9月が主ですが、人気の工房系では4月から開始しているところもあり、年々ラン活は早まっています。
人気のモデルはすぐに完売してしまうので、予約が必須です。
人気モデルは10月~12月にはほぼ完売!
10月~12月になると、人気のモデルや限定モデルなどはもうすでに売り切れとなってしまう時期です。
気に入ったモデルが完売して買えなかった・・・と、ラン活に失敗することのないよう、早め早めの行動が重要です!
お子さんのためにも、計画的にラン活を進めていきましょう。
入学式直前はランドセルのセール時期!
1月~3月までの入学式前には、その年に売れ残ってしまったモデルのセール時期となります。
人気のモデルは残っていませんが、なるべく費用を抑え、低コストで購入したい方には狙い目の時期でもあります!
ランドセル、6年間使うものとはいえ、やはり値段が高いのが現状・・・。
この時期を狙えばお得に購入できますので、おすすめです。
失敗しないラン活!ランドセル選びのポイント
ランドセルはお子さんの小学校生活のお供として欠かせないものです。
毎日使うものだからこそ、ランドセル選びには失敗したくありません。
そこで、ラン活に失敗しないために、選ぶポイントをご紹介していきます。
素材・軽さ
素材によって、重量も変わってきますが、更に教科書や筆記用具を入れると、けっこうな重さになりますよね。
小学校1年生からの小さな子供が背負うものですから、できるだけ軽量のものを選びたいもの。
ここでは主なランドセルに使われる素材と、その特徴を説明いたします。
クラリーノ・・・クラリーノは、人口皮革で、見た目は牛革に似ています。軽く、水に濡れても大丈夫なように加工されており、型崩れもしにくく、お手入れが簡単です。また、カラーバリエーションも豊富で比較的低価格です。牛革に比べたら質感は劣りますが、身体にも馴染みやすく、人気の素材になっています。
牛革・・・昔からランドセルに使われている素材の牛革は、耐久性に優れており丈夫です。また質感もよく、長年使うほどに風合いもでてくるので愛着が湧きます。防水加工をすれば、多少の雨は平気ですが、重さがクラリーノと比べて重いのがデメリット。ですが傷がつきにくい素材でもあるため、6年間という長い期間使うことを考えると、牛革を選ぶご家庭も多いです。
コードバン・・・馬のお尻の革であるコードバンは、ランドセルの中でも最高品質の素材です。艶があり、他の素材にはない高級感があるのが特徴。牛革以上の耐久性に優れていて、身体にも馴染みやすいですが、その分重く、また価格が高いのがデメリットです。
フィット感・背負いやすさ
子供が「背負いやすい」と感じるランドセルは、背中のクッションと、肩ベルトのフィット感や形状にこだわって作られています。
直接背中にフィットする、ランドセルの「背あて」部分は、柔らかくて通気性がいい、ソフト牛革がおすすめです。
また、ランドセルを置いたときに、肩ベルトが自然に立ち上がり、ソフトな肌あたりとクッション性に優れているものがおすすめです。
お子さんがランドセルを背負った時に、背中に空間ができてしまうランドセルは、ランドセル自体が軽くても、教科書などを入れた時に、ダイレクトにその重みを感じてしまいます。
しっかり背中にフィットしたランドセルを選べば、同じ量の教科書を入れても背負いやすく、「軽い」と感じますので、購入前にはお子さんに実際に背負わせて、確認するようにしましょう。
カラーとデザイン
ランドセルの色は、カラーバリエーションが豊富にあります。
その時代によって流行の色がありますが、男の子には、黒・青・紺、女の子には、赤・ピンク・ラベンダー・水色などが毎年定番で、人気のカラーになっています。
6年間使うものですから、お子さんが好きな色を選ばせてあげるのもいいと思います。
また、デザインも多種多様になってきましたが、最近では、またシンプルなデザインが人気の傾向にあります。
デザイン性の高い刺繍が施されているものなどは、飽きてしまう場合もありますので、じっくり親子で相談して決めましょう。
サイズ
ランドセルのサイズに、各社大きな差はありませんが、A4フラットファイルがきちんと収まるものと、そうでないものがあります。
A4フラットファイルが入らない場合は、サブバックを持つなどしないといけないので、できればA4フラットファイルが入るサイズのランドセルを選ぶといいでしょう。
また、最近ではマチ幅が広がり、大容量サイズのランドセルも出てきています。
大きい分、重さも変わってきますので、お子さんの体型・体格も考えて選ぶようにしましょう。
価格
ランドセルは素材や機能性によって1万円台~10万円台まで幅広い価格層のものがあります。
一番人気な価格帯は5万円前後のランドセル。
色々な面でコスパがいい、と思えるのが5万円前後のモデルに集中している、ということです。
ランドセル選びに困ったら、5万円前後のランドセルをまずは探してみるのもいいと思います。
人気のランドセル工房・メーカー
セイバン
機能性と納得のいく価格・品質で安定した人気を誇るセイバン。
色々なブランドとのコラボデザインもあり、シリーズ展開も多いセイバンですが、一番人気なのはやはり「天使のはね」シリーズです。
オーソドックスでシンプルなデザインなので、6年間飽きずに使えます。
また、機能性や背負いやすさ、6年間の修理保証もあり、壊れた場合には代替え用のランドセルの貸し出しもしてくれ、購入後のケアもしっかりしています。
総合的に考えて、バランスの取れたランドセルで人気です。
カラーは6色。男の子でも女の子でも使える飽きの来ない定番カラーから選べます。
また、アウトレット商品もあり、最大約61%オフで購入できるランドセルもあります。品質はそのまま、低コストに抑えたい方には、おすすめです。
フィットちゃんランドセル
フィットちゃんランドセルは、137種という豊富なデザイン、カラーも47色から選べ、必ずお子さんが気に入るランドセルが見つかります。
これだけ種類が豊富だとどれにしようか迷いますが、男の子に人気なのは、黒ベースに青のステッチが入ったデザインの「グッドボーイ」。
子供が成長しても変わらない背負い心地、大容量タイプで、型崩れもしにくく丈夫です。
軽くてお手入れしやすいクラリーノ素材、防犯ブザーが取り付けられるフックがあるなど、機能面や品質も良く好評です。
また、女の子に人気なのがティアラとハートが可愛らしい「あい・愛ティアラ」シリーズ。
女の子が大好きなハートのモチーフが、サイド、内装、背あてにいっぱいあり、ラベンダー・ホワイト・ピンク・水色など、可愛らしいカラーバリエーションが豊富です。
もちろん機能性も、男の子に人気な「グッドボーイ」シリーズと同様で、しっかり丈夫な作りのランドセルです。
イオンのランドセル
イオンのランドセルは、本体価格3万円台のものからあり、カラーバリエーションも豊富で人気があります。
一番人気は、超大容量ランドセルの「みらいポケットシリーズ」。
「6年生まで手ぶらでラクラク」をコンセプトに、成長につれ、増える教科書や荷物に合わせ、自在に伸縮する3~8センチのマチ付きのポケットがあるのが特徴です。
また、人間工学に基づいた背あて、大容量なのに重量約1.2Kgと軽いのも人気のポイントです。
「みらいポケット」シリーズのランドセルは、カスタマイズもできるため、世界で1つのオリジナルランドセルもオーダーできます。
土屋鞄のランドセル
1965年創業の土屋鞄は、職人が一つ一つ丁寧に手作りしているランドセル工房。
シンプルで丈夫、美しいランドセルが、毎年安定した人気になっています。
大人の鞄に負けない上質な素材だけを使い、耐久性を考えて小さな部品にもこだわり、負担のかかる部分は職人が一針一針、手縫いしています。
また、子供が大きくなっても飽きない、上品で落ち着いたカラーバリエーションは、自然の色からイメージしたものを採用しています。
牛革、コードバン、ヌメ革、クラリーノと、素材も選べ、スタンダードでシックなデザインは高級感があり、好評です。
鞄工房山本
豊富なカラーバリエーションと、シンプルなワンポイントデザインなど、職人の手仕事で作られた確かな品質が人気のランドセル工房。
外から力がかかっても型崩れしない丈夫な作り、アクティブな動きにも順応できる肩ベルト、傷がつきにくくするための耐傷性加工も施されており、6年間しっかり使えるランドセルです。
また、革製品は雨に弱いですが、表面加工することで水濡れにも強く、お手入れが楽なのも特徴です。
風合いや軽さ、丈夫さなど、ランドセルを購入するに当たっての優先順位はそれぞれ違いますが、そのニーズに対応できるよう、高品質な素材を選べるようになってます。
購入者からの口コミも好評で、定番で人気のあるランドセル工房です。
ラン活で気に入ったランドセルをじっくり探そう!
納得のいくデザイン、機能、価格などでランドセルを購入するには、早めにラン活をスタートさせるのがおすすめです。
様々なメーカーからたくさんのランドセルが販売されているので迷うと思いますが、この記事がそんなご家族の参考になれば幸いです。
お子さんの大切な6年間を、気に入ったランドセルで過ごしてもらいたいですよね。
小学校卒業後にはない、人生で一回きりのラン活。お子さんにぴったりのランドセルを探しましょう!