
【毛穴・ニキビ・乾燥肌】お悩み別!市販のおすすめ洗顔料
毛穴、ニキビ、乾燥…どれも美肌の大敵ですよね。
徹底的に改善してキレイな肌を目指したい!そんな方のために、今回はスキンケアの基本「洗顔料」に注目。
お悩み別におすすめの洗顔料をご紹介します。
どれも市販で気軽に手に入るものをご用意しましたので、是非参考にしてみてくださいね!
毛穴におすすめの洗顔料
ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース
出典:Instagram
▶120g/537円
▶石鹸ベースで洗浄力は高め
▶洗顔は保湿や肌への優しさより、とにかく汚れを落とすことを優先したい方へおすすめ
▶海泥成分が毛穴汚れを吸着し、スッキリ洗浄
プチプラ洗顔料で有名な洗顔パスタシリーズから、毛穴汚れにはこの緑の洗顔料がおすすめ。
泡立ちもよく、もこもこの泡で摩擦を気にせず洗顔できるのが口コミでも好評です。
海泥(含硫ケイ酸AI)は、粒子が細かいので、毛穴に潜む汚れもスッキリ落とします。
また、ミネラルを多く含むので、肌のキメを整える効果があるのも嬉しいポイント!
ただし、乾燥肌の方には洗浄力が高すぎるかもしれませんので、要注意です。
使いたい場合は、小鼻やおでこ等、毛穴汚れや皮脂が気になる箇所にだけ使うか、週に1~2回など、頻度を決めて使用しましょう。
ビオレ おうちdeエステ
出典:Instagram
▶150g/702円
▶泡立たないジェルタイプの洗顔料
▶洗顔しながらマッサージすることで毛穴の汚れをオフ
▶洗浄力も肌への優しさも考慮したい人におすすめ
こちらは「ラウレス-4カルボン酸」が洗浄剤として使用されている洗顔料。
「ラウレス-4カルボン酸」とは、弱酸性石鹸と呼ばれていて、アミノ酸系の洗浄剤のように低刺激なのに、アルカリ性である石鹸のように洗浄力が高い洗浄剤です。
毛穴汚れを落とすことを目的とした洗顔料は洗浄力が高いものが多く、乾燥肌や敏感肌の方には刺激になる場合もあるのですが、この洗顔料は肌への優しさも洗浄力も両立していて誰もが使いやすい処方になっています◎
泡立たない洗顔料なので、顔をぬるま湯で予洗いしたら、そのままジェルを伸ばすように優しくマッサージ。
つるつるで柔らかなお肌にしてくれるので、お化粧ノリも良くなりますよ!
オバジC 酵素洗顔パウダー
出典:Instagram
▶0.4g×30個入り/1,944円
▶パウダータイプの洗顔料
▶週2~3回程度の使用がおすすめ
▶酵素が古い角質を分解しザラつきのない、つるんとした肌へ
タンパク質を分解する「プロテアーゼ」、皮脂を分解する「リパーゼ」の両方を配合。毛穴に詰まった古い角質・皮脂汚れも細かい粒子がすっきりと分解しオフします。
ただし、毎日の使用は逆に肌を洗いすぎてしまい、バリア機能の低下に繋がります。
毛穴汚れがどうしても気になるときや、週に2~3回程度の使用を心がけましょう。
また、パウダータイプなので、一般的な洗顔フォームに比べると、素手では泡立てが難しいです。ネットでしっかりと泡立てて洗顔しましょう。
毛穴汚れをオフする洗顔料の選び方
・スクラブや酵素、クレイ配合の洗顔量を選ぶ
これらが1番手軽で効果を実感しやすい洗顔料です。
毛穴汚れは、皮脂や古くなった角質・汚れが混ざり合い、角栓となり、毛穴に詰まった状態です。
これが酸化すると黒くなり「毛穴の黒ずみ」と化します。
皮膚科や美容機関に頼らず、自分でケアしたい場合は、ある程度物理的な力や、汚れや古い角質をオフしてくれる成分に頼りましょう。
スクラブの効果
スクラブはあの「ツブツブ」の物理的な力によって古い角質をはがして落とすのが目的です。
ただし、物理的な力で(摩擦)で汚れを落とすので、肌が弱い人にはおすすめできません。
クレイ(泥)の効果
火山灰や粘土など「泥」系の成分は、汚れを吸着する効果があります。
お肌の汚れはプラスイオン、クレイはマイナスイオンを帯びているので、肌の汚れにクレイが触れると、磁石のようにくっついて、肌の汚れが落とせるというのがクレイ洗顔の仕組みです。
スクラブや酵素に比べれば、毎日使いしやすいアイテムが多く、日常的に毛穴ケアを行いたい人にはおすすめです。
しかし、クレイ系の洗顔でも、毛穴汚れを落とすケアはやりすぎると乾燥肌や敏感肌に傾くことも多いのが難点。
洗顔後の保湿はしっかりと行い、そして肌の調子を見ながら使用しましょう。
酵素の効果
酵素は古い角質や、皮脂汚れを分解する効果があります。
古い汚れだけを確実に分解してくれるので、ピーリングよりは皮膚に対して優しいのが魅力的です。
1回の使用でも効果が大きいので、週1~2回の使用でも十分結果が期待できます。
セルフピーリングについて
「古い角質をはがす」といえば、「ピーリング」を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。
ピーリングは強いアルカリ性の薬剤の力で古い角質を剥がしますので、同じ角質をはがす作用と言っても、スクラブとはアプローチが異なります。
どちらがより効果的かと言えば、セルフピーリングよりはスクラブ洗顔の方がおすすめ。
セルフピーリングで使用するピーリングジェルやゴマージュといった製品は実はたいしたピーリング効果はありません。
ポロポロとカスが出てくるので、角質がオフできているように見えますが、あれはジェルの成分が固まったもの。
洗い上りがつるんとするのもトリートメント成分によるものです。
ニキビにおすすめの洗顔料
NOV AC ウォッシングフォーム
出典:Instagram
▶90g/2,160円
▶敏感肌ケアブランド「NOV」の大人ニキビケアシリーズ
▶抗炎症・抗菌作用だけでなく、ニキビ跡ケア効果も期待できる
▶皮膚科医もおすすめする洗顔料
洗顔料だけでなく、クレンジング・化粧水・乳液など、スキンケアコスメ一式、シリーズで揃えられるのも魅力的です。
オイルフリー処方でニキビのもととなる油分はカット。
その他、アレルギーテスト・パッチテスト・ノンコメドジェニックテスト済で安全性が高く、低刺激処方にこだわっています。
また、有効成分には「感光素201号」と「グリチルリチン酸2K」を配合。
グリチルリチン酸2Kは低刺激な抗炎症成分で肌荒れを予防する成分です。
感光素201号は強い抗菌作用のある成分でニキビそのものへの効果もありますが、ニキビ跡を修復してくれる効果も期待できます。
ロゼット洗顔パスタ 荒性肌
出典:Instagram
▶90g/537円
▶有効成分;イオウ、感光素201、グリチルレチン酸ステアリル
▶使用感や効果、コスパの良さからリピーターも多い商品
▶イオウによる温泉のような香り
イオウには皮脂吸収作用や、角質柔軟作用があり、古い角質をしっかり取り除く働きがあります。
また「グリチルレチン酸ステアリル」にはグリチルリチン酸2Kの2倍の抗炎症作用があります。
ニキビケアの効果としてはNOVよりも成分的に効果的なイメージがありますが、皮脂を吸収するイオウが配合されているので、乾燥に弱い方はNOV、皮脂が気になる方はロゼットがおすすめです。
アベンヌ クリナンス クレンジングフォーム
出典:Instagram
▶128g/1,944円
▶ミネラルを含む温泉水が肌荒れによるほてりを抑えて、なめらかな肌へと整えていく
▶ピーリング成分配合で古い角質を取り除く
▶皮脂のバランスを整え、過剰な分泌を抑える
医薬部外品ではないですが、古い角質を取り除き、皮脂の分泌をコントロールすることでニキビを優しく予防します。
医薬部外品の方がニキビへの効果は確かに高いかもしれませんが、実は医薬部外品を使い続けることはそれなりにリスクも生じます。
例えば、健康的な肌に薬用化粧品を使い続ければ逆に肌が荒れやすくなったり、その化粧品を使わなくなったとたん、肌トラブルが起きたり…
トラブルが生じているときに医薬部外品は力強い味方になってくれますが、そういったリスクも潜んでいるのです。
アベンヌのクリナンス クレンジングフォームは医薬部外品ではないので、肌に対する作用もマイルドな分、そういったリスクも低いです。
有効成分に頼りたくない、ニキビがひどいわけではないけど、予防としてニキビケアを日々取り入れたい方におすすめの洗顔料です。
ニキビケアにおすすめな洗顔料の選び方
・有効成分配合の医薬部外品を探す
・皮脂汚れをしっかりオフしてくれるもの
ニキビは皮脂過剰により、毛穴に皮脂が詰まったり、角層が厚くなって毛穴の出口がふさがることがキッカケで発生します。
これを好むアクネ菌が繁殖することで、ニキビができるのです。
皮脂過剰というと、若い人や思春期ニキビだけが当てはまると思われがちですが、大人ニキビもキッカケは同じ。
大人ニキビの場合は、肌が乾燥して、それを何とかしようと皮脂が過剰分泌つされる「インナードライ」や、メイク汚れがきちんとオフできず、古い角質がたまってしまったのが原因です。
皮脂を取りすぎては本末転倒ですが、角質をやわらげ、スキンケアで十分に保湿してあげましょう。
ニキビ予防に効果的な有効成分
サリチル酸…アクネ菌殺菌、角層柔軟
レゾルシン…アクネ菌殺菌、角層柔軟、角層除去
イオウ…殺菌、皮脂吸収、角層柔軟
アラントイン…抗炎症
グリチルリチン酸2K…アラントインよりもマイルドな抗炎症剤
※赤いニキビが気になる方にはアラントインやグリチルリチン酸2Kがおすすめです。
ただし、炎症を起こしている状態なので、自己判断によるスキンケアより、まずは皮膚科に相談することが大切です。
乾燥肌におすすめの洗顔料
キュレル 泡洗顔料 潤浸保湿
出典:Instagram
▶150ml/1,296円
▶泡で出てくるタイプ
▶弱酸性
▶抗炎症成分入りで肌荒れに悩む方にもおすすめ
洗浄剤はアミノ酸系のものを使用した弱酸性の洗顔料。
アミノ酸の洗浄剤は肌に対して刺激が少なくてマイルドな洗浄力が魅力ですが、逆にさっぱり感が足りないのが苦手…という方もいらっしゃいますよね。
しかし、こちらはアミノ酸系の洗浄剤の中ではさっぱりとした使用感のある成分を使用しているので、アミノ酸系は苦手、という方にもおすすめしたい洗顔料です。
医薬部外品で抗炎症成分(グリチルリチン酸2K)を配合しているのもポイント。
肌荒れや大人ニキビが気になる方にもおすすめです。
ビオレ スキンケア洗顔料 リッチモイスチャー
出典:Instagram
▶130g/619円
▶汚れはすっきりオフできるのに、しっとりお肌に
▶もこもこの軽やかな泡で摩擦することなく洗顔できる
▶お値段以上の実力
石鹸ベースだけど、弱酸性石鹸の「ラウレス-6カルボン酸」も配合されているので、洗浄力と肌へ優しさのバランスが保たれているのが魅力的。
その他、保湿成分も配合されているので、プチプラで乾燥肌向けの洗顔ならダントツおすすめです。
以前は泡立ちがいまひとつなイメージもあったビオレの洗顔料ですが、こちらのパッケージにリニューアルされてからは、泡立ちの良さも◎
硬さのない、ふわふわで程よく弾力のある泡と、ほのかに香るフローラルの香りが洗顔タイムを癒しの時間にしてくれます。
ちふれ 泡洗顔
出典:Instagram
▶180ml/550円
▶アミノ酸系洗浄剤と両性界面活性剤使用
▶肌への優しさを最優先したい方向け
▶保湿成分も多数配合
キュレルやビオレに比べると少し洗浄力が低いものの、その分肌への優しさに優れた洗顔料です。
この価格でこれだけ肌にマイルドな洗顔料はなかなかありません。
「石鹸で落とせるコスメ」をオフするにはやや力不足ではありますが、W洗顔や朝の洗顔、すっぴんの日の洗顔におすすめです。
緩めの泡なので、物足りないときは適量より多めに泡を取りましょう。
乾燥肌におすすめな洗顔料の選び方
・アミノ酸系の洗浄剤、弱酸性の肌に優しい洗顔料を選ぶこと
乾燥肌や敏感肌の方は、とにかく洗いすぎに注意することがポイントです。
いわゆる「石鹸」は、私たちが思う以上に高い洗浄力・脱脂力があり、肌の潤いを奪いやすいのが難点。
対して、アミノ酸系の洗浄剤は肌の潤いを奪わず、不要な汚れだけをオフしてくれるので乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
また、肌はもともと弱酸性であり、洗顔でアルカリ性に傾いても自力で弱酸性に戻ります。
しかし、乾燥肌・敏感肌といったバリア機能が弱ったお肌は、自力で弱酸性に戻す機能も衰え、アルカリ性のままとなり、肌がピリピリしてしまい、余計、乾燥肌に拍車をかけます。
なので、洗顔料そのものを「弱酸性タイプ」にしてあげることで、肌がアルカリ性に傾かないようにしてあげると、乾燥やバリア機能の低下を防げます。
アミノ酸洗浄剤の見分け方
アミノ酸系の洗浄剤には、「ココイルグリシンK」や「ラウロイルグルタミン酸Na」などがあります。
見分け方としては、
・ココイル~
・ラウロイル~
といったように「ココイル」「ラウロイル」から始まるものがほとんどです。
これらが成分表示の上の方にあれば、アミノ酸系の洗浄剤をメインに使用した洗顔料になります。
市販では意外と少ないアミノ酸系の洗顔料
実は市販、特にプチプラでは、アミノ酸系の洗浄剤をメインとして使用した洗顔料はそう多くはありません。
原材料が高かったり、知名度が低かったり、またデメリットも存在するなど原因はさまざま。
なので、洗浄力の高い石鹸成分と一緒に組みあわせて配合されていたり、水で薄めて作れる泡洗顔などにして売られていることが多いです。
アミノ酸系の洗浄剤のデメリット
アミノ酸系の洗浄剤のデメリットというのは、洗い上りが少しヌルっと感じたり、皮脂が多い方が使用すると肌荒れするケースがあることです。
皮脂が多い方が使用すると、落ちるべき皮脂汚れが残ってしまうので、そういったデメリットを感じやすい傾向にあります。
しかし、乾燥肌の方には「洗い上りがしっとりする!」「乾燥しなくなってきた」と好評でおすすめな洗浄剤です。
なかなか見つけにくいかもしれませんんが、気になったものがあったら是非チャレンジしてみてくださいね!
洗顔料こそ自分に合ったものをチョイスしよう
洗顔はスキンケアの基本です。
乾燥肌の人が洗浄力の高い洗顔料を使っても、皮脂が多い人がアミノ酸系の洗顔料を使っても肌トラブルの原因になります。
化粧水や美容液でケアしていても、間違った洗顔をしていたら意味がありません。
それほど「皮脂」はあなたにとって最高の美容液になりますし、不要な汚れはターンオーバーの邪魔をしてスキンケアの効果を半減させます。
是非ご自分に合った洗顔料を見つけてみてくださいね!