
健康と美肌を叶える!《美味しい甘酒》の効果効能とは?
古くから、日本で愛されている「甘酒」。この甘酒をどのように摂取したら、私たちのからだの健康に良い作用してくれるのかということを知り、実践していただきたいと思います。
それでは、解説させていただきます。
甘酒を飲む前に知っておきたい基礎知識
今現在、日本では「食」の健康面の影響が及ぼす事に対して、ブームになっています。
たくさんのメディアで連日のように、取り上げられています。
「こちらを使った料理が、からだにいい!」「この食材が、ダイエットにとても効果的!」など、毎日、こうした話題を耳にしない日はないといってもいいくらいです。
しかし本当に確信を持てる情報は、「自分で紹介されている方法を実践し、試してみること」です。
十人十色ですので、他の人にはとても効果的な場合でも、いざ自分で試してみると、意外に効果が薄いと感じたり、効果を全く感じられないということがあります。
ですがこれから紹介する「甘酒を使った」健康効果は、必ずしも上記に述べさせていただいたような事は決してないといってよいです。
甘酒の種類
甘酒には原材料が二種類あります。
甘酒はもち米に《米こうじ》または、《酒粕》を加え発酵させた作られたものです。
主な栄養素は、ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖、オリゴ糖などの栄養が含まれています。
古く昔から「“飲む点滴”である」ともいわれている通りに、豊富な栄養成分があります。また、米こうじを使用して作られている甘酒は、数種類のジペプチドや、抗酸化作用があるエルゴチオネインが含まれているという報告がされています。
「甘酒は30代・40代の女性の健康には欠かせないミネラルが豊富」
女性は年代を重ねるごとに、体の変化が自分でも感じられるようになります。
20代と比べると、「なんだか疲れやすい、肌のハリがなくなってきた」とか「冷えを感じるようになった」などなど、たくさんの体の変化を感じるようになってきます。
上記のように、ひとつでも最近感じられるようになっているならば、ぜひ試してください。
「甘酒」を飲む!ということを。
豊富な甘酒の栄養成分とは
まず、甘酒には豊富な栄養成分が含まれています。冒頭部分の「甘酒を飲む前に知っておきたい基礎知識」でも紹介した意外にも注目する栄養成分が存在します。
それらの栄養分がどう体の不調に良い作用をもたらしてくれるのかということを、まとめてみましたので参考にしてください。
パントテン酸
疲労物質を減らし体力回復に役立つ。 エネルギーの代謝に必要
たんぱく質
免疫細胞を作るので免疫力がアップするのに役立つ。
ナイアシン
アルコールを分解⇒お酒を沢山飲む人にはうれしい成分。
葉酸
細胞の健康を保つのに必要な成分。主に、赤血球の生成にはなくてはならない。たんぱく質を作る働きを促進。
食物繊維
体内のいらないものを体外に排出させるのに必要。
便秘などに有効で、便秘を解消することにより、
体の代謝が非常に良くなり、その結果「肥満解消」に効果大です。
《大注目》レジスタントプロテイン
甘酒にかかせなに酒かすの注目栄養成分にたんぱく質である「レジスタントプロテイン」があります。
このレジスタントプロテインは、体内にある悪玉コレステロールを減らす効果があります。さらに減少させてくれるだけではなく、腸内の善玉コレステロールを増やしてくれるので、コレステロール値が気になる女性には特におススメの栄養成分のひとつです。
さらに!上記に述べただけでは終わらない「レジスタントプロテイン」の効果は、体内にもともと存在する脂を吸収して体外に排出することを促してくれるという、とても素晴らしく嬉しい効果も持ち合わせているのです。
「甘酒を摂取する事による、女性の健康力&美肌力アップ」
近年の甘酒の研究によると、美容に効果がとてもたくさん、あることがわかってきました。
「米こうじと酒かすの両方を使用し作られた、甘酒を継続して飲み続けることで、皮膚の表面温度が上昇し、目の下のクマが改善され、さらに皮脂の抑制効果も確認できています。その結果、ニキビなどの肌荒れを減らす美肌効果も、おおいに期待できるという説明がなされています。
そしてまた、甘酒を含むエサを食べたマウスのふん便小腸内容物を分析する実験を行った結果、粘膜を構成する成分の1つである、ムチンの量が増加するとい報告がなされています。
私たちの腸内環境を良い方向へと改善する可能性が極めて高いということになります。
甘酒は三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物がバランスよく含まれるているので、体の調子が悪いときなどの栄養補給として、とても良い食品なのです 。
果たしてその効果は?
甘酒の健康&美肌効果を効かせるためには、どの位の量を1日に飲めばよいのでしょうか。
また、いつどの時間帯に飲むのがよいのか。この大事な2点を説明します。
「1日2杯、朝と晩に毎日飲む」
「1日2杯、朝と晩に毎日飲む」ことが一番おススメの方法です。
甘酒はとても栄養価が高く、さらにたくさんの栄養がバランス良く配合されている飲み物ですので、朝食に飲むことにより良い効果を発揮してくれます。
また、酒粕で作られている甘酒にはとても多くの清酒酵母が含まれており、睡眠の質が改善されるのです。
これらの事により、夜の夕食時や睡眠前のリラックスタイムに飲むことをおススメします。
さらに、風邪の予防対策としてもおすすめします。
「悩み別で異なる、甘酒の飲み方」
今の自分自身の状態にあった飲み方について解説します。
ストレス解消や美肌、リラックス効果
ストレス解消や美肌、リラックス効果を得たい人は寝る前に飲むことです。
甘酒にはパントテン酸・GABAなどの抗ストレスの(アミノ酸)栄養成分が含まれています。
このアミノ酸は、興奮状態の時にいる時になる「交感神経」に働きかけてくれるため、リラックス状態の時である「副交感神経」になるようにが上手く働きかけてくれるという作用があります。
このように、「寝る前に甘酒を飲む」ことは、質の良い睡眠が期待できるという事になります。
よって質の良い睡眠がとれると、肌の調子も整いますから「朝」の肌が潤いを取り戻してくれるという事につながります。
さらに、アイチエイジングに効果がある栄養成分や美肌を作るのに必要な栄養成分も豊富に含まれているので、肌のケアだけではなく、身体自体の細胞が生まれ変わるといわれる時間帯である「夜」が甘酒を飲むのには、「ベストタイミング」ということになるわけなのです。
ダイエットを目的
ダイエットを目的にしている人は「朝に飲む」ことです。
朝に甘酒を飲むと、ダイエットをしている人に対して、最も「ベストタイミング」と言える時間帯です。
甘酒には、食物繊維やブドウ糖、オリゴ糖などが含まれているため、これから活動時間帯に入るために必要な、エネルギー摂取できるだけではなく、体に必要な水分と一緒に食物繊維もとれるため、朝の悩みの種である「お通じ」解消に効果的に働きかけてくれます。
また、ブドウ糖は頭の唯一とされるエネルギー源ですので、朝にしっかりブドウ糖を摂取しエネルギーをとることにより、脳が素早くすっきりと働きはじめてくれることになるのです。
朝食でしっかりと良い栄養成分を摂取しないと「ボーっと」してしまうだけではなく、ダイエットにとても重要である基礎代謝が上がらないことになります。
この状態では一生懸命に頑張っても、なかなかダイエットの効果が上手く上がらないで当たり前というわけになります。
このようにたくさんの良い効果を発揮してくれる甘酒を、朝食に取り入れて上手にダイエットを成功させることを提案します。
さらに効果をもっと上げたいとするのならば、甘酒を飲むときには必ず「温めて」から、飲むようにするとよいです。
どうして「温めてから」甘酒を飲むと、より効果を上げられるのかということを説明しますと、「温める」ことにより、冷えた「冷たい」飲み物を摂取すると、体の(腸の中)体温を下げてしまうからです。
体温が低下してしまうということになると、それはすなわち「基礎代謝のダウン」につながるからなのです。
ですから、ダイエットには欠かす事のできない「体の基礎代謝アップ」を狙うのであれば、甘酒は「必ず温めてから飲む」ことです。
「相乗効果が期待できるプラス食材」
甘酒と一緒に摂取する事によって相乗効果が期待できるプラス食材というものは、かなりたくさんの食材があります。
その、相乗効果が期待できるプラス食材の中でも、取り分けてとてもおススメしたいプラス食材だけを厳選してその効果と甘酒に美味しくプラスできる方法を解説していきます。
1-生姜をプラス
生姜には生姜に含まれるという『ジンゲロール』がとても、良い相乗効果を発揮してくれます。
ジンゲロールは、生姜独特の辛味を作り出しているだけではなく、私たちの体の中に取り入れることによって、血管を拡張させてくれ、その結果「血液の流れをスムーズ」にしてくれます。血液の流れがスムーズになるということは、血流が悪くなると溜まるという老廃物が体の中に蓄積されなくなるという事につながります。
老廃物は体には良くないものですので、この血流を正常に保つ事というのは、とても大事なことです。
血流の流れを正常にすることにより、体内では色々な細胞がとても活発になり、美肌になるだけではなく、体の中から若返ることができるのです。
生姜プラス甘酒の黄金比
甘酒コップ1杯に対して、小さじ1/3~小さじ1を目安に入れてください。
始めは、少な目の量から調整してみると、自分に合ったお好みになります。自分の飲みやすい量に調節してもかまいませんが、あまり少なすぎないようには注意することです。
2-青汁をプラス
もちろんご存知でいる方は多いとは思いますが、「青汁」には豊富な栄養がたくさん含まれています。日頃野菜不足を感じて「青汁」を活用している方もいるとは思いますが、その日頃活用している「青汁」を甘酒にプラスすることによりもっと、相乗効果が上がるのです。これは、生姜と同様に老廃物の対外排出にとても役立ちます。
青汁プラス甘酒の黄金比
青汁を作るときの液体を「甘酒」にかえます。
青汁粉末1包に記載してある分量にします。
例)
青汁粉末1包に対して、水120mlならば 水の部分を甘酒にする。
3-ヨーグルトをプラス
ヨーグルトは乳酸菌を牛乳で発酵させて作られている動物性の発酵食品です。この動物性の発酵食品に、植物性の発酵食品である「甘酒」を組み合わせて摂取することにより、それぞれを単独に摂取するよりも数倍の整腸作用が期待できます。
とくに朝の朝食時に、この甘酒プラスヨーグルトを摂取するとより効果が感じられるはずです。お腹の調子を気にする方には、ぜひとも試していただきたい飲み方です。
ヨーグルトプラス甘酒の黄金比
甘酒に大さじ1杯のヨーグルトをプラスしてください。
4-陳皮(ちんぴ)をプラス
変り種でおススメなのが、漢方でも使われている乾燥したミカンの皮の陳皮です。
陳皮は、一年以上日陰干ししたものは「生薬」としても使用されている食品です。
この陳皮には、ポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」が含まれていて、血流の改善を促す作用があります。この血流改善の効果により、血の流れがよくなることにより、体全身を温めてくれる効果があります。
冷え性で悩んでいる方には特におススメのプラス食材だといえます。
陳皮プラス甘酒の黄金比
甘酒一杯に対して陳皮をひとつまみプラスしてください。
5-ココアをプラス
ダイエット中に試してほしいプラス食材です。甘酒にココアをプラスすることにより、とても、極上のスイーツに早がわりします。
甘酒の持っている自然の甘味で、ココアに砂糖を加えることなく甘さを感じられ、満足感がとてもあります。
甘い物をひかえめにしたいときにはとっても、おススメのプラス食材です。
さらに嬉しいことに、ココアに含まれている「テオブロミン」という栄養成分には、身体の末端の血管を拡張させる作用があり、血行を促進する効果があるので、身体が冷える方におすすめです。
上記のように、いろいろとプラスして相乗効果がアップする食材があるので、どの食材をプラスした甘酒が自分今の、症状にはあっているのかを試して実践してみてください。
美しく輝いた自分を手に入れよう
最終的に、「甘酒」はとても体にいい「食品」であるということを、知っていただければ幸いです。
手軽にスーパーなどでも購入できる「米こうじ」や「酒粕」を使った甘酒を毎日の食生活の中に、無理なく取り入れてさらに美しく輝いた30代・40代を手に入れてください。