ジェルネイルが剥がれた時の対処法7選!応急措置方法とは?

家事をしている時にうっかり爪が引っかかってしまうことってありますよね。ジェルネイルをしていると、先端が欠けてしまったり、時間が経つにつれてだんだんと根元が浮いてきたりします。ジェルが剥がれたらすぐにでもサロンに行きたいものですが、育児や家事が忙しいと難しいです。そんな時には、応急措置として対処しましょう。今回は、ジェルネイルが剥がれた時の対処法7選をご紹介します。

ジェルネイルが剥がれた時の対処法7選


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ジェルネイルが剥がれたり欠けたりした時は、そのままにせずにすぐに対処しましょう。そのままにしておくと、悪化して爪全体のジェルが剥がれてしまったり爪自体に負担がかかってしまったりするからです。また、引っ掛かりができることで洋服に引っかかることもあります。先端がとがっていれば、肌を傷つけてしまうこともあるでしょう。すぐにサロンに行くことができなくても家で簡単に応急措置できる方法があるのでできることから試してみましょう。

①ネイルチップ用接着剤でくっつける

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ジェルが一部剥がれかけている状態で、全部剥がれて落ちてしまう寸前であればネイルチップ用接着剤でくっつけると良いです。ネイルチップ用の接着剤は、ネイルグルーとも呼ばれるものでネイルチップを自爪にくっつける時に使います。また、ラインストーンなどのネイルパーツを付ける時にも使われるものなので剥がれかけたジェルをくっつけるのに適しています。ネイルチップ用接着剤の使い方は、自爪や剥がれたジェルにぬりしっかりと押し当てるだけです。全体的にはがれた時や部分的にはがれた時、根元が浮いてしまった時も使うことができます。

似たようなものでネイルシールというものもあり、両面がテープで使いやすくなっています。シールなので爪へのダメージも少なく、気軽に使える良さはありますが水に弱いというデメリットがあります。また、衝撃にも弱く爪に負荷がかかると取れてしまう可能性が高くなるのでネイルチップ用接着剤を使う方が良いでしょう。

②ニッパーや爪きりで切る

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爪の先端部分だけ欠けてしまった場合は、ニッパーや爪切りで切るのが一番です。爪を短くするだけで、欠けた部分が目立たなくなります。爪切りよりもネイルニッパーの方が先端が細くて使いやすいものが多いので、細かい部分も切り取りやすいです。自爪が短く、切るのが難しい場合は別の対処法を選ぶほうが良いです。深爪をしたり極端に爪が短くならないように気を付けながら使いましょう。

ニッパーの使い方は、爪のカーブに沿って少しずつ切っていきます。端から順に切り、カーブになるように全体的に切り落としたら最後に角を切ると良いです。爪切りの場合は、切り取れる範囲を切り取るように複数回に分けて切りましょう。

③ファイルで削る

爪をこれ以上短くできないくらいに十分な長さがない場合は、ファイルで削ると良いでしょう。ファイルで削ることで、ジェルがある部分と剥がれてしまった部分をぼかすことができます。そのままにするよりも、目立ちにくくなります。また、切るほどの長さがなくてもファイルで少し削ることで欠けた部分をなくすこともできるでしょう。引っ掛かりをなくす目的で使うこともできます。ニッパーや爪切りを使った後に爪先を整えるために使うこともできます。

ファイルは、グリッド数によって目が粗いものと細かいものがありますが数値が低いと目が粗くなり数値が高いと逆に細かくなります。ジェルをオフする時に使うファイルは80グリッドくらいのものが多く、長さを整える場合は100グリッドや150グリッドのものがよく使われています。

④同じ色のマニキュアを塗る

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同じ色のマニキュアを塗るのも有効な方法です。先端の一部が剥がれた場合や、根元が浮いた場合に使える方法です。全く同じ色でなくても、同系色の色のマニキュアを使えば十分カバーすることができます。まずは剥がれている部分を中心にぬり、乾いたらより目立たないようにするために重ね塗りしたり剥がれた周辺の範囲も含めてぬったりすることでぼかすと目立ちにくくなります。仕上げにトップコートを塗ると、さらに剥がれにくくなり持ちが良くなるのでおすすめです。

➄セルフでオフする

指先を使った仕事をしたり、爪に負担がかかると、部分的に一部が剥がれたり根元が浮いたりするだけでなく、全体的にボロボロとはがれてしまうこともあります。ほとんどジェルがはがれてしまい、修正が難しい場合はできる範囲でオフしてしまう方が良い場合もあります。ジェルをオフする場合はネイルサロンで行うと良いですが、セルフでも可能です。簡単にオフする方法は2つあり、1つは市販のジェル用リムーバーを購入して落とすことです。もう1つは、市販のジェルリムーバーパックを使うことです。

ジェル用リムーバーはジェルを落としたい部分に気軽に使うことができるリムーバー。コットンやアルミホイルを準備する必要がありますが、必要な時に必要な分使うことができるので便利です。コットンをリムーバーで浸し、爪全体を覆うように貼り付けたらその上からアルミホイルで覆って10分から15分ほど置くことでジェルを浮かせて剥がすことができます。ジェルリムーバーパックは、ジェルを含んだ袋状のパックに爪を入れてジェルを浮かせて落とします。準備するものが特に無く、簡単に使うことができるので便利です。ジェルはリムーバーを使っても一度では綺麗に取れないことがあり、部分的にこびりついてしまうことが少なくありません。細かい部分は、ネイルスティックやプッシャーを使って落としていくと良いでしょう。

⑥ネイルチップをかぶせる

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1本から数本だけジェルがボロボロにはがれてしまった場合は、ネイルチップをかぶせるのも一つの手段です。爪を保護し、負担がかかるのを防ぐので応急措置として使えます。ネイルチップの使い方は、ネイルチップの裏側にネイルチップ用接着剤をぬります。乾いてきたら再度ネイルチップの裏側に接着剤をぬり、乾いてきたら自爪に押し当てるように付けます。自爪に水分や油分が多いと剥がれやすくなるので、事前にコットンなどで丁寧に拭き取っておくと安心です。しっかりと押し当てて定着させましょう。定着するまでは指先を使ったり爪に負担がかかるような動作は控えましょう。

⑦絆創膏をする

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最終手段として使えるのが絆創膏です。ネイルチップ用接着剤やファイル、マニキュア、リムーバー、ネイルチップなどがない場合や爪がひどく傷んでしまった場合は無理にジェルを剥がさないほうが良いです。ネイルサロンに行くまで絆創膏をしておくと良いでしょう。絆創膏もある程度粘着力がありますし、爪を保護することができます。ネイルサロンに行くまでに数日かかる場合は、絆創膏は毎日貼り換えるようにしてこまめにケアすると良いです。

応急措置で気を付けること

今回ご紹介した応急措置方法は、一時的な対処法になります。剥がれたり浮いたりしたジェルを長期間そのままにしておくと、ジェルと自爪の隙間に雑菌が入ることでカビが繁殖して爪が変色したり炎症を起こしたりすることがあります。数日程度であれば良いですが、何日も放置しておくようなことがないようにしましょう。また、ジェルが剥がれかけた部分を無理に剥がそうとすると自爪の表面までくっついて剥がれてしまい爪が傷むことがあります。無理に剥がさず、とりあえず応急措置をしてネイルサロンで丁寧に取ってもらうと安心です。

ジェルの寿命を確認しよう

ジェルの剥がれや欠けを防ぐには、ジェルの寿命を確認することも大切です。一般的にジェルネイルは3週間から4週間ほどが寿命。爪の状態や日頃の習慣などによっても持ちは変わってきますが、長くても1カ月くらいと考えておいた方が良いでしょう。指先を使う仕事をする人の場合は、剥がれたり欠けたりする確率が高くなります。特に、水仕事をよくするママさんは気づいたらいつの間にか剥がれたり欠けたりしていることが少なくありません。常に綺麗なジェルネイルを維持するためにも、ネイルサロンは3週間から4週間くらいの間隔で予約するようにしましょう。また、なるべく長持ちさせる工夫をすることも大切です。

ジェルを長持ちさせる方法


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ジェルをなるべく長持ちせさせることができればメンテナンスの手間も少なくなります。ジェルが剥がれたり欠けたりするのは、もともとの爪の強さもありますが普段の習慣も関わっています。少しでもジェルを長く持たせるには、ちょっとした動作にも気を付けることが大切です。

①水仕事はなるべく手袋をする

家事をしていれば水仕事もあるものですが、素手で水仕事を行うのと手袋をして行うのとでは爪への負担が違ってきます。やはり素手で水仕事を行う方が爪に負担がかかりやすく、剥がれや欠けの原因になります。爪が水に触れると、水分が蒸発する時に爪の水分も奪ってしまうために乾燥しやすくなります。乾燥によって手荒れが起こることも少なくありません。特に、食器洗いや洗濯などで洗剤を使う場合は爪にも皮膚にもダメージを与えてしまいます。手袋をして水仕事を行えば、水や洗剤による影響を受けずに作業することができます。ジェルを長持ちさせることにもつながるので、できるだけゴム手袋などを使って爪や指を保護しましょう。

②爪先を使わない
日常的に爪先を使わないようにすることも大事です。爪先を使う場面で多いのが、シャンプーをする時です。シャンプーで髪を洗う時に、爪を立ててしまう人が多いですが入浴時はお湯によって爪が柔らかくなります。爪が柔らかい時に負担がかかることで、剥がれや欠けにつながるので爪先ではなく指の腹を使うように意識しましょう。爪先は浮かせるようにして直接強い力がかからないように気を付けるだけでも違ってきます。

③定期的にジェルネイルはお休みする
定期的にジェルネイルをお休みすることも大切です。ジェルネイルはオフしたらまた再度ジェルをして、また1カ月後くらいにオフするという風に繰り返していけば毎月新しいジェルを楽しむことができます。しかし、ジェルを塗る時もオフする時も爪に負担がかかるのでだんだんと爪が弱くなってしまいます。特に爪の表面に傷がつくことが多く、爪が薄くなり割れやすくなることでジェルをしてもすぐにお直しが必要になってしまう場合があります。爪を丈夫にするためにも、定期的に爪を休ませるようにしましょう。

④自分でもネイルケアを行う
ネイルサロンに行くとネイリストにしっかりとケアをしてもらうことができますが、家で自分で行うネイルケアも大切です。ネイルハンドクリームを塗って保湿を心がけたり、ハンドマッサージで血行を良くしたりすることで爪を健康にすることができます。日頃から甘皮を処理するのも自分でできることです。甘皮は、爪の根元にある白っぽい部分。甘皮を出してあげるように爪の根元のふちを押しあげましょう。甘皮がきちんと出ることで、爪に栄養が行き渡りやすくなり爪の形も長く綺麗に見えるメリットがあります。入浴後の皮膚が柔らかくなっている時に綿棒を使って優しく押しあげると良いです。簡単なケアで良いので、毎日少しずつケアをするようにしましょう。

➄乾燥に気を付け保湿を心がける
乾燥に気を付けることも大切です。特に、冬は湿度が低く乾燥しやすくなるので爪にひびが入ったり折れたりすることが多くなります。いつも以上に保湿に気を付け、ネイルハンドクリームを使ったり、ジェルをお休みする時はキューティクルオイルを塗ったりすることで乾燥から守りましょう。

剥がれや欠けを防いでジェルネイルを楽しもう


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今回は、ジェルネイルが剥がれたり欠けたりした時の対処法として7選ご紹介しました。ネイルサロンは、大体1か月前後くらいで次の予約を入れるものですが、次回の予約の前にジェルが剥がれたり欠けたりしてしまうことがあります。育児や家事が忙しいと、行きたい時にすぐにネイルサロンに行けない場合もあるでしょう。そんな時は、応急措置としてできる対策から試してみましょう。ジェルが取れやすい人の場合は、日頃爪に負担がかかることをしていないか見直すことも大切です。また、万が一ジェルが取れてしまった場合を考えて緊急時用のグッズをそろえておくと安心です。ネイルチップ用接着剤やネイルニッパー、ファイル、リムーバーは手に入りやすく初めてでも使いやすいのでいざという時に便利です。

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