【洗濯の節約術】毎日の洗濯代を節約できる方法とは

洗濯は毎日する家事の1つですよね。家族が多いと洗濯物の量も多くなり1日に2~3回洗濯機をまわすこともあります。

洗濯には水道と電気を使いますから、水道代と電気代がかかります。1日に何回もまわす家庭だと洗濯にかかる料金はとても気になりますよね。

今回はそんな洗濯にかかる料金の節約術を紹介します。

洗濯にかかる料金

毎日着ている衣類やタオルなどをきれいに使うためには洗濯は欠かすことができない家事です。毎日する洗濯だからこそ洗濯にかかる料金は気になりますよね。

家計を上手にやりくりするためには抑えることのできる料金は抑えたいものです。洗濯機を使って洗濯するのにはどれぐらいの料金がかかるのでしょうか。

洗濯にかかる料金を見ていきましょう。

電気代と水道代などがかかる

洗濯をするときには洗濯機を使いますよね。洗濯機は電気と水を使って動きますから、電気代と水道代が発生します。

特に洗濯は洗うだけでなくすすぎも行われるため多くの水を使うことになります。そのため洗濯では電気代よりも水道代が多くかかります。

1回の洗濯にかかる電気代と水道代は合計で約20~30円と言われています。1ヶ月間毎日1回洗濯をすると約600~900円、年間で7,200~10,800円が洗濯代としてかかります。1日に複数回洗濯をする家庭なら洗濯にかかる料金はもっと多くなります。

洗濯では洗濯洗剤や柔軟剤や漂白剤なども使うため、洗濯にかかる料金は電気代や水道代だけではありません。

縦型洗濯機とドラム式洗濯機
家庭用の洗濯機は主に縦型洗濯機とドラム式洗濯機の2種類に分かれます。

縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べても低価格での購入が可能で、多くの家庭で使われています。

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも価格が高くはなりますが、1回の洗濯にかかる電気代と水道代が縦型洗濯機よりも約7~8円程安くすむと言われています。

洗濯は毎日するものなので1回約7~8円の料金の差でも、積み重なるとその差も大きいでしょう。

洗濯機は家電の中でも高価な買い物になるため、できるだけ購入価格は抑えたいものです。しかし毎日の洗濯にかかる料金に違いがある点や、1度購入すると何年も長く使うことができるためトータル的に見てよいと思う方を選ぶことをおすすめします。

洗濯代の節約術


毎日の洗濯には水道代と電気代が発生します。家計を管理するためにはできるだけ抑えられるところは抑えたいと思いますよね。

洗濯にかかる電気代と水道代はちょっとした工夫をすることで、節約をすることができます。節約術を試すことで毎日かかる料金を抑えることができるのはとても嬉しいものです。

節約術を毎日の洗濯に取り入れて、電気代と水道代を抑えていきましょう。

お風呂の残り湯を使う

お風呂は洗濯と同様に毎日入るものです。浴槽にお湯を貯めるためには多くの水を使います。

水道代も多くかかってしまうため、入浴をしたあとの残り湯も有効的に活用したいですよね。捨てることになる残り湯を洗濯に再利用することで、水道代の節約ができます。年間にすると約8,000円以上もの節約になります。

洗濯物の量によって異なりますが、洗濯をする際には小型の洗濯機で30L、大型の洗濯機になると65Lもの水を使います。洗濯には電気代よりも水道代の方が多くかかるため、その水道代の料金を大幅に抑えることができるのは大きいでしょう。

入浴をしたあとにあまり時間を空けずに洗濯をすれば、残り湯は温度が高いため汚れも落ちやすくなるというメリットもあります。洗濯機によっては残り湯を使って洗濯をする機能があるタイプのものもあるので、活用してみるのがおすすめです。

残り湯を洗濯に使うときには「洗い」のときにのみ使うようにして、残り湯の汚れが洗濯物に付かないように残り湯は「すすぎ」には使わないように気をつけてください。

洗濯はできるだけまとめてする
洗濯は毎日する家庭が多いですが、こまめな洗濯は電気代や水道代が多く発生してしまう原因にもなります。このため洗濯はできるだけまとめてするのが節約につながります。

洗濯物の量が多い場合は毎日洗濯しなければいけないこともありますが、1人暮らしや家族が少なくて洗濯物の量が少ない場合は2~3日に1回にまとめて洗濯をすることで料金を抑えることができます。

洗濯をできるだけまとめてすることで、1回の洗濯にかかる料金を抑えたり無駄を省くことが期待できます。

洗濯物の量が少ないという場合や洗濯機を使うほどではないといった場合には、洗濯機ではなく手洗いで洗濯をするのもよいでしょう。

洗濯物は大きいものから入れる

洗濯物を洗濯機の中に入れるときの順番も節約するために意識しましょう。

洗濯物は大きいものから洗濯機に入れるようにすると節約になります。例えばジーンズ素材の重たい衣類やバスタオルは先に洗濯機に入れるようにして、靴下やインナーなどの軽い物は最後に入れるようにします。

これは重たい洗濯物が下になることで洗濯槽の回転をスムーズにすることができるからです。洗濯槽の回転がスムーズになることで無駄がなくなり洗濯にかかる電気代や水道代の節約につながります。

重たいものが上にある状態だと洗濯槽の回転速度が急に落ちてしまったり、汚れが満足に落ちないこともあります。汚れが落ちないと洗濯機をもう1度動かさなければいけなくなる可能性もあります。無駄がないように洗濯物は大きいものから入れるようにしましょう。

洗濯する必要のないものはしない
インナーやTシャツは肌に直接当たるため汗や菌などが気になります。肌に直接当たるものは1回着用すると洗濯する場合が多いでしょう。

衣服をきれいな状態で着用したいという人や衣服の臭いなどが気になるという人は、特に頻繁に洗濯をしてしまいがちな傾向があります。

アウターなど着用している時間や機会が少ないものは1度の着用で洗濯してしまわずに、消臭や除菌効果のあるスプレーを衣服にふりかけて風通しのよい場所に干しておくだけでも菌の繁殖を抑えることができます。

頻繁な洗濯はそれだけ電気代や水道代を使うことになってしまいます。着用頻度や時間が少ないものはこまめに洗濯をせずに、充分に着用をしてから洗濯をするのがおすすめです。

洗濯機は満タンにしない
洗濯物の量が多くても洗濯機は満タンにしないように気をつけましょう。

洗濯機には入れることのできる量が決められています。洗濯機に洗濯物を入れすぎてしまうと水がうまく流れなくなり余計な電気代が発生したり、汚れが落ちにくくなる原因になります。洗濯機の故障の原因にもなりますので気をつけましょう。

洗濯はできるかぎりまとめてするのが節約にも効果的ではありますが、量が多くなるという場合には回数を分けてするのがベストです。

洗濯機は満タンにしないように7~8割程度に収めるようにしましょう。

洗濯コースを変える

洗濯機は洗濯のコースを選べたり、水量の調節をすることができます。設定を確認することで洗濯にかかる料金を節約することにつながります。

洗濯コースを標準のまま洗濯している方は多いと思いますが、お急ぎコースやスピードコースに変更することで洗濯にかかる料金が安くなります。

お急ぎコースやスピードコースは洗いにかかる時間やすすぎの回数、脱水の時間を減らすため、洗濯にかかる時間を大幅に短縮することができます。このため洗濯にかかる電気代と水道代を節約することができます。

お急ぎコースやスピードコースに変更したからと言って洗濯物の汚れが落ちないということはありませんが、汚れがひどい物はしっかりと洗う必要があるためお急ぎコースやスピードコースを使うのはやめておきましょう。

普段の洗濯に使うのであれば問題なく使うことができるので、洗濯コースを使い分けるとよいでしょう。

つけ置き洗いをする
汚れがひどい物などはつけ置き洗いをするのがおすすめです。温度の高いお風呂の残り湯を使えばさらに洗浄効果が期待できます。

汚れがひどいものを洗濯機でそのまま洗ってしまうと他の洗濯物に汚れがついてしまったり、汚れが落ちずにまた洗濯をしなければいけなくなってしまうこともあります。

つけ置き洗いをしてあらかじめ汚れを落としておくと、洗濯にかかる余計な電気代や水道代がかからずにすみます。

カーペットなどの大きなものであれば、残り湯の入った浴槽にそのままつけておくこともできます。クリーニング代の節約にもなるためおすすめです。

つけ置き洗いをするときはタライなどに水を貯めてから洗濯洗剤を入れて、洗濯物に揉み込んで置いておくだけで大丈夫です。

つけ置き洗いにお風呂の残り湯を使った場合は、すすぐときは水道の水を使うようにすれば衛生的にも問題ありません。

洗剤の量は適量を使う

洗濯に欠かせないのが洗濯洗剤です。洗濯洗剤は洗濯をするうえでとても大切ですが、使いすぎてしまうのはよくありません。

多く洗剤を入れてしまうと、洗剤を完全に落とすためにすすぎの回数を増やすことになってしまいます。すすぎの回数が増えてしまうことで余計な電気代と水道代がかかってしまいます。

洗濯物の汚れがひどいからといって多めに洗剤を使う必要はありません。汚れを落とすために使う洗剤が入れすぎによって汚れが落ちにくくなってしまったり、洗濯物を傷めてしまう原因にもなります。

洗濯洗剤の使いすぎは洗濯にかかる電気代や水道代だけではなく、洗濯洗剤の料金も余計に発生してしまうことにもなりかねません。洗濯にかかる料金を節約をしたいのであれば、洗濯洗剤の使いすぎはNGです。

洗濯洗剤の量は洗濯洗剤の容器にも記載されています。洗濯洗剤に記載されている量をしっかりと守るようにしましょう。

すすぎの回数や脱水の時間を減らす
洗濯機は洗いが行われたあと、すすぎと脱水がされます。すすぎは水を多く使うため、水道代もかかってしまいます。

すすぎにかかる水道代を抑えるにはすすぎの回数を減らすことがおすすめです。通常の洗濯機の設定ではすすぎの回数は2回になっていることが多いです。

このすすぎの回数を2回から1回に減らすだけで、水道代を節約することができます。すすぎを1回にして洗剤をきちんと洗い流すことができるのかという不安も、すすぎ1回で大丈夫な洗濯洗剤を使うことで解決します。水道代を節約することができるため利用してみるとよいでしょう。

全自動洗濯機では脱水の時間も自動的に設定されています。この脱水の時間も設定で短縮することができます。脱水の時間を短縮することで電気代を節約することができます。

夏の暑い日や晴れている日には自然乾燥で洗濯物を充分に乾かすことができます。脱水の時間を普段よりも短く設定するだけで、電気代の節約になるのでおすすめです。

乾燥機はできるだけ使わない

洗濯機についている乾燥機はとても便利なものです。そんな便利な乾燥機ですが、洗濯の中で乾燥機は電気代が1番かかるものです。

洗濯1回にかかる電気代や水道代は約20~30円ですが、乾燥機を使うとこれとは別に約50円の電気代が発生してしまいます。合計すると約80円近くにもなり節約をするうえで乾燥機を使うのはおすすめできるものではありません。

乾燥機は洗濯物を干す手間を省くことができるためとても便利ですが、使うのは本当に必要なときのみにしましょう。乾燥機を使わずに自然乾燥をすることで、1回約50円の節約ができます。

雨の日などは外に干すことができなくて乾燥機を使いたくなりますが、部屋干しをすることで乾燥機を使わずにすみます。部屋干しに対応している洗濯洗剤を使えば、気になる部屋干しの臭いも抑えることができます。

節約のできる洗濯機を使う

洗濯機は1度購入するととても長持ちする家電です。中には10年以上も前に購入したものを使っているという家庭もあります。

そんな洗濯機ですが、10年前に販売されていたものと最新のものを比べると機能の違いは歴然としています。

最新の洗濯機は節水・節電タイプのものも多く、普段の洗濯の料金を抑えることができます。長く使っている洗濯機が故障してしまった場合などは修理で対応するのではなく、最新の節水・節電タイプの洗濯機を購入することで結果的に洗濯にかかる料金を節約できる可能性があります。

洗濯機の購入を考えている場合は購入時に家電量販店などで、節水・節電タイプの洗濯機について尋ねてみるのがおすすめです。

節約術を使って洗濯代を節約しよう

洗濯は毎日するものだからこそ、節約術を使って洗濯代は節約したいですよね。

お風呂の残り湯を再利用したり、洗濯物は大きいものから入れるなど、紹介した節約術はどれも簡単なものですぐに取り入れることができます。

是非試してみて、洗濯にかかる料金を節約してみましょう。

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