
いつまでもキレイな手元に 【手のシワ】の対策法・ハンドケア方法
キレイなネイルが映えるすべすべときめ細やかな手。ずっとそんな美しい手でいたいですよね。
年齢と共に目立つようになるシワは、手の甲にも現れてくるように。
フェイスケアはばっちりでも、ハンドケアを怠ってはいませんか?
【手のシワ】の対策法や老化を防ぐハンドケアで、いつまでも若々しい手を手に入れましょう!
実は年齢が出やすい!?手にシワができてしまう原因って?
手は顔よりもシワが出来やすいパーツ
年を重ねるごとに増えてしまうシワですが、顔のシワ対策は行っているのに手のシワ対策は全く行っていない、という人も多いのではないでしょうか。
手は顔や首と比べ皮膚が薄いため乾燥しやすく、顔よりもシワが出来やすいパーツと言われています。
顔と同じようにシワ対策をしておかないと、顔はキレイなままなのに、いつのまにか手はシワだらけの老けた見た目に!なんてことに。
今からしっかり手のシワ対策ケアをして、いつまでも若々しいキレイな手を保ちましょう!
手にシワができる原因①老化
手にシワが出来てしまう原因の1つ目は、老化によるコラーゲンの減少です。
肌のハリと弾力を保つコラーゲンは、25歳を過ぎると徐々に減少していきます。
コラーゲンが減ると、皮膚や筋肉を支えることができなくなり、たるみやシワを引き起こします。
手の皮膚も加齢とともにコラーゲンが減少し、シワが出来やすくなってしまうのです。
手にシワができる原因②乾燥
顔と同じように、乾燥も手にシワができる理由の1つです。
皮膚から潤いが減り乾燥すると、角質細胞が増えてキメが乱れた状態になり、シワが出来やすくなってしまいます。
手は日常生活の中で1日に何度も洗うので特に乾燥しやすく、早い段階から乾燥ジワの影響が出やすいと言われています。
手にシワができる原因③紫外線
乾燥とともに紫外線も、手にシワができる大きな要因です。
紫外線は、日焼けやシミを引き起こすだけでなくシワの原因にもなります。このように紫外線による肌の変化は、年齢による老化とは別に「光老化」と呼ばれています。
紫外線の中でも、シワの原因となるのが「UV‐A派」と呼ばれるもの。
このUV‐A派は皮膚の奥にある真皮層まで届き、肌の弾力やハリを保つコラーゲンを壊してしまうのです。
手は顔と同じく服で覆うことが少なく、紫外線にさらされる時間が長いので、しっかりとした対策とケアが必要です。
手にシワができる原因④血行不良
意外と知られていない手のシワの原因が、血行不良です。
体の中をめぐる血は、酸素や栄養を全身に届けています。この血流が悪くなると栄養が不足しがちになり、美しい肌を保てなくなってしまいます。
体の末端部分である手は、血行不良を起こしやすい部分であり、ケアしているのにシワが目立つという場合は血行不良によって栄養が届いていないことが原因の可能性も。
手のシワの原因は、、血行不良の元となるストレスや食生活の乱れなど、普段の何気ない生活習慣の中に潜んでいることもあります。
手の老化を防ぐ!簡単ハンドケアで手のシワ対策
手のシワ予防:乾燥対策①水で洗ったらしっかりタオルドライ
手のシワを予防するための乾燥対策として、手を水で洗ったらしっかりタオルドライすることを心がけましょう!
手に水分が付いたままだとその水分が蒸発するときに、大切な手の潤いまで一緒に蒸発させてしまいます。
手洗いはもちろん、料理や洗濯などの家事、お風呂など。日常生活の中で手を洗うことや水が手に濡れることは、数え切れないほどあります。
手のシワを防ぐためには、水に触れたらその都度しっかりと水分をふき取ってあげることがとても大切です。
濡れたままのタオルやハンカチはふき残しの原因になってしまうので、速乾性や吸水性に優れたものを使ったり、水回りの手を拭くタオルはこまめに取り換えるようにしましょう!
手のシワ予防:乾燥対策②水の温度や洗剤に気を付ける
乾燥による手のシワを防ぐには、水の温度や洗剤にも気を付けましょう!
手を洗う時には、ぬるま湯で洗うのがベスト。熱いお湯で手を洗うと手の皮脂が失われ、乾燥しやすい肌になってしまうためです。
冷たい水で洗うと手が冷えて血行を悪くしてしまい、シワの原因に繋がります。
特に冬や夏は熱いお湯や冷たい水を使ってしまいがちになるので、気を付けましょう。
また、食器洗い洗剤に含まれている界面活性剤は手荒れを引き起こし、シワの原因となります。
手をダメージから守るために、食器を洗う時にはゴム手袋をしたり、手に優しい洗剤を選ぶようにしましょう。
手のシワ予防:紫外線対策 日焼け止めクリームを塗る
美肌の大敵である紫外線、その対策にはやはり日焼け止めクリームを塗ることが一番効果的です。
ですが顔や首、腕まではしっかり日焼け止めクリームを塗っていても、手の甲や指まで塗っているという人は意外と少ないのではないでしょうか?
手は服で隠しにくいパーツなので、常に紫外線にさらされる可能性があります。
また手は、顔や腕と違い、1日に何度も洗うため日焼け止めクリームが落ちやすい箇所でもあります。
外出の前や日差しの下に出る場合には、手の甲から指の先までしっかり日焼け止めクリームを塗るように心がけましょう!
車を運転する時にも要注意。ハンドルを握る手の甲には紫外線が当たりやすいので、運転中はUVカットの手袋をするのがおすすめです。
手のシワ予防:血行不良対策 ハンドマッサージ
血行不良からできる手のシワ予防には、ハンドマッサージがおすすめです!
ハンドマッサージはとっても簡単なので、ちょっとしたスキマ時間にトライしてみましょう。
ハンドマッサージをする時は、必ず事前にハンドクリームまたはオイルを手に塗るのがポイント。マッサージの摩擦によるダメージを軽減してくれます!
<ハンドマッサージのやり方>
指:爪先の周りを軽くプッシュ。次に根本から指先に向かって数回滑らせマッサージします。1本ずつ丁寧に行います。
手の甲:親指の付け根を軽く押してから、くるくると円を描くように手の甲の全体をマッサージします。
手のひら:手の甲と同様に親指の付け根を押し、その後手のひら全体にわたって痛くない程度の強さで指圧します。
手首:反対の手に指で手首を包み、手首を回すように優しくマッサージします。
今からでも遅くない!手のシワの改善方法
手のシワ改善:ハンドケアは化粧水とハンドクリームをセットで
すでに目立ってきてしまった手のシワを改善するには、ハンドクリームを塗ってハンドケアをするのが効果的です!
シワ改善のハンドケアのポイントは、ハンドクリームの前に化粧水を使うこと。
ハンドクリームは、顔に塗るクリームと同じで「肌の保湿」をサポートしてくれるもので、潤い与える保水力は高くありません。
しっかりと化粧水で保水をしてからハンドクリームを塗ることで、すでにできてしまったシワをカバーしてくれます!
化粧水は顔に使っているものと一緒でOK。使い方も同じで、コットンに付けてで優しく肌で沁み込ませてあげましょう。
乾燥など手荒れが特にひどい時には、馬油を試してみるのをおすすめします。
馬油は化粧水の浸透力を高めてくれるので、より潤ったシワのない手に近づけてくれますよ。
手のシワ改善:保湿+手袋のスペシャルナイトケア
出典:Instagram
シワ改善のハンドケアの効果をさらに高めたい時には、保湿した手に手袋をプラスするスペシャルナイトケアがおすすめです!
ハンドケアをした手を手袋で包むことによって、化粧水の保水効果と、ハンドクリームの保湿効果をさらに手に浸透させることができます。
手袋を使うのは夜寝る前がベスト。手袋でハンドケアの効果を一晩じっくりしみこませることができるだけでなく、クリームが服やシーツに付くのを防いでくれます。
手袋は、通気性の良いものや肌に優しい素材のものを選びましょう!おすすめは綿、またはシルクの手袋です。
綿タイプはリーズナブルで手に入りやすく、丈夫で吸水性にも優れています。
シルクタイプは値段は高めですが、なめらかな肌触りの上に、保湿・吸湿・放湿性が高く、シワ改善のハンドケアと相性抜群です。
手袋がない場合は、ビニール袋などで代用してもOK。
ただしビニール袋は手袋のような通気性はなく、熱がこもりやすいので注意が必要です!
手のシワ改善:スクラブで角質ケア
手にできてしまったシワを改善する方法として、スクラブを使った角質ケアもとても有効です。
顔や体と同じように、手にも角質はたまっていってしまうもの。スクラブを使って古くなった角質や老廃物を洗い流すことで、ハンドケアの浸透効果をさらに引き出すことができます!
スクラブケアは週に2・3回ほどを目安に行いましょう。角質ケアをやりすぎてしまうと、逆に肌を痛めてしまうので要注意です!
スクラブは市販のボディスクラブやハンドスクラブはもちろん、蜂蜜と砂糖を1:1で合わせて作った自家製スクラブなら手軽に角質ケアできるのでおすすめです。
どれを使ったらいいの?シワ対策用ハンドクリームの選び方
成分に注目!シワ対策には「コラーゲン」入りハンドクリームを!
ひと口にハンドクリームといってもその種類はたくさんありますよね。
シワ予防・対策ためのハンドクリームは、どんなものを使えばいいのでしょうか?
選ぶ時のポイントは、ハンドクリームの成分。シワ対策に特に効果があるのが、「コラーゲン」「プラセンタ」「ビタミンC誘導体」などの成分です。
コラーゲンは老化によって失われていく肌の弾力を与え、プラセンタやビタミンC誘導体はコラーゲンの生成を助ける働きがあります!
シワが目立ってきたと気になる人は、コラーゲン入りのエイジングハンドクリームを選ぶのがおすすめです。
乾燥に効く「ヒアルロン酸」や「セラミド」入りハンドクリームもGOOD!
コラーゲンの他に乾燥に効く「ヒアルロン酸」や「セラミド」が入ったハンドクリームも、シワ対策としておすすめです。
ヒアルロン酸やセラミドは保湿効果に優れ、肌に浸透して水分をキープして潤いを与えてくれる働きがあります。
肌が乾燥しやすい人は、乾燥がシワの大きな原因になっていることが多いので、これらの潤い成分がたっぷり入ったハンドクリームを選ぶようにしましょう!
手荒れがひどい時にはまずは薬用ハンドクリームを
シワが気になりだした時は、シワ対策用のハンドクリームを使うのが一番ですが、その前に自分の手の状態をチェックしてみて下さい。
ひどい乾燥やあかぎれ、湿疹が出ている場合には、シワ対策用ハンドクリームを使う前に、薬用ハンドクリームでケアしてあげましょう。
シワ対策用のハンドクリームは高い保湿効果がありますが、あくまで美容効果を引き出すためのものです。
痛みがあるほどの乾燥や肌荒れがある場合には、まずは刺激のすくない炎症を抑えてくれる薬用ハンドクリームで肌を整えるようにしましょう!
いざという時の裏技!ハンドメイクでシワを隠す方法
「すぐ手のシワを目立たなくしたい!」という人におすすめなのが、顔と同じようにメイクを施すハンドメイクという方法です。
ハンドメイクは、日々のハンドケアと違い、即効性に優れたシワ対策です。
必要な物はファンデーションなど普段顔に使っているメイク道具だけで、特別な道具や技術が必要ないので、シワをすぐ隠したい時に活躍してくれます!
ハンドメイクは、家事をする日には向きませんが、結婚式やパーティーなどドレスアップする日にはとっても効果的です。
<ハンドメイクのやり方>
①手のムダ毛を処理しておきます。(時間があれば角質ケアも行うと◎)
②化粧水・ハンドクリームを使って、保水・保湿を行い、肌を整えます。
③顔と同じように、下地→ファンデーションを順番に塗ります。
④仕上げにルースパウダーで整えたら、完成です。
日々のシワ対策ハンドケアで年齢を感じさせない美しい手元に
女性に生まれたからには、いくつになってもキレイと言われたいし、若々しくいたいですよね。
服で覆われることが少なく、水に触れる機会も多い手は、私たちが思っているよりもたくさんのダメージを日々受けています。
「老化は手先から」と言われるほど、手は身体の中でも年齢が出やすいパーツです。
ふとしたときに見られても自信が持てるように、シワのない若々しい手でいたいですよね。
顔と同じで手もしっかりとケアしてあげれば、年齢を重ねても瑞々しいキレイな手をキープできます!
毎日のちょっとした手のシワ対策で、いくつになっても手先まで美しいあなたに。