
パパが選ぶベビーカー!男性目線で重要視するポイントやおすすめは?
最近では、パパも子育てに積極的に参加する「イクメン」が増えてきました。
赤ちゃんが生まれると今までは、主に子育てするママ目線で選んできたベビーカーですが、パパにも積極的に子育てに参加してもらうためには当然、パパの意見も重要です。
そこでこの記事では、男性目線で、パパが選ぶベビーカーをご紹介していきます。
ベビーカーを購入する前に考えること
国内外のブランドがたくさんの種類を出しているベビーカー。
使用期間も長く、高価であること、また赤ちゃんの居心地も左右するベビーカー選びは失敗したくないものです。
失敗しないためにも、ここではまず、ベビーカー購入前に考えておきたいポイントを紹介していきます。
ライフスタイル
ライフスタイルは、そのご家庭ごとに違ってきます。
階段があるマンションやアパートにお住いのご家族なら、軽量でコンパクトなモデル、車移動が多いなら、そのままチャイルドシートとしても使えるマルチタイプ、生後すぐに使いたいならA型など、赤ちゃんが生まれた後のライフスタイルをシュミレーションしてみましょう。
失敗しないためには、ライフスタイルに合ったベビーカー選びが重要なポイントになります。
夫婦で相談
ママがメインの育児が、最近ではイクメンブームもあり、積極的に育児に参加するパパも増えてきました。
以前は、ママがベビーカー選びの主導権を握っていましたが、パパにもベビーカーを押してもらえるよう、夫婦でどんなベビーカーがいいか相談しましょう。
機能性はもちろん、パパが押してもおかしくないデザインやカラー選びも重要です。
赤ちゃんグッズの中では、比較的長く使えるベビーカーですから、購入するに当たっての重視する点を、しっかり夫婦で話し合いましょう。
購入するタイミング
赤ちゃんの生後1か月から使えるA型や、生後7か月から使えるB型など、ベビーカーにはそれぞれタイプがあります。
車移動が多いご家庭なら、赤ちゃんが活発にハイハイやつかまり立ちをして、家にいるだけでは退屈になってしまう生後7か月頃まで、抱っこ紐で十分、という意見もあります。
その反面、電車や徒歩移動が多いご家庭では、外出ができるようになる生後3か月頃から乗れるタイプが欲しいといった意見もあります。
初めてベビーカーに乗るタイミングはいつがベストなのかをイメージすると、選びやすくなりますので、シュミレーションしてみてください。
ベビーカーの種類
赤ちゃんが居心地よく、快適に過ごせるように、赤ちゃんの月齢や機能に合ったベビーカーを選んであげる必要があります。
ここでは、ベビーカーの基本のタイプを特徴と併せてご紹介します。
A型
A型は、ベビーカーの中でも一番種類が豊富で、バリエーションがたくさんあります。
リクライニングが150度以上になるものがほとんどで、まだ首が座る前の、生後1か月の赤ちゃんから使用できます。
また、ベビーカーを押すパパ、ママと向かい合わせになる対面式、進行方向に向く背面式の、両対面式が主流です。
しっかりしたものが多く、重量やサイズは大きめになっています。
B型
B型は、リクライニング機能がないため、軽量かつコンパクトになり、持ち運びに便利です。
価格的にもA型よりリーズナブルになります。
生後7か月頃から使用可能です。
マルチタイプ(トラベルシステム)
マルチ型はその名の通り、生まれてすぐの赤ちゃんから、成長に合わせてマルチに使えるベビーカーです。
車移動の時には、キャリー部分を取り外せば、チャイルドシートになり、そのまま赤ちゃんを運べるキャリーシートにもなります。
また、床に置けば、ゆらゆら揺れるバウンサーの役割も果たします。
1台あればとても便利なマルチタイプですが、多機能な分、重量があります。
バギータイプ
バギータイプは、持ち運びに特化した最軽量モデルのベビーカーです。
B型よりも更に軽量でコンパクトになるため、収納するにも場所をあまり取りません。
リクライニング機能を省くなどして、リーズナブルな価格設定も魅力です。
生後7か月頃から使用できます。
3輪タイプ
赤ちゃんの乗り心地、また押しているパパ、ママがスムーズに操作できるような走行性能を重視し、設計されたのが3輪タイプのベビーカーです。
タイヤが大きく、小回りが利くので押しやすさは抜群です。
その分、通常のベビーカーよりも重いですが、石畳の多い海外メーカー製のモデルが多く、スタイリッシュでおしゃれなタイプが多いのが特徴です。
パパが選ぶベビーカー|重要視するポイント
デザイン
パパが思わず「押してみたい!」と思うベビーカーは、一つ一つのパーツのディテールにもこだわった、全体的にスタイリッシュでかっこいいモデルがメインです。
イクメンパパが多い海外メーカーの製品は、フレームにもこだわり、マットブラックやメタリックなど、パパがかっこいいと思うようなタフなイメージのベビーカーが多い傾向にあります。
また、カラーバリエーションが豊富なモデルや、限定コラボモデルなど、デザイン重視のファッショナブルなベビーカーがパパの人気を集めています。
しっかりしたタフな造り
デザイン性はもちろんですが、頑丈で長く使えるしっかりしたモデルがパパには人気です。
華奢なタイプだと、力がある男性には、安全性や耐久性に優れていないとイメージしがちです。
タイヤやフレームなど、しっかりしたタフなモデルが、パパが選ぶベビーカーの傾向にあります。
ハンドルの位置
ママが使う想定で設計されている国内メーカーのものは、ハンドルの位置が女性用で、低く設定されているものがあります。
ハンドルが低いとパパにとっては押しづらくなります。
ハンドルの位置が調節できるタイプのベビーカーもありますので、パパ、ママ兼用で押すにはおすすめです。
押しやすさ
パパは、車やバイクなどタイヤがある乗り物には走行性を重視します。
ベビーカーも同じで、押し始めがスムーズか、軋んで音がしないかなど、快適に走行できるかがポイントになってきます。
軽量でコンパクトな設計を意識した国内モデルは、フレームがその分華奢で、軋んだり、押し始めがスムーズではないなど走行性が劣ります。
それに比べて海外製品は、重量はそこそこありますが、タイヤにサスペンション機能がるなど、赤ちゃんの乗り心地が快適で安全性に優れているモデルがあります。
また、フレームなどが頑丈なので、ガタガタした道でも、揺れにくく、少しの力でスムーズな走行が可能です。
収納性
赤ちゃんは、哺乳瓶、粉ミルク、オムツやおもちゃなど、たくさんの荷物でかさ張ります。
そんな時に便利なのは、やはり収納バスケットが大きなベビーカーです。
あれこれと手荷物を何でも入れられ、スマートに外出したいという意識が高いパパには、収納力も重要なポイントです。
おすすめ!パパが選ぶベビーカー
UPPABaby Cruz アッパベビークルズ
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アッパベビークルズは、海外で人気のモデルで、日本の生活シーンにも使いやすいのが特徴です。
その走行性の良さと、スタイリッシュなデザインが人気の秘密です。
また、シート下は大きな収納バスケットになっており、赤ちゃんグッズを入れるには十分な大きさです。
シートの車高が高いため、背が高いパパでも赤ちゃんとの距離を保てるのもパパにおすすめの理由の一つです。
AirBuggy エアバギー ココ
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「押して軽い」をコンセプトにデザインされたエアバギーココは、3輪で小回りが利き、安定感、走行性共に優れた国内メーカーモデル。
耐久性のあるフレームや、高級感のある合皮ハンドルなど、ディテールにも拘ったベビーカーです。
カラーバリエーションも豊富で、ミリタリー柄があるなど、かっこいいデザインが、パパが選ぶベビーカーの人気の理由でもあります。
bugaboo bee3 バガブービー3
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オランダ生まれのバガブーは世界で人気のベビーカー。
スムーズな走行性と軽い押し心地で、シティライフを楽しむファミリーにピッタリなブランドです。
また、カラーバリエーションも豊富で、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴。
アクセサリアイテムが充実しているので、セミカスタム気分で自由に追加できるのも魅力の一つ。
ファッション性が高いので、おしゃれに敏感なパパにおすすめなベビーカーです。
Maclaren Volo マクラーレン ヴォロ
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イギリス発のマクラーレンは、英国王室や海外セレブにも愛用者がいる世界基準の安全性があるベビーカー。
走行性と軽量化に優れたヴォロシリーズは、赤ちゃんを連れての旅行や、帰省の時のセカンドベビーカーとしても人気があります。
4.3キロと軽量ですが、フレームに航空機グレードのアルミ素材を使用。
また、人間工学に基づいたデザインのハンドルなど、ディテールにもこだわりたいパパにおすすめです。
通気性のいいメッシュシートの採用や、フードにはUVカット機能があるなど、赤ちゃんを快適に運ぶために考えられた豊富な機能性も、多くのファミリーに選ばれているポイントです。
CURIO Stroller R キュリオ ストローラーR
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日本国内生産のキュリオストローラーは、アウトドアでも使えるように設計された、タフなモデルのベビーカー。
全てのパーツにこだわりがあり、それらを職人が一つ一つチェック、丁寧に組み立てられているクオリティの高い製品です。
赤ちゃんの乗り心地はもちろん、ライトやベル、グリップなど、純正アクセサリーも豊富で、パパの遊び心も刺激します。
シート下は、スーパーのカゴが収まるほどの大容量カーゴスペースを備え、外出をアクティブに楽しめるような設計が魅力です。
QUINNY クイニー ザップ エクスプレス
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「都市を生きるクリエイティブなファミリーへ」をコンセプトにしたクイニーは、洗練されたデザインが、美しいモデルのベビーカー。
簡単ステップで折りたためるなど、都市型に特化した嬉しい機能も搭載。
オプションをセットすれば新生児から使えるなど、1台あれば長く使えるモデルとしても定評があります。
360℃フルターンが可能な前輪ホイールで小回りが利き、外出をよりスムーズに、軽快に楽しめ、走行性も抜群です。
ハイチェア型のシートを採用しているので、赤ちゃんとの距離も近く、パパが選ぶベビーカーとしての人気があります。
GREENTOM Classic グリーントム クラシック
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環境先進国のオランダで生まれたグリーントムは、全てのパーツがリサイクル素材でできており、エコ意識が高いパパに人気のベビーカー。
フレームは、植物から生まれたバイオプラスチックとリサイクルプラスチックの2つの素材からできており、シートも使用済ペットボトル74本から作られています。
実用的でシンプルなデザインを好むオランダの文化が、スマートで機能的な美しいベビーカーに仕上がっています。
リクライニングは150℃までの3段階、大口径のシングルタイヤで、滑らかで快適な走行性を実現しています。
役目を終えた後は、またリサイクル素材に生まれ変わり、子供の未来と地球環境に配慮した新時代のモデルです。
Micralite マイクラライト スーパーライト
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石畳が多いイギリス生まれのマイクラライトは、走行性を重視したタフなデザインがかっこいいモデル。
前輪と後輪で異なるタイプのタイヤを採用し、走行性、操作性の両方を兼ねた快適なベビーカーです。
かっこいいブラックフレームと、美しいホイールデザインが、パパとの街歩きをスタイリッシュにします。
コンパクトに畳め、収納も場所を取らない機能性も充実したベビーカーです。
パパが選ぶベビーカーはデザイン性と機能性を兼ねたハイスペックモデルが人気
様々なメーカー製品が豊富なベビーカーは、何を重視して購入するかがポイントです。
パパが押してもかっこいいデザイン性、ママが使う時にも便利な機能性の両方を兼ねた、ハイスペックモデルのベビーカーをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたか。
この記事が、パパにも積極的に育児に参加してもらえるようなベビーカー選びの参考になれば幸いです。