みんな大好き!【お稲荷さんのアレンジ】飾り付け&レシピ総特集

子どもから大人まで大人気のお稲荷さんは、お弁当にホームパーティーにと大活躍してくれますよね。
食卓をぱっと明るくしてくれるお稲荷さんには、飾り付けや味付けのアレンジがたくさんあります!
今回はトッピング方法やアレンジレシピなど、思わず試したくなる【お稲荷さんのアレンジ】方法をご紹介していきます!

お稲荷さんの基本の作り方をおさらい!

じゅわ~っとおいしい!油揚げの基本の作り方

出典:Instagram
まずは、お稲荷さんの命とも言える油揚げの作り方をおさらいしていきましょう。
どんな酢めし、具とも合う甘すぎないけれど、ふっくらとジューシーな仕上がりの油揚げの作り方をご紹介します!
お稲荷さん用の油揚げは少し多めに作って作り置きしておくと便利です。冷凍保存してお弁当に使ったり、もちろんうどんやお蕎麦に食べてもOK!

<材料(10~14個分)>
油揚げ 5~7枚(大)
●しょうゆ 大さじ2
●砂糖 大さじ2
●みりん 大さじ2
●だしの素 小さじ1/2
●水 カップ1と1/2

<作り方>
①油揚げは半分に切り、熱湯に入れて1~2分茹でて油抜きします。ザルにあげてあら熱を取り、手ではさんで水気を押し絞ります。
②鍋に●と油揚げを入れ、中弱火で落としぶたをして煮ます。
③煮汁が少し残るくらいで火を止め、そのまま冷まし残りの汁を吸わせたら、完成です。

<ポイント>
酢めしを詰める前に、手のひらで軽く押して煮汁を絞っておくと、汁で具材が湿らずにおいしく仕上がります。
出典:クックパッド

お稲荷さんのトッピング・飾り付けアレンジ:華やかオープンいなり編

ひな祭りやお祝いごとに!彩りオープンいなり

出典:Instagram
お祝いごとやパーティーなど食卓を豪華にしたいなら、華やかな見た目のオープンいなりがおすすめです!
オープンいなりとは、油揚げで酢めしを全て包むのではなく、あえて上部を開けて彩り豊かなたくさんの具材をトッピングしたお稲荷さんのこと。
春らしい花形にカットした野菜と菜の花をトッピングすれば、ひな祭りにもぴったりなごちそう稲荷に大変身します。

<材料6個分)>
油揚げ 6枚
ごはん 200g
●白ごま 大さじ1
●酢 大さじ1.5弱
●砂糖 小さじ1.5
●塩 小さじ1/4
卵黄 1個分
大根のゆかり甘酢漬け 4個(作り方はこちらから)
レンコン スライス2枚
☆酢 大さじ1
☆水 大さじ1
☆砂糖 小さじ1
☆塩 ひとつまみ
とびっこ 大さじ2
エビ 2尾
菜の花 4本分

<作り方>
①卵は水から中火で15分茹でます。茹で上がったら流水で冷や、卵黄を取り出してフォークでつぶして細かくします。
②レンコンは花形に飾り切りし、酢(分量外)を少量入れたお湯で2分茹で、ザルにあげて水気を切ります。
③鍋に☆の調味料を入れひと煮立ちさせたら、火を止め②のレンコンを入れて30分以上つけておきます。
④エビは背ワタを取り、お湯でエビを茹でます。
⑤菜の花は塩ひとつまみを入れたお湯で茹でた後、水気をよく切ってから半分に切ります。上半分は飾り用に取り除き、下半分をみじん切りにします。
⑥ボウルにごはんと●の調味料を入れて混ぜます。白ごまと⑤のみじん切りにした菜の花を入れて、さらに混ぜます。
⑦油揚げに⑥のすし飯を入れ、トッピングの具材を飾り付けたら、完成です。
出典:レシピブログ

簡単豪華!鶏そぼろのオープン稲荷

出典:Instagram
お弁当の定番ともいえる鶏そぼろと炒り卵をトッピングした、オープン稲荷アレンジです!お稲荷さんの上に鶏そぼろと炒り卵をのせるだけなのでとっても簡単です。
大葉の代わりにインゲンやグリーンピースを添えたり、鶏そぼろを牛そぼろにしたりとアレンジの仕方がいろいろあるのも魅力です。
桜でんぶや花びら型のにんじんをトッピングすれば、ぐっと華やかさがプラスされるので、ちょっとしたお祝い用のメニューとしてもGOOD。

<材料(8~12個分)>
ご飯 2合
油揚げ 8〜12個分
すし飯の素 1袋
大葉(インゲンなどでも可)3〜5枚
●鶏ひき肉 約300g
●しょうゆ 大さじ3〜4
●みりん 大さじ2
●料理酒 大さじ2
●砂糖 大さじ3
●しょうが(すりおろし) 適量
☆卵 2個
☆砂糖 小さじ2
☆塩 ひとつまみ

<作り方>
①鶏そぼろを作ります。●の材料をすべてフライパンに入れます。
②箸で混ぜながら中火でよく炒ります。煮立ってから3〜5分くらいを目安に、十分に火を通します。
③炒り卵を作ます。☆の材料をフライパンに入れてよくかき混ぜ、火をつけます。弱火〜中火で卵に火が通るまでよくかき混ぜます。
④すし飯を作ります。市販のすし飯の素を使う場合は、規定量よりも薄めに作りましょう。
⑤油揚げに④のすし飯をスプーンで詰めていきます。倒れにくいように下の方にもきっちり詰め、上部は平らに整えます。
⑥鶏そぼろと炒り卵を⑤にのせ、大葉で飾ったら、完成です。
出典:クックパッド

健康にも気を遣った魚介の玄米いなり寿司

見た目にもこだわりたいけど、健康にも気をつけたいという人におすすめなのが、こちらの魚介の玄米いなり寿司です。
玄米で作ったよりヘルシーな酢めしの上に、色鮮やかなマグロやサーモンをたっぷりのせることで、健康に気を配りながらパーティーにもぴったりな豪華な見た目のお稲荷さんに。
玄米の独特の風味に、練りわさびで下味をつけた魚介がピリリと刺激をプラスして、とっても大人なお味のお稲荷さんに仕上げてくれています!

<材料(6個分)>
油揚げ 6枚
発芽玄米 140㏄
水 170㏄
●酢 40㏄
●きび砂糖 小さじ2
●塩 小さじ1/4
●白炒りごま 小さじ1/2
マグロ(刺身用) 40g
サーモン(刺身用) 40g
いか(刺身用) 40g
☆しょうゆ 小さじ1・1/2
☆練りわさび 小さじ1/2
☆サラダ油 小さじ1/2
貝割れ菜 10g

<作り方>
①発芽玄米を洗ってから吸水させ(30分程度)、ザルに上げて水気を切ります。炊飯器に分量の水とともに入れて、炊いておきます。
②①の玄米が炊き上がったら、●を合わせたすし酢を加え、切り混ぜてすし飯を作ります。
③マグロ、サーモン、いかを1㎝角に切っておきます。
④貝割れ菜は、半分くらいの長さに切ります。
⑤ボウルに☆の調味料と④の貝割れ菜を入れて混ぜ、さらに③の魚介を加え、よくからめます。
⑥油揚げに②の酢めしを詰めて、あげの端を内側に少し折りこんでおきます。
⑦⑥に⑤の魚介をのせ、貝割れ菜を飾ったら、完成です。
出典:ABC Cooking Studio

お稲荷さんのトッピング・飾り付けアレンジ:キャラクター・動物編

SNSで人気沸騰!柴犬いなり

出典:Instagram
Instagramでかわいい!と話題をさらった柴犬いなり。シンプルな油揚げと酢飯ですが、飾り付けひとつでとってもかわいいお稲荷さんに大変身します!
可愛い見た目はお子さんだけでなく、大人も楽しませてくれますね。お弁当はもちろん、ホームパーティーにも大活躍してくれます!

<材料(10個分)>
油揚げ 10枚
酢飯 400g
スライスチーズ 1枚
焼き海苔 1/4枚
サラスパ 4〜5本

<作り方>
①酢飯を40gずつに分けて、ラップで丸めておきます。
②油揚げの両端を丸くカットします。切り取った方の油揚げをさらにカットし、耳を作ります。
③①の丸めた酢飯を入れ、端を折り畳みます。
④ラップで③を包み、まん丸に整えます。
⑤海苔やチーズをそれぞれパーツの形にカットします。
⑥サラスパで耳を固定します。チーズも同様に固定し、海苔をのせて仕上げたら、完成です。
出典:クックパッド

お子さんに大人気!リラックマいなり

出典:Instagram
お子さんに大人気のキャラクター、リラックマに似せたリラックマいなりは、運動会や遠足など特別な日のお弁当にぴったりなお稲荷さんです。
中身の酢めしはシンプルな酢めしでも、具が入ったアレンジ酢めしでもOK!
食べるのがもったいないほど可愛いリラックマいなりなら、お子さんも大喜び間違いなしです。

<材料(11個分)>
油揚げ 11枚
ご飯(酢めし)茶碗4~5杯分
スライスチーズ 1枚
板海苔 1/4枚

<作り方>
①油揚げの端をつまみあげ、耳の部分をつくります。(中に人差し指を入れてゆっくり押しあげると、きれいに仕上がります)
②ご飯を油揚げに入る程度の大きさで、楕円形になるように丸めます。(楕円形)
③油揚げの中に握ったご飯を入れます。
④大きめの吸い口のストローを軽く潰して楕円形にします。
⑤④のストローを使い、耳と鼻部分のスライスチーズを型抜きします。
⑥⑤を稲荷ずしにのせます。耳は楕円形を半分に切ってのせ、鼻は1個をそのままをのせます。
⑦キッチンバサミを使って海苔を切り、鼻、目を作ります。
⑧⑦を⑥の上にのせたら、完成です。
出典:クックパッド

酢めしで七変化!お稲荷さんのアレンジレシピ

お花見にぴったり!桜おこわのお稲荷さん

出典:Instagram
お稲荷さんは、お花見お弁当の定番の一品ですよね。ノーマルなお稲荷さんも良いですが、お花見を満喫するなら桜おこわのお稲荷さんがおすすめです!
桜の塩漬けでおめかししたお稲荷さんなら、お花見気分も盛り上げてくれること間違いなし。
中身の桜おこわには、たけのこもたっぷり入っているので、春の味覚を存分に楽しめますよ!

<材料(米3合分)>
桜の塩漬け飾る数+10輪程
水(塩抜き&炊飯用)2カップ程
もち米 2合
米 1合
白だし 50ml
みりん 50ml
たけのこ水煮 100g程
油揚げ お好きな枚数

<作り方>
①桜の塩漬けの塩をサッと水で落としたら、水(2カップくらい)に入れて30分程塩抜きします。
②もち米、米を合わせ研いだら、ザルにあけて30分程おきます。
③炊飯釜に米、白だし、みりんを入れ、①から桜の花を取り出した漬け水をさらに加えます。3合メモリより1〜2ミリ下の水位を目安にします。
④たけのこの水煮を細かく刻んで釜に入れたら、炊飯器で炊きます。(あればおこわモードで)
⑤③で取りだした桜の花を、飾り用を残して刻みます。おこわが炊き上がったら刻んだ桜を混ぜます。
⑥油揚げにおこわを詰め、残しておいた桜を飾ったら、完成です。

<ポイント>
油揚げの皮の端を折りたたみ中のおこわを見せると、飾りの桜が映えてより可愛い仕上がりになります!
出典:クックパッド

おしゃれな桜えびと菜の花の柚子胡椒いなり寿司

見た目も味もおしゃれなアレンジを楽しみたい人には、桜えびと菜の花の柚子胡椒いなり寿司がおすすめです。
桜えびと菜の花がたっぷり入った酢めしとふんわりと香る柚子胡椒の風味が、いつものお稲荷さんにひと捻りを加えてくれます。
お花見はもちろん、ママ友とのお食事会でも喜ばれること間違いなしのごちそういなりです!

<材料(8個分)>
油揚げ 8枚
米 3合
●すし酢 大さじ4
●柚子果汁 大さじ2
●油揚げの煮汁 大さじ2
●柚子こしょう 大さじ1と1/2
桜えび 10g
菜の花 1束
白いりごま 大さじ1
紅しょうが 適量

<作り方>
①炊き立てのご飯に●の調味料で作ったあわせ酢を混ぜ、酢飯を作ります。
②①に桜えび、菜の花、白いりごまを加え、よく混ぜます。
③②を油揚げに適量ずつ詰め、仕上げに白ごまをふって紅しょうがを飾ったら、完成です。

暑い夏にさっぱり頂く!みょうがいなり

暑くて食欲がなくなってしまう夏には、さっぱりとした味付けのみょうがいなりがおすすめです!
みょうがいなりは、酢めしにみょうがの甘酢漬けと炒りごまを混ぜた、甘さ控え目の大人な味付けのお稲荷さんです。
お好みでしそをトッピングしたり、酢めしに混ぜたりすると、よりさっぱりとした風味を味わえます。

<材料(10個分)>
油揚げ 10枚
酢めし 1合分
みょうが 2本
酢 大さじ2
砂糖 小さじ1
塩 ひとつまみ
炒りごま 適量

<作り方>
①みょうがの甘酢漬けを作ります。みょうがをよく洗い塩を振りしばらく置いたら、薄切りにしておきます。
②酢、砂糖を耐熱容器に入れレンジで温めたら、①のみょうがを加え、冷蔵庫で1日寝かします。
③酢飯に②のみょうがの甘酢漬けと炒りゴマを加えて混ぜ、うちわであおぎながら冷まします。
④油揚げに③のご飯を詰めたら、完成です。
出典:レシピブログ

アレンジいなりでお稲荷さんをもっともっと好きになる!


出典:Instagram
甘くてふっくらとした油揚げで酢めしを包んだお稲荷さんは、古くから親しまれてきたお馴染みの和食ですね。
大人気のお稲荷さんは一方で「作るのは難しそう」「手間がかかりそう」と思われがちですが、作り方は実はとっても簡単。
甘い油揚げも実はどんな食材、味付けとも合うので、たくさんのアレンジが楽しめます!
飾りつけの仕方や酢めしのアレンジ1つで、お弁当やパーティーをぱっと彩る豪華なごちそうに早変わりしてくれます。
この春からは、お稲荷さんのアレンジレシピで、美味しいお稲荷さんをもっともっと味わってみませんか?

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