子どもがいてもおしゃれですっきりと!快適なリビングを作ろう

子どもがいるリビング、どうしてもごちゃごちゃしがちです。しかし、子どもがいてもおしゃれなリビングを作ることはできます。もちろん、おもちゃや絵本など、子どもが遊ぶアイテムはたくさんあるので、そのままにしているとごちゃつきがちですが、すっきりさせるポイントをおさえればおしゃれなリビングは実現できます。そこで今回は、子どもがいてもすっきりと綺麗でなおかつおしゃれなリビングを作るためのポイントをお伝えしていきます。

子どもがいてもすっきりとおしゃれなリビングにするための7つのポイント

おもちゃを床に置いた状態にしない

まず初めのポイントとして、おもちゃを床に置くというのは必ず止めるようにしましょう。おもちゃは子どもの興味を視覚的に刺激するために、明るめの原色が使われているものが多いです。そのおもちゃが床に散乱していると、それだけでごちゃごちゃして見えてしまうのです。

また、床におもちゃが置いてあると、ごちゃごちゃして見えるだけでなく、おもちゃを踏んで足を怪我したり、つまづいて転んだりというような事故に繋がりかねません。ですので、おもちゃは必ず収納スペースに片付けるということを徹底するようにしてみましょう。

壁を活用する

スペースの有効活用として、壁を活用するのもおすすめです。例えば、お部屋のテイストに合わせたおしゃれなガーランドを飾る・おしゃれな写真や絵画などのフォトフレームを飾る・壁を使った収納場所を設置するなどが挙げられます。

ガーランドは100円ショップでも多く取り扱われているので、シンプルでお部屋に馴染むものを壁全体的に取り入れたり、子どものスペースをリビングに作る場合には、そのスペースの壁だけにシンプルなガーランドを取り付けるのもおすすめです。

写真や絵画についても、お好みのものをサイズに合わせてプリントアウトし、フォトフレームに入れて飾るだけでもお部屋がおしゃれになります。1つだけでも良いですが、サイズ感の違うものをいくつか飾ってもおしゃれに見せることができますよ。

また、壁を使った収納ですが、すのこを縦において作られた絵本が収納できる本棚や、ツーバイ材・ディアウォール・ラブリコなどを用いて作られた床から天井までの収納などが人気で、どちらも壁のスペースを有効活用しているにも関わらず、幅はとても薄いという特徴があります。

壁に何かしらの飾りやおしゃれポイントがあると、目がそちらに向くので、子どものおもちゃが視界に入りずらくなり、ごちゃついて見えるのをカバーできるという嬉しいポイントも。

飾り棚を活用する

飾り棚を使うことで、子どもが楽しめる空間を作りながらおしゃれなお部屋を作ることができます。例えば、絵本の表紙が見える形で飾り棚に置くことで、絵本をディスプレイしつつも収納ができる、いわゆる見せる収納が実現します。また、絵本だけでなく人形やおもちゃの車を飾ってみるのも良いですね。

おもちゃだけでなくランプや観葉植物など、インテリアと一緒に飾るのも1つのアイデアで、おもちゃもインテリアの一部として見せることができます。もしも、家庭に飾り棚がないという場合、DIYで簡単にお手製飾り棚を作ることもできます。

DIYで飾り棚を作る場合、お部屋に合わせた小さめの飾り棚を作ることも、反対に数も多めでサイズも大きめといった飾り棚を作ることもできるので、DIYにチャレンジしてみるのもおすすめです。

おもちゃを定期的に断捨離する

年齢によって遊ぶおもちゃはどんどん変わっていきます。そのため、定期的におもちゃの断捨離をしてあげるとすっきりした状態が保てます。特に未就学児の場合、月齢ごとに遊ぶおもちゃが変わるので、こまめなおもちゃの断捨離をしていきましょう。

兄弟がいる場合で、上の子が使ったものを下の子が使うまで取っておきたいという時は、なかなか断捨離するのは難しいですよね。この場合は、外に出しておくおもちゃ箱とはまた別に、押し入れやクローゼットなどといった収納スペースに、表に出さないおもちゃ箱を1つ作っておくと便利です。

サイクルとしては、使わないおもちゃを一旦おもちゃ箱から外し、表に出さないおもちゃ箱に収納、月齢に合わせて使いたいタイミングで再度リビングのおもちゃ箱へ移すという流れになっています。

また、あらかじめリビングに出しておくおもちゃ類の数を決めておくというのも1つの手で、例えば、音のなるおもちゃは2つ、小さいおもちゃは5つなどというように、一定の数の中でおもちゃの入れ替えを行うのもおすすめです。

では、子どもがもう飽きてしまって絶対に必要がないおもちゃが出てきたというパターンの場合、どのようにすれば良いのかいくつか挙げてみましょう。このパターンの場合は主に、捨てる・オークションやフリマで販売する・友人などに譲るなどの方法が挙げられます。

まず、1番簡単な方法なのが捨てるという選択肢です。まだまだ使えるおもちゃもあるかもしれませんが、もう使わないのであればとっておいても邪魔になるだけなので潔く捨てるようにしましょう。次に、オークションやフリマで販売する方法ですが、こちらの場合は自分の好きな価格で販売できます。また、誰かに買い取ってもらうことができれば収入になるうえに、まだ使えるおもちゃを無駄にしなくて済みます。

そして最後に友人などに譲る方法ですが、こちらもオークションやフリマ同様に、まだ使えるおもちゃを無駄にしなくて済みます。また、これに加え、オークションやフリマなどでは行わないといけない出品手続きや発送・梱包などをしなくて済ので、簡単におもちゃを整理することができます。

この他にもリサイクルショップに持っていくという方法もありますが、リサイクルショップの場合、状態がかなり綺麗でないといけなかったり、おもちゃを購入した際の箱がないと買い取れないというパターンが多い傾向なので、あまりお勧めできません。

お部屋のテイストにあった収納アイテムを選ぶ

リビングのカラーやデザインテイストに合わせて子どもの収納アイテムのカラーやデザインを選ぶと浮きにくく馴染みやすいです。

例えば、ホワイトを基調としたお部屋の場合、子どものおもちゃ収納アイテムもホワイト系の色味のものを選ぶ、ナチュラルテイストなお部屋の場合は、子どものおもちゃ収納アイテムもナチュラルテイストなベージュ系やブラウン系の色味のものを選ぶというような感じです。

デザインについては、できる限り単色のものでプリントがされていないタイプの方がお部屋から浮きにくいので、どのカラーの収納アイテムを取り入れるにしてもなるべくシンプルなものにしましょう。

子どものスペースを作る

リビングの一角に子ども用のスペースを作ると、遊んだりおもちゃを出す場所が定まるので、散らかりにくいです。また、自分のスペースということもあって、子どもはおもちゃ遊びを自分の自由にできる空間という認識をし、喜ぶ傾向にあるようです。

スペースの作り方はいくつかありますが、人気の方法としては、プレイマットやコルクマットを敷く・小さめのラグやマットを敷くなどが挙げられます。子どもが小さい家庭はベビーサークルで囲いを作るのも良いでしょう。

リビングが広い家庭で、子どもがまだ小さいという場合は、目に届きやすい場所に子ども用のスペースを作ってあげると何かあっても安心ですよ。

緊急用のお片付けボックスを作っておく

お部屋がおもちゃで散らかっている状態のところに緊急の来客があったという場合、ゆっくりとお片付けをしてお部屋をキレイにする時間なんてありませんよね。こういう状況に陥った時に便利なのが、ぱぱっとお片付けを可能にするボックスです。

プラスチックでもコットンでもどちらでも良いですが、1つ何も入っていない、緊急お片付けボックスを用意しておくと、とりあえず床に置いてあるおもちゃをさっと投げ入れることができるので、短時間でお片付けが完了します。

注意点を挙げるとすれば、緊急お片付けボックスに入れておいたおもちゃは、後で必ず元の収納場所に戻すということです。緊急お片付けボックスに入れた状態のまま放置してしまうと、次に使いたい時にすぐ使えなくなってしまいます。

また、本来緊急用で、一時的なお片付け場所としている所に置きっ放しにしてしまうと、緊急用のお片付けボックスではなくなってしまい、おもちゃが増える原因にも繋がります。

子どものおもちゃもすっきり!おすすめの収納アイテム4つ

おもちゃ専用ラック

おもちゃ専用ラックを使うとおもちゃの仕分けがしやすくて片付けやすいです。プラスチックボックスのサイズやカラーが違っているものが多く、おもちゃの種類ごとに分類して片付けることができるので、見た目もごちゃごちゃしにくいです。

また、子どもでも収納しやすい高さ・配置になっており、なおかつプラスチックボックスのカラーも違っているので、子ども自身でおもちゃの分類収納ができる仕組みとなっています。

おもちゃラックの上部は、ほとんどのタイプがものが置けるような作りとなっているので、プラスチックボックスの中には収納できない大型のおもちゃや絵本などはここに収納可能です。

収納ラックによっては、プラスチックボックスのカラーが全て同じという場合もありますが、このパターンの時はシールやテープなどを使って分類収納できるようにマークを付けておくと、子どもでも分かりやすいのでおすすめです。

おもちゃ収納と絵本収納一体型のラック

おもちゃ専用ラックと類似しているもので、おもちゃ収納と絵本収納が一体型となっているラックがあります。こちらもおもちゃ専用ラック同様に、サイズやカラーの異なるプラスチックボックスが付いているものとなります。ただし、上段部分がおもちゃラックとは違って、絵本収納ができるような作りになっています。

そのため、絵本を読むのが好きな子どもの場合は、おもちゃ収納と絵本収納が一体になっている収納棚の方が使いやすくすっきり片付けられるでしょう。

収納棚の高さを合わせる

カラーボックスなど、高さが同じ収納棚を取り入れると、収納以外にも使えるというメリットがあります。例えば、収納棚の上をディスプレイ場所にしてぬいぐるみや車などを並べる・絵本を読んだりお絵描きをしたりするために机の代わりとして使うなどの使い方が挙げられます。

ただし、大人と比較して身長が低い子どもが使うということを前提に考えて、カラーボックスは3段のものではなく2段のものを使う・1ボックスのものを2つ組み合わせて使うなど、収納棚の高さは低いものを選ぶようにすると良いでしょう。

コットンボックス

コットンボックスは緊急用のボックスとしてもおすすめですが、普段使う収納として取り入れるのもおすすめです。前述にもあったようにおもちゃをポンポン入れるだけでお片付けできるので、小さい子どもでも一緒にお片付けしやすいです。

また、コットンボックスに収納しておくと外からおもちゃが見えないので、すっきりとおしゃれな空間を作ることもできます。コットンボックスをそのまま床に直置きするのも良いですが、カラーボックスなどの収納棚と組み合わせて使うと、よりリビングスペースをすっきりとした印象に見せられるので、組み合わせ収納術を取り入れるのも良いですね。

子どもがいてもおしゃれで暮らしやすいリビング作りを!


子どもがいてもおしゃれなリビングを作る方法をたっぷりとお伝えしてきました。すっきりとしていておしゃれなリビングを作るには、なるべくおもちゃを見せないようにする・見せる場合はインテリアの一部としておしゃれに飾る・必要最低限のおもちゃにするといったことが、やはりポイントになってきます。

すぐにこのスタイルにするというのは難しいかもしれませんが、大掃除をする機会がある・週末に時間に余裕がある・引っ越す予定があるなど、時間が確保できるという時にぜひリビングをすっきりさせてみて下さいね。

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