子供がスマホを持つメリットデメリットと設けるべきルール6つ

子供にいつからスマホを持たせるべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
最近では幼い頃からスマホを持つ子供も増えていますが、やはり「子供にスマホを与えるのは不安…」という方も多いはず。
そこで今回は、子供がスマホを持つメリット・デメリットや、スマホと上手に付き合うためのルールについてご紹介します。

そもそも子供にスマホは必要?


子供がスマホを持ち始めるのはいつから?
子供にスマホをいつからもたせ始めるのがいいのか悩んでいる方は多いですよね。
子供にスマホを持たせるタイミングで多いのは、

  • 小学校高学年
  • 中学校入学時
  • 高校入学時

の3つの時期のようです。
小学校高学年ではおよそ30%、中学生はおよそ60%、高校生ともなると95%以上の子供がスマホを持っているんだとか。

小学生でもおよそ3割の子供がスマホを持っているというのは驚きですよね!
小学生のうちからスマホを持たせているのは、防犯上の観点や家族とスムーズに連絡が取れるようにという目的の方が多いようです。
それに対して中学生や高校生では、家族だけでなく友達との連絡用や娯楽・勉強などを目的としてスマホを与えることが多くなります。
中学生や高校生になると、子供自身が自分の行動にある程度の責任を持てるようになり、友達同士の関わりも深くなっていくので、スマホがないと不便に感じることも出てくるようです。

周りの友達がみんな持っていると疎外感を感じてしまうことも

スマホを子供に持たせ始める時期は家庭によってさまざまですが、周りの友達がほとんど全員スマホを持っている場合、自分だけが持っていないと疎外感を感じてしまうこともあるようです。

スマホの所持率が上がる中学生や高校生では、友達同士の話題もスマホ関連のことになりがちです。
スマホゲームのことや新しいアプリのことなど、他の友達がスマホの話題で盛り上がっているときに話に入りにくく感じてしまうでしょう。
また、スマホを持っていないと、LINEなどで手軽に連絡を取り合うことができません。
仲のいい友達同士のグループラインに自分だけ入れなかったりすることで、話題についていけなくなる可能性もあります。

子供自身もスマホを持っていないことに引け目を感じてしまい、思うように友達関係が築けないということにもなりがちです。
周囲の友達がみんなスマホを持っている場合には子供にもスマホが必要だと言えるのではないでしょうか。

子供にスマホを持たせるメリット


1:子供がどこにいても連絡が取れる
子供にスマホを持たせることで、子供がどこにいても連絡が取れるというメリットがあります。
子供が外出中で帰りが遅いときや子供のことが心配になったときに、スマホを持っていると連絡が取りやすくなります。
子供が習い事の最中などで電話に出られない状況でも、LINEなどでメッセージを残しておくと手軽に伝言が伝えられるでしょう。
送り迎えが必要なときなどに、子供が両親に連絡しやすくなるのも利点です。
スマホを持っていると危険な状況で助けを呼びたいときや災害時の連絡などにも使用できるので、緊急の際にも便利になります。

また、子供が反抗期や思春期に入ると、家庭内での会話は減ってしまいがちになります。
中学生や高校生になると部活や塾などで帰りが遅くなり、必然的に家族で過ごす時間が減ってしまうのに加えて、子供が親と話したがらなくなる場合も多いからです。
しかし、子供にスマホを持たせることで、LINEなどを使って気軽に会話をすることができるでしょう。
家族でグループラインを作っている家庭も多く、家族内の連絡がスムーズにいきやすくなります。

2:位置情報が把握できる
子供にスマホを持たせておくと、GPSを利用して子供の位置情報が把握できます。
子供がどこに遊びに行ったのかわからないときや、連絡がつかなくて心配なとき、帰りが遅いときなどに子供がどこにいるのか確認できてとても便利です。

使用するアプリやサーピスによっては、子供が家に帰ると通知が来たり、子供のGPSの履歴を確認できる機能がついているものもあります。
子供が今どこにいるのかだけでなく、どこにいたのかも把握できるので、トラブルに巻き込まれる可能性を減らせそうですね。

3:友達とのコミュニケーションが取りやすい

スマホを持っていると、友達とのコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもあります。
周りの友達がスマホを持っている場合は、学校から帰ってからもLINEなどで連絡を取り合ったりすることで、友達との関係を深めやすくなるでしょう。
「宿題どこだった?」「明日の部活何時からだったけ?」などのわからないことがあっても、友達に聞いて簡単に解決することができます。

中学生や高校生になってスマホを持っている子供が増えると、仲のいい友達同士やクラスのメンバーでグループラインがあることも珍しくありません。
友達同士で学校が終わってからも連絡を取り合うことで、仲を深めているのです。
LINEを交換したことがきっかけで新しい友達ができるということもあるんですよ。

4:調べ物がしやすくなる
スマホはさまざまな調べ物に使えるので、わからないことや疑問に思ったことを手軽に調べられるというメリットもあります。
わからないことがあると自分で調べて解決しようとするので、知的好奇心を刺激できるでしょう。

また、中学生や高校生になるとどんどん勉強が難しくなりますが、スマホには勉強用のアプリも充実しています。
単語暗記用のアプリや英検対策などのさまざまなアプリがあるので、勉強のサポートにもなるでしょう。

5:インターネットに早くから触れて慣れられる
スマホを持たせることで、インターネットに早くから触れて慣れさせることができます。
今やインターネットが使えて当たり前の世の中なので、早くからネットの使い方を知っておくのは大切なことです。

いつでもインターネットに接続できるスマホを与えることで、ネットリテラシーについて教えるきっかけにもなるでしょう。
正しいインターネットの使い方を子供のうちから学んでおくことで、大きくなってからインターネットのトラブルに巻き込まれにくくなるのではないでしょうか。

子供にスマホを持たせるデメリット


1:勉強に支障が出ることがある
子供にスマホを持たせると、勉強面に支障が出ることがあります。
ゲームができて友達と連絡が取れてネットサーフィンもできる、そんなスマホは子供にとってとても魅力的なアイテムです。
そのため、スマホに夢中になりすぎて勉強がおろそかになってしまうことがあるのです。

また、勉強をしていてもスマホの通知が来るたびに気になって集中できなくなってしまったり、早くスマホで遊ぶために適当に宿題を終わらせてしまうことも考えられます。

2:健康面での影響の可能性も
スマホを子供が使いすぎると、健康面での影響がある可能性もあります。
スマホの画面を見続けることによる視力の低下や、寝る前にスマホを使うことで睡眠の質が低下してしまうなどの影響が出やすくなるのです。
また、スマホを使うことで姿勢が悪くなってしまいがちなのも問題です。
スマホを使いすぎることで腱鞘炎になったり、「スマホ指」と呼ばれる指の痛みや変形を引き起こしたりすることもあります。
他にも、イヤホンを使用して音楽を聴いたり動画を見たりすることで、難聴の原因になることもあるんだとか。

直接的な問題ではありませんが、スマホを使用しながら歩いたり、自転車に乗ったりしているときに起こる事故も最近多発しているようです。
スマホに夢中になりすぎて危険に気づかず、大きな事故につながってしまうケースもあるようなので注意したいですね。

3:スマホ依存症になる恐れがある

子供にスマホを持たせることで、スマホ依存症になってしまうことがあります。
スマホを使うのが楽しすぎて、適度な使用ができなくなってしまうのです。

子供が勉強はそっちのけでスマホばかり触るようになってしまったり、食事中や誰かと話している最中でもスマホを操作するようになったら要注意です。
スマホ依存になってしまうと、終始スマホのことばかり考えて生活に支障が出てしまうようになります。
普段の毎日を便利にしてくれるはずのスマホを中心に生活がまわってしまっては本末転倒ですよね。
子供がスマホ依存にならないようにするためにも、適切なルールを設定するのがおすすめです。

4:家族の会話が減る
子供にスマホを持たせるようになると、家族の会話が減ってしまうことがあります。
子供がスマホに夢中になってしまったり、連絡事項をスマホで伝えるようになることで、会話をする機会が減ってしまうからです。
また、スマホを持つ前までは疑問に思ったことを両親などに聞いて解決していた子供も、スマホを使って自分で調べられるようになると質問の頻度が下がることも考えられます。

スマホはとても便利ですが、子供に持たせる場合には家族間のコミュニケーションが減りすぎないように工夫したいところです。

5:トラブルに巻き込まれやすい

子供がスマホを持つようになると、トラブルに巻き込まれやすくなってしまうというデメリットもあります。
子供にスマホを持たせることによって、

    • SNS上のいじめ
    • 個人情報トラブル
    • 有害サイトへのアクセス

などのトラブルに巻き込まれてしまうことが考えられます。

SNS上のいじめでは、特定の人からの連絡をみんなで既読無視したり、SNSに悪口を書いたりといったことが起こりがちなようです。
LINEやtwitter・InstagramなどのSNSは、子供の第2の社会と言ってもいいほどのコミュニティです。
子供の行動を全て把握することはできなくても、友達の悪口を書き込まないなどの基本的なルールは設けておきたいですね。

また、子供はネットで安易に個人情報を晒してしまうことや、間違って有害サイトにアクセスしてしまうこともあります。
スマホでインターネットが使用できるということは、ネット上のトラブルに巻き込まれやすくなってしまうということでもある、ということを忘れないようにしましょう。

6:料金がかさむ
スマホを子供に持たせるようになると、家庭内のスマホの台数が増えるわけですから、もちろん利用料金が高くなります。
格安SIMでも数千円程度は月々の通信費が増えることになるでしょう。

また、子供のスマホの料金で気をつけたいのが課金です。
子供が知らないうちに有料アプリをダウンロードしていたり、ゲーム内で課金をしていた場合、請求金額がかなりの高額になってしまうこともあるようです。
スマホがあればネットショッピングなども手軽にできてしまうので、料金についてはスマホを持たせる前に必ず話し合っておきたいですね。

子供にスマホを持たせるときの注意点は?


子供にスマホを持たせる上での注意点には、

  • フィルタリングを設定する
  • 料金についてしっかり話す
  • スマホを上手に使用するためのルールを設ける

があります。

スマホを子供に持たせるということは、インターネットが手軽に利用できるようになるということです。
有害サイトから子供を守るためにも、適切なフィルタリングを設定しておくことをおすすめします。
また、料金やスマホの使い方に関しては明確なルールを設けるようにするのがいいでしょう。
子供にスマホを賢く使用してもらうためのルールについては、次の項でご紹介しますね。

子供にスマホを持たせるときのおすすめルール6つ


子供にスマホを上手に利用してもらうためにも、スマホに関するルールを決めておくのは大切なことです。
それでは、スマホ使用に具体的にどんなルールを設ければいいのかをご紹介しましょう。

1:決められた時間内で利用する
スマホの使いすぎを防ぐためにも、スマホを使用する時間を決めるようにするといいでしょう。
勉強や健康面への影響や、スマホ依存などは全てスマホの使いすぎが招くことです。
「スマホを使うのは○時〜○時の間」と決めてしまえば、スマホをいつまでもダラダラと使い続けてしまうのを防ぐことができます。
スマホの使用時間帯以外の時間に勉強をしたり家族で会話したりもできるので、メリハリがついておすすめです。

2:決められた場所で使う
スマホの使用場所を限定すると、子供がこっそりスマホを使用することを防ぐことができます。
例えば、「自分の部屋に持っていかないで家族のいるリビングで使用すること」というルールにしておくと、子供がスマホを使用している様子を見ることができるので安心です。
また、学校でスマホに夢中になってしまうことがないように「学校にはスマホを持っていかない」というルールを設定してもいいでしょう。

3:アプリなどのダウンロードは必ず親に相談する
子供が勝手に有料アプリをダウンロードしたり課金したりすることのないように、アプリや音楽をダウンロードする際には必ず親に相談させるようにするといいでしょう。
そうすることで、思いもしないような高額料金が請求されてしまう事態を防ぐことができます。

また、中学生や高校生でお小遣いを与えていたりバイトをしていて自分で自由に使えるお金がある場合には、「通常の利用料以外は自分で責任を持って支払うこと」というルールにしておくのもおすすめです。
自分のお金の使い道を考えることにも繋がり、お金の管理を学ぶことができます。

4:スマホ禁止の時間を作る

高校生など、ある程度成長した子供の場合は、スマホの使用時間を決めるのが難しい場合もあります。
そんな時には「食事のときにスマホを触らないこと」「話しかけられたときにはスマホをやめて話を聞くこと」というように、スマホ禁止の時間を作るのがおすすめです。

食事のときや人と話しているときにスマホを触らないというのは基本的なマナーです。
スマホを使用する上でのマナーを教えることで、上手にスマホを使えるようになるでしょう。
また、スマホ禁止の時間を作ることで、その時間内に家族で会話をしたりコミュニケーションをとることもできます。

5:ながらスマホは禁止
歩きながらや自転車に乗りながらスマホを操作する「ながらスマホ」を禁止するルールを設定しておくのがおすすめです。
「ながらスマホは禁止」と伝えるだけでなく、「ながらスマホで大きな事故を起こす人も多いから、危険回避のためにもしないでね」と理由もあわせて伝えておくと子供も納得してくれることでしょう。

6:個人情報をネットに載せない
SNSやインターネットを利用する上で、個人情報を載せないことはとても大切です。
連絡先をネットで知り合った人に教えないだけでなく、顔がはっきりとわかる写真や自宅周辺・学校付近の写真なども載せないようにするなど、ルールを伝えるときに親からしっかり教えておきましょう。

ルールを決めて賢くスマホと付き合おう!


いかがでしたか?今回は、子供がスマホを持つメリット・デメリットや、スマホと上手に付き合うためのルールについてご紹介しました。
子供にいつからスマホを持たせるかは各家庭の方針によってさまざまですが、小学生・中学生・高校生ともにまだまだ親の管理が必要な時期です。
スマホを持たせる場合には、しっかりとルールを決めて賢くスマホと付き合う方法を教えてあげてくださいね。

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