こだわり食パンin東京!行列の人気店5選と家で美味しく食べる方法

次々と新しいパン屋さんができて人気を呼んでいます。食パンは、平日の朝食、休日のランチにもぴったりの食べやすいパン。いつも食べ慣れている食パンも、たまにはお店にこだわって選んでみませんか?今回は、食パンがブームになっている理由、行列のできる東京で人気のパン屋・食パン専門店、美味しく保存してトーストする方法についてご紹介します。

今、食パン専門店がブーム!人気の秘密とは?

食パンは、一見シンプルで素朴な印象ですが、なぜ行列ができるほど人気となり専門店が増えているのでしょうか。その理由は、今までにない美味しさ、食べやすさ、香り豊かな風味が楽しめるからと言えます。

 

パサパサのパンからしっとりと甘い食パンへ

日本でパンが食べられるようになったのは、ヨーロッパの食文化が伝わったのがきっかけ。ヨーロッパでは小麦粉に塩、水だけでパンを作ることが多いです。そのため、パンも歯ごたえがあってしっかりとした食感があります。日本のパンもどちらかというと、パサパサした固めのパンが多くありました。特に食パンは耳が固く、お年寄りの人や子どもにとっては食べにくい物でした。一方、アメリカでは牛乳やバターも加えた甘くて柔らかいパンが主流。

アメリカの影響を受けて、日本でも次第にしっとりと甘く柔らかいパンが好まれるようになったのです。食パン専門店の食パンは、今までにない食パンの美味しさを上手く再現しています。どれもがしっとりと柔らかく、ほんのり甘さを感じられる食べやすいものばかり。もちろん耳まで美味しく食べることができます。

もともとのパサパサで固いイメージの食パンから、しっとりと甘い美味しい食パンに生まれ変わったのです。食パン専門店の食パンは、お年寄りの人でも食べやすいほど柔らかいものが多いです。小さな子どもでも食べやすいので、沢山食べてもらえるでしょう。

 

アレンジしやすく食べやすい

食パンは、パンの中でもアレンジが効きやすく食べやすいパン。そのまま食べるとふわふわで柔らかいパンの食感を楽しむことができます。トーストしたら、耳はカリカリでサクサクの食感を楽しむことができるでしょう。何もつけずにシンプルに食べることができますし、ジャムをつけたりチーズをトッピングしたりとアレンジがききます。

食パン1斤あれば、切り分けて家族みんなで食べられます。朝食や昼食も簡単に作れるメリットも魅力です。食パン専門店の食パンは特に、1斤が厚みがあってボリューム満点。1枚でも食べ応えがあるので、食べやすくてお腹も満たされる点も愛されている理由となっています。

 

香り高く豊かな風味を楽しめる

食パンは、見た目こそシンプルですがとても味わい深いパン。基本的な材料は小麦粉と塩、水、牛乳やバターなどです。場合によっては、生クリームや卵なども使われます。使われる食材は限られていますが、だからこそ繊細な香りや風味が楽しめるのです。食パン専門店の食パンは高級感を感じさせる作りのものばかり。実際に材料にもこだわっていて、メインの食材となる小麦粉やバターは高級なものを使っているところが多いです。無添加にこだわった食パンもあるので、使っている原料が気になる場合にもおすすめです。

 

東京で人気の食パン専門店5選

東京で人気のパン屋さんや食パン専門店は数多くあります。その中でも、特に人気の高いお店を5つご紹介します。今回ご紹介するお店は、「セントル ザベーカリー」「ビーバーブレッド」「ペストリーブティック」「PANYA ASHIYA TOKYO」「パン・デ・フィロゾフ」です。

 

「セントル ザベーカリー」

セントルザベーカリーは、3種類の食パンが人気の食パン専門店。輸入小麦を使用して作った「プルマン」と国産小麦を使用した「角食パン」、山の形が特徴的な「イギリスパン」の3種です。もっとも人気なのが、国産小麦を使った角食パン。角食パンは、ゆめちからという小麦を使っているのが特徴。ゆめちからは、グルテンを多く含んでいるため弾力がありもちもちした食感。トーストせずにそのまま食べるのがおすすめの食べ方です。

プルマンは、そのまま食べても焼いてもどちらの食べ方も楽しめる食パン。適度なサクサク感としっとりした食感が楽しめるでしょう。イギリスパンは、薄く切ってトーストして食べるのがおすすめの食べ方。カリカリでクリスピーな食感を楽しむことができるでしょう。イギリスパンに関しては、1日に1度しか提供されないので早めの時間帯を狙う必要があります。

イートインでは、食パンの食べ比べやトースト、食パンを使ったサンドイッチなども楽しむことができるのでテイクアウトだけでなくイートインもおすすめです。

【住所】東京都中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル 1F

【電話】03-3562-1016

【営業時間】10:00~19:00 日曜営業/無休

 

「ビーバーブレッド」


出典:Instagram

馬喰町で人気のパン屋さん。食パンだけでなく、あんパンやクリームパン、レーズンパンなどの菓子パンから明太フランスなど調理パンまでいろいろな種類のパンがそろうお店。日本らしいテイストのパンだけでなく、バゲットやカンパーニュなどフランスやドイツのパンもあります。気軽に食べられるパン、ヨーロッパ風の本格的なパンが食べたい人におすすめです。

食パン「パン・ド・ミ」は、国産小麦を使っているのでもっちりした食感が魅力。購入から3日後まで、美味しさが続くと話題です。食パンは1斤買えばすぐに食べきるのが難しくなります。2日3日かけて食べきる人が多いですが、時間が経つにつれて風味は損なわれてしまうもの。少しでも長く美味しさが続くように、あらかじめ計算された工夫があるのです。基本的には、購入後そのまま食べるのがおすすめの食べ方。購入して翌日以降に食べる場合は、少し厚めにカットして軽くトーストして食べると良いでしょう。

【住所】東京都中央区東日本橋3-4-3 1F

【電話】03-6661-7145

【営業時間】8:00~18:00 日曜営業/月曜・火曜不定休

 

「フィオレンティーナ ペストリーブティック」


出典:グランドハイアット東京

グランドハイアットのパン屋さんです。食パン「パンドミ」は、ふっくらした柔らかい食感でほんのり甘さがあるのが魅力。卵と生クリームが使われているので、なめらかで甘めの美味しい食パンとなっています。4枚と6枚タイプがあるので、分厚くて食べ応えのある食パンが食べたい人は4枚タイプを、適度な厚さの食パンを楽しみたい人は6枚タイプを選びましょう。

賞味期限は翌日までとなっているので、美味しいうちに早めに食べきりたいですね。そのまま食べても、軽くトーストして食べても美味しい食パンとなっています。食パン以外には、クロワッサンやバゲット、デニッシュなどの本格パンも人気。また、あんぱんやカレーパン、メロンパンなど日本らしいパンまで種類豊富で楽しめます。高級ホテルのパンで優雅な食事がしたい人におすすめです。

【住所】東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 東京 2F

【電話】03-5322-1234

【営業時間】11:00~19:00 日曜営業/無休

 

「PANYA ASHIYA TOKYO」


出典:Instagram

完全無添加が売りの食パンが人気。厳選した小麦粉を使い、低温で長時間焼き上げているので香ばしい風味が楽しめます。商品は、「SELECT(セレクト)」と「PREMIUM(プレミアム)」の2種類。セレクトの方は、食感を重視して作られた食パンなので、そのまま食べるとすぐに口の中で溶けてしまうような柔らかさがあります。軽くトーストすると、ほんのり甘さが出るところも魅力です。

プレミアムの方は、バターのまろやかさと甘さが魅力の食パン。口の中に広がる香りを楽しみたい人におすすめです。その日の気分に合わせながら、セレクトとプレミアムの良さを味わいたいですね。

【住所】東京都世田谷区駒沢4-11-12 パークハウス 1F

【電話】03-6450-7173

【営業時間】10:00~18:00 日曜営業/水曜日定休

 

「パン・デ・フィロゾフ」


出典:Instagram

食事に合わせて食べるようなハード系のパンが中心となったパン屋さん。ワインの風味が楽しめる天然酵母のパン、バゲット、クロワッサンなど本格的なパンが勢ぞろい。食パンは、「ASAMA山食パン」というパンドミがあります。イギリスパンのように、トップが丸い山の形をした食パンです。

パンに使うのは珍しい、うどん用の小麦粉を使っています。自家製酵母で作り上げたパンは、むちむちとした弾力が美味しさの秘密です。はちみつ入りなのでほんのりと甘く、香り高い食パンとなっています。

【住所】東京都新宿区東五軒町1-8

【電話】03-6874-5808

【営業時間】10:00~19:00 日曜営業/月曜定休(たまに火曜日)

 

食パンを自宅で美味しく保存する方法


出典:Instagram

食パンは購入後にそのまま食べるのが一番。焼きたての食パンであれば、ふんわりと柔らかくそのままでも十分美味しいからです。購入後にすぐに食べる機会がない場合は、翌日から2日程度であれば常温保存で良いでしょう。常温保存する際は、直射日光が当たらず湿気も多くない涼しいところに保存します。

冷蔵庫での保存は避けましょう。冷蔵庫の温度は0度くらいです。あまりにも低温の場所に置いておくと、パンに含まれるでんぷんが劣化して風味が損なわれてしまいます。また、乾燥が進んでパサパサになってしまうので冷蔵庫では保存しないようにしましょう。

3日以上経っても食べきれない場合は、冷凍保存したほうが良いです。食パンは湿気と乾燥に弱いので、湿気が多いとカビが発生してしまいますし、乾燥すればパサパサの食感になってしまいます。

 

冷凍してしまったほうが劣化を防ぎ、美味しさを維持できるので食べきれない時は冷凍しましょう。冷凍する際は、切り分けた食パンをそのまま冷凍するのではなく個別に冷凍します。食べやすいように1枚ずつ切り分け、ラップに包んでフリーザーパックかタッパーに入れて冷凍しましょう。解凍する時は、凍ったままの状態でトーストすると良いです。

冷凍する時にはすでにパンの中に含まれる水分が減り、乾燥しやすくなっています。自然解凍をすることで、さらに水分が蒸発して乾燥が進んでしまうのです。そのため、解凍せずにそのままトーストしましょう。冷凍庫から出したら、あらかじめ予熱で温めて置いたトースターに入れて焼きます。もしくは、両面に焼き色が付くまでフライパンで焼くと良いでしょう。

どうしても食パンのパサつきが気になる場合は、そのまま焼いて食べるのではなくフレンチトーストにして食べるのもおすすめです。フレンチトーストは、牛乳に卵や砂糖を加えて焼き上げたもの。牛乳に浸すことでパサつく食感をカバーすることができます。上手く冷凍できずに風味が変わってしまった場合にも良いでしょう。

 

食パンを自宅で上手にトーストする方法

トースターにも、とびらがあるオープン式のものと食パンを差し込むだけのポップアップ式のものがあります。今回は、オープン式のトースターを使ってトーストする方法のご紹介です。美味しいトーストにするには、トースターの温度と時間に気を付ける必要があります。トースターは温まるまでに時間がかかるので、事前に予熱をしておくことが大切。食パンを入れたらサクッと焼きあがるようにする必要があるのです。

予熱は3分ほど強めで温め、温まったら食パンを1枚入れて3分焼きます。オープン式のトースターは、奥が火力が強く手前が火力が弱いので厚みがある方を奥に向けて入れましょう。焼きあがったら、バターを塗れば完成です。

トースターがない場合は、フライパンを使ってトーストにすることもできます。フライパンの中にクッキングシートを敷き、中火で焼き上げましょう。焼く前に、両面にバターを塗っておくと香ばしくなるのでおすすめです。こんがりキツネ色に焼き色がついたら、ひっくり返して反対側も焼きます。

 

美味しい食パンをもっと身近に楽しもう

今回は、パン屋さん・食パン専門店で人気のお店について5つご紹介しました。どのお店の食パンも、それぞれの魅力があってどれから試そうか迷ってしまう商品ばかりです。いつも簡単に済ませている朝食や昼食も、たまには優雅に過ごしてみませんか?食パン専門店の食パンなら、美味しくて食べ応えがあるのでお腹も心も満たされますよ。簡単で楽な美味しい食事を楽しみましょう。

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