【簡単お手軽】保育園用のお弁当を作るコツ~1歳から2歳児向け~

仕事や家事の都合で子供を保育園に預けることになったけど、1歳から2歳児向けのお弁当どんなものを入れたらいいのか困っていませんか?
認可保育園などで給食があるところでは心配ありませんが、認可外の保育園は給食がなく、お弁当を持参しなければいけないのが一般的です。
また、認可保育園であっても遠足やお弁当持参の日など、どうしても作る必要がある日もあります。
そんなに時間は掛けられないけど子供が喜ぶお弁当を作りたいとお弁当作りに困っているママに特に1歳児から2歳児のお弁当を作るコツを紹介します。

1歳児から2歳児のお弁当作りのポイント

その1 普段食べている量がちょうどいい

正確にいえば、普段食べている量よりも少なめぐらいがベストな量であることがいえるでしょう。
多すぎると、1歳児や2歳児といった小さなお子さんは食欲を無くしてしまいます。
これは、大人にもいえることで、自分が食べられない量のご飯やおかずか並んでいるとちょっといやかなり食べる気力を無くしてしまいますよね。
遠足だからといって無理はせずに普段通りの量でお弁当を作ってあげると残さずに食べてくれます。完食できたとうい達成感を感じることもできます。
大きければ、その分豪華にみえるかもしれませんが、食べきれないと子供が残してしまいますと具材がもったいいなく、せっかく作ったのにとイライラしてしまい子供をしかってしまうことにも繋がります。
このような事を防ぐためにもお弁当の量は子供が食べきれる範囲がベストと言えるでしょう。

その2 子供が好きな物を入れる

栄養のバランスが悪い、健康に悪いからといって子供が嫌いな物を入れてはいませんか。昔からの食育の基本として、子供には野菜を、栄養のバランスを考えてというものがあります。それは確かに正しいといえば、正しいですが、子供に大きなストレスを感じさせてしまいます。
1歳児、2歳児にとっては嫌いな食べ物を口にするということは、大人が考えるよりはるかに大きなストレスを感じてしまっています。
ストレスなく、子供に美味しいお弁当を食べてほしいのであれば、子供のお弁当は好きな食べ物を積めるようにしましょう。
もちろん栄養のバランスが大切ですので、子供の好きなおかずにおにぎり、子供の好きな野菜といった作りが理想的です。

その3 具材は子供が食べやすい大きさに切る

大きすぎると、食べるのに時間がかかってしまったりまた子供が食べるのに飽きてしまってお弁当を残してしまったり、最悪の場合喉を詰まらせてしまうリスクが考えられますので、お弁当に入れる具材につきましては、子供が食べやすい大きさにしましょう。
市販の小さめ肉団子のような(最大でも2センチぐらい)を目安に具材を切っていきます。
トマトなどの丸い具材は滑りやすいため、半分に切って1歳児や2歳児がフォークやスプーンで取りやすいように工夫しましょう。
これは頑張って具材を取ったのにまたお弁当箱に戻ってしまっては食べるのに時間がかかってしまいます。食事の時間に他の子供が食べ終わってるのに、自分だけまだ食べている状態は小さい子どもからしたら過大なストレスとなりますので、具材はなるべく取りやすいものをお弁当に詰めましょう。

忙しい朝でも簡単に作れるおすすめレシピ

おからのふんわりチキンナゲット

食物繊維たっぷりで栄養価の高いおからを子供たちの大好きなチキンナゲットにしたものです。玉ねぎの甘みがとてもよくふんわり仕上がります。手づかみでも子供の年齢に合わせて大きさを変えられたり、色々な野菜も小さくして混ぜ込めるので、とても重宝する一品です。

ふわふわ豆腐ハンバーグ

レンジだけでできる冷めてもふわふわな簡単豆腐ハンバーグです。めんつゆの代わりにチーズを入れたりと味付けを少し変えるだけで、様々なアレンジが可能です。成形はヘラやスプーンで手も汚れません。

小松菜のじゃこ炒め、お弁当やおにぎりにも
そのままではなかなか食べてくれない葉物野菜、じゃこと炒めて混ぜればカルシウムも摂れて一石二鳥、ご飯に混ぜておにぎりに、これならきっとパクパク食べてくれるはず!作り置きもできる便利な常備菜の一つです。

ブロッコリーとミニトマトのチーズ焼き

子供が大好きなケチャップ味、前日にブロッコリーを茹でておけば後はのせてトースターで焼くだけ、トマトの皮の湯剥きをすれば、幼い子供でも一層食べやすくなります。

豆腐でふんわり野菜たっぷりお好み焼き

野菜嫌いな子供にぴったりのメニューの一つ。野菜や豆腐を入れて混ぜて焼くだけ、鰹節も混ぜ込めるのでカルシウムも摂れ、具材に細かく切ったお肉やひき肉を入れてもおいしさアップです。

手作りソーセージ 

お弁当にぴったりなソーセージ、でも塩分や添加物など気になる方は多いはず!それなら、簡単にできるソーセージを作ってみましょう。混ぜた具材をラップに包んでレンジでチンするだけ、冷凍保存もできます。

ボロボロこぼれにくいミニサンドイッチ

パンの端を指や箸でまな板に押し付けることで、ボロボロこぼれて食べにくいサンドイッチも1歳児でもお弁当にトライできます。サンドイッチの具は、ここのレシピ以外にカボチャを潰したものを入れたりチーズなど色々試してみてください。

ニンジンとチーズとご飯のおやき

野菜もご飯も一緒に食べられるおやき、大きさを変えて一口サイズにしてフォークでも手づかみでも食べやすく、焼いてから冷凍保存しておけば使いたい時にチンしてすぐにお弁当に入れられます。栄養価の高いおやつにもどうぞ!

かぼちゃのおやき(チーズ入り)

包丁いらずで簡単!美味しくかぼちゃの甘みが子供たちに大人気のおかずです。離乳食期から手づかみでも食べやすいおかずです。

さつまいもとリンゴの重ね煮

砂糖は少なめですがリンゴの甘みでさつまいもが一層甘く美味しくなります。お砂糖の代わりにレーズンを入れると自然な甘みで大好きなおかずにも、栄養バランスの取れたおやつにもなります。

もりもり野菜のカップケークサレ

お好みの野菜をレンジで加熱してホットケーキミックスに混ぜてオーブンで焼きます。カラフルな野菜を入れて美味しくて見た目にも可愛いケークサクレ。紙コップで作るのでお弁当だけじゃなくホームパーティにもおすすめです。

ウインナーの飾り切り

少し手を加えるだけでお弁当がとっても可愛くなるウインナーの飾り切りです。切り口をアレンジするだけで様々な姿を見せてくれます。
今まで作ったことのない飾り切りにトライしてみませんか?

 

お弁当作りの際に気を付けること

その1 おかずは冷めてから詰める

お弁当作りに気を付けたい点について紹介させて頂きます。
最近の弁当箱は暖かいまま入れても大丈夫というイメージから、時間がないからと出来立てのおかずをあつあつのまま入れてはいないでしょうか。
温かいままふたをすると食品が腐る原因となる細菌が元気に繁殖する10℃~60℃の範囲で保温されることになり食中毒を引き起こしてしまうこともあります。
これを予防するためにもおかずは完全に冷めきってから詰め込むようにしましょう。
また、食中毒を予防するアイテムとして菌の増殖を抑えてくれる役割がある酢や梅干し、カレー粉を使用したり、お弁当箱やふた裏にキッチンペーパーなどで「酢」を塗っておくのも効果的です。この時に塗りすぎると酢で弁当箱が臭くなってしまうので適量にするのがポイントです。
その他にも、抗菌シートや保冷剤を使う効果的な方法もあります。

その2 時間がかかるのであれば前日の夜から準備する

朝は出勤準備もありなにかと忙しいものです。予定通りに料理が捗らなかったり、バタバタして弁当を作っていると忘れ物をしてしまうなど、お仕事をされている方は出勤前からストレスがたまってしまうなどよいことがありません。
比較的簡単に調理できる冷凍食品など以外のおかずは比較的時間が持てる前日の夜に作っておくと朝バタバタしなくてもお弁当ができるものです。
また前日の夜が休日の場合はお父さんにも手伝ってもらうと家族の良いコミュニケーションの場になるかもしれませんね。

その3 晩御飯などの残りを有効活用する

朝、昼、晩 毎回きちんと台所に立つのは意外と大変だと感じている女性も多いのではないでしょうか。

お弁当作りのテクニックとして上手く晩御飯のおかずを弁当に詰め込むという方法が多く活用されています。
ほうれん草のおひたし、ハンバーグなどは調理した次の日になると味が染み込んでいて意外と美味しくなるものもあります。
ちなみに子供だけではなく旦那さんやもちろん自分のお弁当にも活用できる方法と言えます。
注意して欲しいことは、火が通ってなく傷みやすいものなどはある程度時間を加味して入れるようにしましょう。
また一部の揚げ物系は、油が他のおかずに染み込んでしまいますので、カップなどに入れて仕切りを作るかまたは、別容器に入れることをおすすめいたします。

その4 電子レンジで調理可能な冷凍食品も有効活用する

レシピのコーナーでもご紹介させていただきましたが、市販の冷凍食品も有効活用してお弁当作りを進めると早くお弁当作りを済ませることができます。
1つのおかず作るのにだいたい数十分かかってしまいますが、冷凍食品だと電子レンジ等で手間を掛けずに数分で出来てしまいます。
昔はおかずの一品に入れる位の存在しかありませんでしたが、最近ではスーパーで販売している冷凍食品以外にもコンビニエンスストアのプライベートブランドで発売しているものもあり、味や食材などの素材にこだわったラインナップが充実してきています。そしてメインになる豪華なおかずや、ご飯ものなども豊富で、選ぶのに迷うほどで従来の冷凍食品のイメージを覆すほどの美味しい食べ物も多々あります。
また値段も数百円でそこまで高くなく、普通に作る際の食材や手間を考慮してもとてもコストパフォーマンスが優秀です。

お弁当作りにおすすめのアイテム3選

1選目 型抜き

にんじんや大根などの野菜を切り抜きするときや、おにぎり用ののりを可愛く切り抜きするときに活躍するのが「型抜き」です。
ハート型とか、星型とか。顔文字型とか。現代ではさまざまな型抜きがあります。
注意が必要なのはのりを切顔文字型で切り取る場合です。基本的に気を張らないと行けない作業ですが特に苦戦してしまうのが口の部分です。ゆっくりと剥がさないと口の部分が途切れてしまいますので、口の部分をパーツから剥がす際は、丁寧に剥がしながら、おにぎりにデコレーションをしていきましょう。

2選目 カップ

カップはおかずを小分けにするのに便利なアイテムです。
昔はシルバーのアルミ素材のイメージがありましたが、最近はカラフルでかわいいデザインも豊富となっています。かわいいカップにおしゃれなピックを飾り付けるとまるで、絵本に出てくるお弁当になります。また利点として電子レンジやオーブンに対応しているものも多くあります。
3選目 ミニバサミ

このミニバサミはたこさんカニさんウインナーを作る際に使用すると大変便利なアイテムです。
大きいハサミだと切りすぎたりしてなかなかかわいいウインターが製作できなくて困っている方はミニバサミ活用すると良いです。
衛生面が心配な方は抗菌コートされたものをチョイスすると良いでしょう。

可愛らしいお弁当が作れるのも貴重な時間


作り慣れた大人用のお弁当は作りとは異なり保育園児用の弁当は誰しもが初めてで最初は慣れない部分が多いと思います。残さず食べてくれるか心配だったり、他の家庭のこだわりはどうだろうと気になったりするものです。また何よりも、お母さんが朝きちんと時間までに準備できるかという不安もあるでしょう。
新年度で入園したてのころは、送り迎えだけでも一苦労で朝ご飯の準備や身支度だけでも大忙しです。子供の成長が喜ばしい反面、新たな生活のスタートに気苦労も多く、更にそこに加わる「お弁当作り」でいっぱいいっぱいになるお母さんも多々います。そんなお母さんの為に本記事では1歳児ならびに2歳児に向けたお弁当作りについて紹介させていただきました。
毎日のお弁当作りは簡単ではありませんが、可愛らしいお弁当を作れるのも子供が小さい時だけです。それを逆に貴重な時間と捉えて、子供の笑顔が見られるお弁当作りをして行きたいものですね。

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