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酒粕は美容・健康に良い?効率的に摂取するコツとアレンジレシピ紹介

健康・美容ブームの中、注目されているのが酒粕です。
寒い時期に欠かせない甘酒を作る主原料となり、毎年お世話になっている人も多いでしょう。
しかし、どうやって作っているのかどんな効果が望めるのか分からない人もいるはずです。

今回は「酒粕の持つ効果・効率的に摂取する為のコツ・レシピ」等を紹介していきましょう。

酒粕って何?

甘酒や漬物の原料になる

酒粕は、清酒を作る工程で出る搾りかすのことです。
お酒を飲むと体温が上昇してくるのと同様に、酒粕も体がポカポカしてきます。
搾りかすと言っても、数多く体に必要な栄養素を含んでいて積極的に摂り入れたい食材なのです。

甘酒だけでなく漬物に入れるとコクが出て味わいが広がるということで古くから使われています。

使い方が分からない人が多い

酒粕は日本酒を作る工程で出るカスであり、産業廃棄物として処理されることが多いのが酒粕です。
本来捨てている物を販売していることもあって、若者を中心に使い方を知らない人が多いのが現状になります。

とは言っても多くの栄養素を含んでいる為、普段の食生活の中に積極的に摂り入れたいですね。

酒粕には4つの種類がある!

酒粕は大きく分けると4つの種類に分類されます。
「板粕」「バラ粕」「踏み込み粕」「吟醸(ぎんじょう)粕」です。
それぞれ製造工程が違い、異なる味や舌ざわりを堪能することが出来るでしょう。
初めて酒粕を食べる人は、まずこの4つの酒粕を試してみる必要があります。
その中から自分の舌に合うタイプを選んでみましょう。

好みの酒粕を選んで食べてみたら、体の芯からポカポカして寒い冬もきっと乗り切れるはずです。

板粕

板粕は、清酒を作る工程で絞った粕が板状になった物です。
スーパー等でよく見られるタイプで、冬場になると店頭で売られていることが多い為、すぐに手に入れることが出来るでしょう。
手軽にゲット出来るという点からも、レシピ本やレシピサイトで使う酒粕は板粕を使う場合が多いようです。

ではなぜ板状にする必要があるのか、気になるところでしょう。

板粕は、製造工程で使う絞り機によって板状になるのです。
日本酒は米を発酵させて「もろみ」を作り、これを絞って酒と酒粕に分離されます。
しぼるのに使われる機械は「ヤブタ」と呼ばれ、しっかり清酒を取り出す為に圧縮されることで板状の酒粕が誕生するのです。

バラ粕

板状になっている酒粕を「板粕」と言うのに対し、バラバラにほぐされている物を「バラ粕」と呼びます。
通常の板粕は正方形の板のようにキレイな形をしていますが、中には形が崩れてしまっている物もあるでしょう。
そういった規格外で板粕として売れないタイプを、まとめて安く販売するのです。

又「袋しぼり」と呼ばれる袋の中にもろみを詰めてしぼり出すスタイルもあり、この時に出てくる酒粕は形がいびつでバラ粕に分類されます。

踏み込み粕

酒粕は体をポカポカにしてくれる働きが期待できる為、冬場に出荷されることがほとんどです。
しかし、踏み込み粕は夏に出荷されます。
板粕を樽に入れて足で踏み込むことで完成する酒粕のことです。

足でしっかり踏み込むことで熟成度は高まり、味も色も濃厚になります。

吟醸(ぎんじょう)粕

吟醸(ぎんじょう)粕は「袋吊り」と言う圧力をかけないしぼり方法で作られた酒粕です。
踏み込み粕のようにしっかり圧力をかけることで一気に熟成させるのではなく、ゆっくりじっくり低温熟成させます。
その結果、旨味と香りが一気に高まり、酒のおいしさを惹き立ててくれるのです。

4つのタイプはそれぞれ違いがあり、自分の好きなテイストや香りで選んでみましょう。

酒粕に秘められた体の内側からみなぎる健康パワー

酒粕は健康に良いと言われています。
そう言われる理由は数多くの体に良い成分が入っているからでしょう。

酒粕には多くの栄養素が入っている

酒粕に入っている主な成分は下記の通り。

  1. タンパク質 筋肉を作る
  2. 食物繊維 便秘解消
  3. ビタミンB1 疲労回復
  4. ビタミンB2 エネルギー変換
  5. ビタミンB5 善玉菌を増やす
  6. ビタミンB6 中性脂肪の低下
  7. 葉酸 妊娠に不可欠
    など

ビタミン類が多いのが嬉しいですね。

特に食物繊維は便秘解消効果が望め、体の中の便や毒素をしっかりと排出させることで体がクリーンになります。
基礎代謝が高まることで血行が良くなり、体全体に栄養物質が行き渡るのです。
その結果、多くの女性の悩みである肥満解消が期待できるでしょう。

又、善玉菌が増えることで腸内環境が良くなり、便秘しにくい体作りが目指せるのです。

酒粕には30代・40代女性に嬉しい美容効果も

30代・40代女性にとって肌トラブルは天敵です。
とは言っても育児や家事・仕事に追われる世代でもあり、なかなかスキンケアが出来ない人も多いでしょう。
そんな時に助っ人になってくれるのが「酒粕」なのです。

美白になりたい人必見

酒粕には「アルブチン」「コウジ酸」「フェルラ酸」と言った成分が含まれています。
シミの原因となる「メラニン」生成を抑える働きがあることで注目されている成分です。
つまり、酒粕を食べるとシミになりにくい美肌を目指せるかもしれませんね。

保湿効果でキメのある肌に

酒粕には「グルコシルセラミド」と呼ばれる成分が含まれており、元々私たちの肌に存在する成分です。
加齢とともに減少しつつあり、セラミドが少なくなると肌の潤いが減少してしわの原因になります。
積極的に酒粕を摂取することで、モチっとした肌質を目指せるでしょう。

その他にも食物繊維は体中の毒素を排出することで、肌荒れ予防が期待できるのです。

女子力アップ!酒粕パックのレシピ

酒粕は食べるだけでなく、化粧品としても重宝します。
最もポピュラーなアレンジ方法として、酒粕パックがおすすめでしょう。

酒粕パックの材料

  • 純米酒粕 100g
  • 精製水 100ml~150ml

純米酒粕を使う理由は、添加物等が含まれていないからです。
肌に直接塗るパックの為、肌が弱い人にとっては荒れるかもしれません
酸化防止剤等が含まれていない「純米酒粕」を選びましょう。

酒粕パックの作り方

材料が少ないこともあり、作り方は至って簡単です。
ボウルの中に純米酒粕と精製水を入れて伸ばしていきます。
通常パックのような硬さが出てくるまで調整しましょう。

顔だけでなく気になる箇所に塗って5~10分程度したら、ぬるま湯で洗い流します。
しっとりモッチリ肌を実感できるはずです。

効能アップ!酒粕を料理に使う4つのメリット

酒粕は主に料理で使うことが多いですが、効能を上げるメリットとして7つのポイントが挙げられます。

メリット①豊富な栄養素を含んでいる

酒粕を料理に使うメリットは、何と言っても豊富に含まれている栄養素でしょう。
料理として使うことで、体の中にしっかり栄養分が吸収されます。
例えばアミノ酸は白米の500倍も含まれており、体に必要な必須アミノ酸も入っていて積極的に摂りたい食材です。

メリット②食べやすくなる

固形状の酒粕は、そのまま食べるには少し勇気が必要でしょう。
過熱することで柔らかくなり、液体になればのど越しも良くなります。
温かい飲み物は、冬場の最強ドリンクになってくれること間違いありません。

メリット③コクと旨味が増える

普段の料理の中に発酵食品を入れるだけで、旨味とまろやかさが出てコクが広がります。
例えば、お味噌汁や豚汁等の汁物に少し入れるだけで、あっさり物足りない味に深みが出るのです。

メリット④続けやすくなる

毎日の健康と美容の為に豊富な栄養素を誇る酒粕ですが、日々続けることで効果を実感することが出来ます。
つまり、長く続けなければ意味がありません。
熱を加えて温かく柔らかくなった酒粕は食べやすくなることで、継続しやすいと言ったメリットも生まれるのです。

酒粕を効率的に摂取するためのポイント

酒粕は、熱して柔らかくして食材やパックとして使うことで効果が期待できます。
しかし、もっと効率よく摂取する為のコツが必要でしょう。

酒粕を食べる時のポイント

酒粕は、8~10%のアルコール分が含まれており、お酒が弱い人は気を付けなければいけません。
と言っても熱を通すことでアルコールの大部分は飛んでしまいます。
食べやすくなる半面、大量に摂取してしまいがちですがどんな食材でも適量がおすすめです。

継続が大事であり、少量を毎日続けることがポイントになります。

保存の仕方

酒粕は発酵食品であり、長期保存が出来ます。
と言っても常温で保管してしまうと品質が落ちる為、冷蔵庫保存が基本になります。
又、袋を開けてしまうと空気が入ってパサパサになります。
一度開けてしまった場合は、袋をしっかり密封させるか保存容器に入れて空気が入らないようにしましょう。

酒粕を使った基本の甘酒レシピ

酒粕を使った基本のレシピと言えば「甘酒」でしょう。
甘酒は麹から作る場合と酒粕から作る場合があり、酒粕の方が簡単に出来ます。
甘酒づくり初心者であれば、酒粕から作る方法がおすすめでしょう。

作ってみたことがない人でも簡単に出来る為、是非作ってみてくださいね。

酒粕を使った甘酒の材料

  • 酒粕 200g
  • 水 800cc
  • 砂糖 大さじ5~6
  • すりおろししょうが 少々
  • 塩 少々

材料自体みてもそんなに多くないのが分かります。
それでは、簡単レシピを見ていきましょう。

簡単甘酒の作り方

①酒粕を小さくちぎって鍋に入れる

酒粕は硬くてなかなか溶けないのが特徴です。
その為、早く鍋で溶かす意味でもちぎって熱を通すのが基本でしょう。
出来るだけ細かくちぎっておくのがポイントになります。

②水を加えて中火で加熱、沸騰してから砂糖・塩を入れる

熱を通してもなかなか溶けない酒粕は、熱しながらすりつぶすようにしていくと良いでしょう。
砂糖・塩を加えた後は弱火強でコトコトと煮込んでいきます。

③しっかり溶けたら火を止める

コトコト弱火で煮込んで酒粕の粒が無くなってきたら、火を止めましょう。
ダマがあるとのど越しが悪くなる為、しっかり溶かし込むことがポイントです。
鍋の周りが焦げ付かないように、弱火でコトコトかき混ぜながら溶かします。

④器に入れてすりおろししょうがを入れて完成

出典・Rakutenレシピ

しょうがは熱を通すと香りが無くなってしまいます。
出来るだけ食べる直前に入れるようにしましょう。
固形しょうがが無ければ、チューブタイプでも構いません。

酒粕をアレンジした健康&美容レシピ集

酒粕を使った料理は「甘酒」「粕汁」ですが、オーソドックスな料理はもう飽きた人にぴったりなのが「酒粕アレンジレシピ」です。
寒い冬の時期にぴったりの酒粕を使ったアレンジレシピ、楽しみですね。

酒粕アレンジレシピ①粕汁ミルクスープ

出典・クックパッド

定番の粕汁に牛乳がドッキングしました。
バターも入って洋風の粕汁の誕生です。

【材料】

  • 酒粕 100g
  • 味噌 大さじ1
  • コンソメ 小さじ1
  • 牛乳 200cc
  • 水 100cc
  • キャベツ 8分の1個
  • バター 小さじ1
  • パセリ 適量

それでは作り方を見ていきましょう。

【作り方】

①キャベツを適度な大きさに切る
キャベツは炒めると柔らかくなりますが、あまり大きすぎると食べづらい為、適度な大きさに切りましょう。

②鍋にバターをひいてキャベツを炒める
葉の部分は熱で焦げやすく、弱火で炒めていきます。
芯を入れる場合は、一度湯がいてから入れると葉と均等に熱が通っておいしくなるポイントです。

③水・牛乳・コンソメを入れて一煮立ちさせる
キャベツがしんなりしてきたら、水・牛乳・コンソメを入れてもう一度煮ます。
鍋から噴きこぼれないように注意しましょう。

④酒粕・味噌を入れて完成
最後に酒粕と味噌を溶かして、もう一度煮詰めると「粕汁ミルクスープ」の完成です。

酒粕アレンジレシピ②酒粕アレンジ塩ラーメン

出典・クックパッド

酒粕を入れるとコクが出ておいしくなると評判の酒粕ラーメンです。
最初はちょっと抵抗がある人も、やみつきになってしまうかもしれませんね。

【材料】

  • 塩ラーメン 1袋
  • しめじ 少し
  • きぬさや 7本
  • ゆで卵 1/2
  • 水 100cc
  • 酒粕 小さじ1
  • 白味噌 小さじ1

それでは作り方を見ていきましょう。

【作り方】

①インスタントラーメンを作る
まずインスタントラーメンをいつもの通りに作ります。
スープもしっかり入れておきましょう。
薄めが好きな人は後で粕汁を入れることも頭に入れて、スープの分量を調整してください。

②軽ゆでしたきぬさやとしめじを入れる
ラーメンの具材は何でもOKです。
冷蔵庫にある残り物を使うようにしましょう。

③酒粕・白味噌を入れる
酒粕と白味噌を溶きながら入れていきます。
あらかじめラーメンには味が付いている為、確認しながら少しずつ足していくことがおいしく作るポイントです。

酒粕で健康・美容効果を体感しよう

今回は「酒粕の健康・美容効果やアレンジレシピ」について紹介しました。
普通に使っていた酒粕が、4種類もあったことに驚いている人も多いでしょう。
それぞれ作る工程が違い、形状も異なります。

自分の健康や美容目的に合ったタイプを選ぶことが、効率的で失敗のない酒粕の摂り方ですね。
是非、普段の食生活の中に酒粕を取り入れてみましょう。

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