セルフで簡単!ジェルネイルをオフする方法とあると便利なグッズ

指先から楽しめるおしゃれと言えばあげられるのが「ネイル」。ジェルネイルはマニキュアと比べても持ちがよくメンテナンスが楽なのが魅力です。しかし、子供がまだ小さいと気軽にお店に行けない人も居るのではないでしょうか。また、自分でネイルオフできないか試してみて自爪を傷めてしまったことがある人も居ることでしょう。そこで今回は、セルフでも簡単に出来るジェルネイルオフの方法についてご紹介します。自爪を傷めることなく、自宅で簡単にネイルオフしましょう。

必要な道具をそろえよう

【必要な道具】

・ジェルネイルリムーバー

・コットン

・アルミホイル

・ネイルスティック(プッシャー、ウッドスティック、甘皮押しとも言う)

・ファイル(幅広の爪ヤスリ)

・爪磨き

・濡らしたタオル

・新聞紙やチラシ数枚

 

ジェルネイルリムーバーやコットン、アルミホイル、ネイルスティック、ファイル、爪磨きはいずれも100円ショップやドラッグストアで手に入れることができます。ファイルに関しては、爪の先だけに使うヤスリではなく爪全体に使えるような大きめのものが良いです。また、細かいものではなく粗いものを選びましょう。

ファイルには、グリッド数と呼ばれる数値があり数値が大きくなると目が細かいことを意味し、逆に数値が小さくなると目が粗いことを意味します。

 

目的によって選ぶ数値は違いますが、ジェルネイルをオフする場合は80Gのものを選ぶのが一般的です。濡らしたタオルや新聞紙・チラシなどは、あれば用意しましょう。

ファイルを使う時にカスが飛んで部屋を汚してしまうことがあります。これを防ぐために、テーブルの上で作業する場合は新聞紙やチラシなどを数枚敷いてから始めると良いです。汚れた時のために濡らしたタオルが1つあると良いでしょう。

 

また、ジェルネイルのリムーバーの主成分はアセトンになります。

アセトンは揮発性が高いので気化しやすいです。引火性がある成分なので、火気には十分気を付けてください。火をよく使うキッチンやストーブの近くでは使わないようにしましょう。こまめに換気をして作業をすると安心です。

ジェルネイルオフの方法

必要な道具を準備したら、さっそくジェルネイルオフに取り掛かりましょう。全体の流れとしては、ヤスリを使って表面のジェルを削り落とし細かい部分はリムーバーを使って落とすという形になります。綺麗になるまでこの工程を何度か繰り返すことで、ジェルを取り除いていきます。

 

1.ファイルで表面のジェルを削り落とす


爪全体にファイルを使ってジェルを削り落としていきます。爪の平らなところにはファイルを寝かせて削り、爪のフチにはファイルを立てるような感じで削っていきましょう。力を入れると爪が折れたり亀裂が入ってしまうので、力はあまり入れずに優しく削ることが大事です。
ここでできるだけジェルを落としておくと、この後の工程が楽になります。自爪がほんの少し見えてくるくらいまで削ったら、次のステップに移りましょう。

2.コットンをジェルネイルリムーバーに浸す

コットンは、あらかじめ爪先全体を覆うくらいの大きさにカットしておきます。カットしたコットンをアルミホイルの上に乗せ、ジェルネイルリムーバーを垂らしてたっぷり染み込ませましょう。アルミホイルの上に指を乗せ、爪の上にコットンを乗せたら指ごとアルミホイルで包みます。
リムーバーが爪に浸透するように密着させて包んだら、10分ほどそのまま置いておきます。10分後、アルミホイルとコットンを外してジェルが浮いていることを確認しましょう。

3.ネイルスティックでジェルを取り除く

ジェルが浮いたら、ネイルスティックを使って押しながら取り除きます。

ここでジェルが十分に落ちなければ、再度ファイルで削りリムーバーを浸して落としていきます。ジェルが完全に落ちるまで、何度か繰り返していきましょう。

 

4.爪磨きで整える

ジェルが完全に落ちたら、爪磨きを使って整えていきます。ファイルを使う時のように、平らな部分は寝かせて使い、フチの部分は立てて全体的に磨いていきます。リムーバーを使った後の爪は柔らかくなっているので、折れたり亀裂が入ったりしやすいので気を付けましょう。

 

5.爪に潤いを与える

ジェルをオフできたら、最後に爪に潤いを与えましょう。リムーバーを使うことで水分や油分が奪われてしまうので、乾燥しやすくなります。キューティクルオイルやネイル用クリームがあれば使いましょう。

なければ、ハンドクリームでも良いので爪全体をマッサージするようにたっぷりとぬりましょう。指1本1本を丁寧にケアしたら完了です。

気を付けたい注意点

やってしまいがちな注意点もあるのでチェックしましょう。

 

1.浮いてきたネイルをそのまま剥がす

ジェルネイルは大体3週間から4週間ほど持ちます。水仕事をするか、指先を使った仕事をするかによっても寿命は変わってきますが、寿命が近づくとジェル部分が爪から離れて浮いてきます。少しずつ隙間が広がり浮いてきますが、この時に無理やり剥がしてはいけません。

無理やり剥がすと、自爪の表面も一緒に剥がれてしまい爪が傷む原因になるからです。剥がした後の爪は、表面がでこぼこして白っぽくなり見た目的にもマイナスになってしまいます。ジェルが浮いてきて気になるようになったら、そのタイミングでネイルオフするほうが良いでしょう。

 

2.除光液で落とす

一般的には除光液はマニキュアを落とすためのもの。ジェルを落とすことはできず、無理に落とそうとすると爪を傷める原因になります。ジェルを落とすには、ジェル専用のリムーバーを使いましょう。もしくは、マニキュアもジェルも落とせるタイプのリムーバーを使うなどしてマニキュア専用の除光液は使わないようにしましょう。

もっと時短で簡単に!ジェルネイルオフの便利グッズ

必要な道具をそろえれば簡単にジェルネイルオフができる方法についてご紹介しましたが、沢山の道具をそろえる時間もない、もっと時短で簡単にオフしたい場合は便利グッズもあります。

Rooro(ローロ)のジェルリムーバーパックとダイソーのジェルネイルオフホイル、トレンディハウスのBWジェルネイルリムーバーキット、ネイルマシン プチトルS  petitor( ネイルドリル ネイルオフ)です。

 

Rooro(ローロ)のジェルリムーバーパック


出典:Instagram

ジェルネイルをオフする時に必要なリムーバーとコットン、アルミが一つになった一体型のパックです。沢山道具をそろえる必要がなく、使い方も爪先をパックするだけととっても簡単。使い捨てで使えるので便利なパックとなっています。持ち運びしやすい点もポイントです。

【使い方】

1.事前にファイルでできる限りジェルを削り落とします。

1.ジェルリムーバーパックの上部をハサミで切って開封します。

2.表面に貼ってあるシールをはがします。

3.シール面を下にして、爪の上にパックの中のコットンが当たるように指を入れます。

4.コットンに浸透しているリムーバーを爪先になじませるため、パックを密着させて両端を下に折り曲げます。

5.最短10分、最長で20分を目安に密着させたらパックから指を取り出しネイルスティックでジェルを落としていきます。

 

ネイルスティックで押して剥がせる部分は剥がしていきますが、それでも落ちない部分は再度ファイルを使って削り落とします。

部分的に落ちない部分があれば、再びパックを使って落としてみましょう。綺麗になったら、最後に爪磨きで軽く磨いて整えたら完了です。

主成分がアセトンで気化しやすいので、パックを開封したらすぐに使うようにしましょう。

 

ダイソーのジェルネイルオフホイル


出典:Instagram

こちらは、アルミホイルにコットンがセットされたもの。リムーバーはついてないので自分で用意する必要があります。アルミホイルやコットンを用意したり、爪のサイズに合わせて小さく切ってそろえる必要がないので便利です。

【使い方】

1.あらかじめファイルを使ってジェルを削って落としておきます。

2.開封してアルミホイル付きのコットンを取り出し、コットン部分にリムーバーを浸します。

3.コットンがリムーバーでひたひたになったら、爪の上に乗せてアルミホイルを指に密着させるように端を折りたたんでいきます。

4.15分そのまま放置したらアルミホイルを剥がします。

5.爪に残っているジェルをネイルスティックで優しく押し剥がしていきます。

 

ネイルスティックを使っても落ちないジェルがあれば、もう一度ファイルを使って削り落とします。自爪を傷つけない程度に削ったら、もう一度アルミホイル付きのコットンにリムーバーを浸し1回目と同じように爪の上に乗せて指先に巻いていきます。

15分経ったら取り外し、ジェルが綺麗に取れたら爪磨きで軽く整えて完成です。

 

トレンディハウス BWジェルネイルリムーバーキット

リムーバーとファイル、ネイルスティックがセットになったものです。必要最小限の道具がセットになっているので、これから道具をそろえようと思っている初心者の人におすすめ。

【使い方】

1.ファイルで表面のジェルを削り落とします。

2.コットンとアルミホイルを用意して、コットンにリムーバーを浸透させます。

3.リムーバーでひたひたになったコットンを爪の上に乗せ、その上からアルミホイルをかぶせて指先を覆います。

4.最短10分、最長で15分ほど置いたらアルミホイルを外します。

5.付属のネイルスティックで浮いてきたジェルを優しく押して落とします。

 

一度でジェルがきちんと取れなかった場合は、もう一度同じ工程を繰り返しましょう。残ったジェルにファイルをかけて削り落とし、コットンにリムーバーを浸して爪に乗せてアルミホイルで包みます。10分から15分したら取り出して最後は爪磨きで軽く整えましょう。

 

ネイルマシン プチトルS  petitor( ネイルドリル ネイルオフ)


出典:Instagram

電動ネイルマシンです。ジェルネイルオフ、ネイルケアができるマシンでUSB式なのでどこでも使えるのが魅力。ファイルで一生懸命ジェルを削らなくても、簡単に削ることができます。あまり手間や時間をかけずにジェルネイルオフしたい人に良いでしょう。

【使い方】

1.マシンで直接ジェルの表面を削っていきます。

2.全体的に削ったら、リムーバーとコットン、アルミホイルを用意してコットンをリムーバーで浸します。

3.コットンがひたひたになったら爪の上に乗せて、アルミホイルをかぶせて覆ったらジェルが浮き上がるまで10分から20分待ちます。

4.ジェルが浮いたら、ネイルスティックを使って押して細かいジェルも綺麗に落とします。

 

マシンを使うメリットは、なんといってもファイルを使って削り落とさなくて良いところです。時間をかけて削る必要がなく、マシンを軽く当てるだけで簡単にジェルを落とすことができます。ジェルの削り落としも防げるので、基本的には一度削ったらあとはリムーバーを使うだけで落とすことができます。

削り過ぎにだけは注意しましょう。マシンに使われているパーツは、先端が角ばったものがあります。角を使って削ると、ジェルだけでなく自爪まで傷つけてしまう可能性があります。なるべく角は使わないようにして、平らな面を当てて少しずつ削るようにしましょう。自爪が薄っすら見えてくるくらいになったら、あとは削るのは止めてリムーバーで落とすと良いです。

最後に爪のケアも忘れずに

ジェルを剥がすことで、少なからず爪にダメージがあります。また、リムーバーも爪に刺激となるのでジェルオフした後の爪はもろくなっています。水仕事をしたり、指先を使った作業をしたりすると簡単に爪が折れてしまうでしょう。

これを防ぐには、ベースコートを塗ると良いです。ベースコートは、マニキュアを塗る前にベースとして使うもの。爪表面のでこぼこを補正して綺麗に見せたり、色の持ちを良くしたりする目的で使われることが多いですが、爪に栄養を与え補強する役割もあります。

健康で丈夫な爪を維持するためにも、ジェルネイルオフの後はしばらくベースコートを使うと良いでしょう。時間を置いて、爪が元気になったらまたネイルを楽しむと良いですね。

ジェルネイルオフはお手軽セルフで

今回は、ジェルネイルオフの方法についてご紹介しました。子供がいるからお店に行く時間がない、できれば家で簡単に落としたい、という人は参考にしてください。

必要な道具を用意すれば、わざわざお店に行かなくてもセルフでジェルオフできます。落としたいと思った時に簡単に落として、もっと気軽なネイルライフを楽しみましょう。

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